2022年11月11日(金)より公開となった映画「すずめの戸締り」
こちらの作品中に懐かしい昭和ポップスが流れていると話題になっております。
閉じ師である草太(そうた)の友人であるちょっとツンデレの友人芹沢が運転しながら歌って聞いていた曲。
すずめが神戸でお世話になった二宮ルミのカラオケスナックで歌われていた曲。
また、スタッフロールにて確認できた曲についてまとめましたのでご覧ください。
これらについてどんな曲が流れていたのか?誰が歌っていた曲なのかをご紹介致します。
映画「すずめの戸締り」の中で流れていた昭和ポップスの曲は何?
映画「すずめの戸締り」の中で流れていた昭和ポップスについてなのですがこちらになります。
このように閉じ師「草太(そうた)」の友人である芹沢が運転する赤い車で流れていたものと、すずめが神戸でお世話になった二宮ルミのカラオケスナックで歌われていたものとなっております。
また、これ以外にも作中どこで使われたかはちょっとわからなかったのですが、スタッフロールにて確認できた曲がありますのでそちらも合わせてご紹介しようと思います。
ではそれぞれについて詳しくご紹介してきます。
草太(そうた)の友人芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について
新海誠監督の新作映画「すずめの戸締り」で草太(そうた)の友人である芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップスの曲はこちらになります。
ではそれそれについてご紹介してきます。
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ①ルージュの伝言
1975年に発売されたユーミンがまだ結婚前の荒井由実だったころの5枚目のシングルである「ルージュの伝言」
この曲はジブリアニメ「魔女の宅急便」のオープニングソングとしても使用されており、ちょうどそれが主人公のキキが旅立つ時に流れていた曲であります。
これをふまえてなのか「すずめの戸締り」の作中でも芹沢がやっぱ旅立ちの曲はこれだろ!と言って流しており、思わずニヤッとした人もいたかと思います。(僕はそうでした‥)
これまでにも柴咲コウさんを始め、多くのアーティストがカバーしたり、CMソングにも使われる名曲であります。
あのイントロが流れるだけでテンション上がりますよね。
ズンチャズンチャ♪
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ②SEWWT MEMORIES
1983年8月1日にリリースされた松田聖子さんの14枚目のシングル「ガラスの林檎」のB面に入っていた曲なのだが、サントリーCANビールのCMソングなりヒットして再販売された曲
2020年にもマクドナルドのごハンバーガーのCMに使われたり、桑田佳祐さんをはじめとする数多くのアーティストがカバーしてきた名曲であります。
2022年現在でもTiktokでも支持されており、幅広い世代から愛されております。
2番の英語歌詞のところがまたいいんですよね‥。
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ③夢の中へ
夢の中へは1973年に井上陽水さんがリリースした曲であります。
20万枚を売り上げるヒット曲となり、その後も桑田佳祐さんや槇原敬之さんらを始めとして数多くの人にカバーされている名曲
1998年にはテレビ東京系アニメ『彼氏彼女の事情』で榎本温子さんと鈴木千尋さんのデュエットバージョンも発売されております。
この曲は斉藤由貴さんのバージョンが印象強いかな~。
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ④卒業
卒業は、1985年に発売された斉藤由貴さんのデビューシングルであります。
卒業ソングの定番曲とも言われこれまでにも数々のアーティストにカバーされております。
この曲が発売された1985年には菊池桃子さん、尾崎豊さんが、倉沢淳美さんが「卒業」という名前の曲をリリースしており
歌番組のランキングに菊池桃子さんと斉藤由貴さんが同時にランクインしたこともあったそうです。
斉藤由貴さんの透明感のある歌声がまたいいんですよね。
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ⑤バレンタイン・キッス
こちらの曲は1986年に秋元康さんプロデュースの「おニャン子クラブ」の国生さゆりさんのソロ曲として秋元康さんの作詞で販売されバレンタインデーの定番曲となっております。
フジテレビ『月曜ドラマランド』エンディングテーマとなり、第1回 日本ゴールドディスク大賞 The Best Single of The Year を受賞し、これまでに数多くの方がカバーしております。
なかでも秋元康さんがプロデュースしていたAKB48の渡り廊下走り隊7がカバーしたことも話題となっておりました。
アニメ『テニスの王子様』のキャラクターソングとして、数十回に渡りキャラクター名義でカバーされてもおります。
バレンタインデーの時期になると結構聞きますよね~。
芹沢の赤い車で流れていた昭和ポップの曲について ⑥けんかをやめて
こちらの曲は1982年に河合奈保子さんがリリースした10枚目のシングルです。
山下達郎さんの奥様竹内まりあさんが作詞作曲を手掛けた曲であります。
本当は彼氏二人を天秤にかける三角関係の曲ですが
すずめの戸締りでは喧嘩しているすずめと環のところで流れて
思わずニヤッとしちゃいましたね。
ここまでが閉じ師「草太(そうた)」の友人である芹沢の赤い車で流れた昭和ポップスになります。
実はこの選曲は芹沢が環の世代だと思って選曲したものらしいのですが、どう見ても40歳ぐらいである環の世代よりは上の人たちの世代ですよね‥。
では次は二宮ルミのカラオケスナックで歌われていたものをご紹介しようと思います。
二宮ルミのカラオケスナックで歌われていた曲について
すずめが神戸に向かうときにバス停のバスが6時間ごと困っていたところを助けてくれた女性「二宮ルミ」
彼女の自宅はカラオケスナックでありました。
そこで流れていた曲を紹介しようと思うのですが、実はちょっと記憶が曖昧であります。
ではそれぞれについて詳しくご紹介していきます。
カラオケスナックで歌われていた曲について ①ギザギザハートの子守歌
ギザギザハートの子守歌は1984年に発売されたチェッカーズのデビュー曲です。
発売当初はヒットしなかったのですが、2曲目の「涙のリクエスト」が大ヒットし、この曲も引っ張られるように売れだしたそうです。
すずめの戸締りではすずめがカラオケスナックの店内に入った時におじさんが熱唱していましたね。
おー!って思いましたね~。
当時はなんかみんなチェッカーズのフミヤのような髪型してましたよね‥。
カラオケスナックで歌われていた曲について ②糸
この曲はカラオケスナックですずめがお皿を洗ったりグラスを探しているところで流れておりました。
「糸」は元来、1992年に天理教の4代真柱である中山善司の結婚さんを祝して作られた楽曲であります
2022年時点で40組以上のアーティストにカバーされている名曲であり、この曲をモチーフにした実写映画も公開されております。
カラオケスナックで歌われていた曲について ③男と女のラブゲーム
この曲は1986年に武田薬品の「タケダ胃腸薬21」のCMで、武田鉄矢と芦川よしみの2人の歌われたのが最初で、この時はサビしかありませんでした。
しかし、この時この曲への人気が殺到して急遽フルコーラス作られたという経緯があります。
この時レコード会社7社の競作となり、7組ものコンビで歌われることとなったが一番有名なのは日野美歌と葵司朗のものであります。
すずめの戸締りの作中でも二宮ルミさんとお客さんがデュエットしてましたね。
風潮ありましたよね。
しばらくはデュエットと言えばこの曲って
作中どこで流れていたのかわからなかった曲について
残りの曲なのですが、僕自身は映画での作中で流れていたのかはわかりませんでした。
スタッフロールには書かれていたので紹介していこうと思いますが、どこで流れていたのかわかり次第記事を訂正・追記しようと思います。
作中どこで流れていたのかわからなかった曲について ①銀河鉄道999
この曲、どうやら山陽新幹線のホームの音楽がこれらしく、すずめと草太(そうた)が東京に向かうときに乗った新幹線のホームで流れていたのだと思われます。
1979年にゴダイゴの11枚目のシングルとして発売された銀河鉄道999はアニメ「銀河鉄道999」のために作られた曲であります。
それが大ヒットし、何度もセルフカバーされたり、エグザイルをはじめとして多数のアーティストたちがカバーしております。
アニメと雰囲気ぴったりですし
何より英語部分がカッコいいんですよね。
この曲歌いたくて英語の勉強頑張りましたわ‥
作中どこで流れていたのかわからなかった曲について ②2億4千万の瞳
この曲は小説版では二宮ルミさんのカラオケスナックで歌われている描写はあるのですが、劇中で流れていたかどうかはわかりませんでした。
2億4千万の瞳は1984年に発売された郷ひろみさんの50枚目のシングルです。
って1984年で50枚!?
2022年時点で何枚のシングル出ているのか調べてみたのですが、1972年にデビューし芸歴45年102枚のシングルを出しているようです‥。
曲名の由来はこの曲が発売された当時の人口が1億2千万人で瞳が2億4千万にんだからこの曲名がつけられたそうです。
出会いは!おーっくせんまんの!って聞くたんびに燃えますね!
小説では見つめあう視線のレーザービームで夜空に恋模様を描き
という歌詞に対してすずめが「どういう恋!」とツッコミ入れております
作中どこで流れていたのかわからなかった曲について ③俺ら東京さ行くだ
この曲も小説版では二宮ルミさんのカラオケスナックで歌われている描写はあるのですが、劇中で流れていたかどうかはわかりませんでした。
俺ら東京さ行くだは1984年吉幾三さんが作詞・作曲して発売した曲です。
日本のラップ曲の元祖とも言われており、歌詞の「テレビもラジオも電話もガスも電気も無い」という部分に吉幾三の地元青森や各地の農村から「そこまで田舎じゃない!」とクレームが来たとか。
小説でも「オラこんな村ヤダ!東京さ行くだ、東京さ行ってベコ買うだ!
という歌詞に「どういう意味!」とすずめが突っ込んでおります。
『すずめの戸締り』で流れていた昭和ポップス曲についてまとめ
ここまで、2022年11月11日公開の新海誠監督の新作映画「すずめの戸締り」のスタッフロールにて確認できた昭和ポップスの曲についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
一部はどこで使われていたのかわからない曲もありましたが、もちろん世代の人たちにはどストライクだったのではと思います。
最近はTikTokでも昭和歌謡リバイバルブームという事で若い方にも刺さった曲があるかと思います。
なんだか選曲といい作品の世界観と言いジブリ作品を思わせる感じもありますが‥。
思わずニヤリとしてしまいましたね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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