2023年3月9日より開幕となる野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)
日本の初戦は中国となっております(2023年3月9日)
相手チームWBC中国代表のメンバーを見ていて気になったのですが出場メンバーの中に「真砂有介(まさごゆうすけ)」という名前が。
「あれ?この人日本人では?」「なんで中国代表なのに日本人がいるの?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
そこでここではWBCの代表となるための選出基準や、WBC中国代表に選出された「真砂有介(まさごゆうすけ)」さんとは何者なのか徹底調査しましたのでプロフィールや経歴についてご紹介致します。
・WBC中国代表に何故日本人がいるのか?
・WBC代表となるための選考基準について
・WBC中国代表「真砂有介」について
WBC中国代表に何故日本人がいるのか?
2023年3月9日から開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本の初戦の対戦相手である中国代表。
その代表選手の中にある「真砂有介」という名前。
真砂有介さんは日本の国籍を持っており日本で生まれ、日本で育った日本人であります。
それなのに何故中国代表としてWBCに出場しているのか。
その理由はWBCの代表選出の選出基準にあります。
ではその選出基準についてご紹介致します。
WBC代表となるための選出基準について
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の代表選出の選考基準はこちらとなります。
- その国の国籍を持っている
- その国の永住資格を持っている
- その国で生まれている
- その国の国籍または、パスポートの取得資格がある
- 過去WBC大会で、その国の出場枠に登録されたことがある
- 親のどちらかが、その国の国籍を持っている
- 親のどちらかが、その国で生まれている
「真砂有介」さんが満たしている基準は6と7になります。
真砂有介さんの両親は中華人民共和国出身で、真砂有介さんが生まれる前に日本へとやってきました。
ですから日本で生まれた真砂有介さんは日本国籍となります。
真砂有介さんには11歳年上のお兄様がいるのですが、お母様とお兄様は日本国籍をもっているのですが、お父様は中国国籍のままであったということです。
これが「真砂有介(まさごゆうすけ)」選手が中国代表に選ばれた理由となります。

こんな基準があったとは知りませんでしたね。
実は今回のWBCでは日本代表として選ばれている日系人であるラーズ・ヌートバー選手も同様の理由から日本代表として選出されております。
アメリカで生まれ育ち2018年にMLBドラフト8巡目でセントルイス・カージナルスから指名されプロ入りした「ラーズ・ヌートバー」選手。
しかし、お父様がオランダ系アメリカ人・お母様が日本国籍ということで今回のWBC日本代表として選出されました。
では、次にWBC中国代表となった「真砂有介(まさごゆうすけ)」選手ついていったい何者(どんな人)なのと気になる方もいらっしゃるかと思いますのでプロフィールや経歴についてご紹介致します。
WBC中国代表「真砂有介」は何者?
WBC中国代表に選出された「真砂有介(まさごゆうすけ)」とは一体何者(どんな人)」なのか?
ここでは真砂有介プロフィールや経歴についてwiki風にまとめましたのでご覧ください。
WBC中国代表「真砂有介」は何者? ①プロフィール

真砂有介さんは1994年生まれの5月4日生まれの28歳です(2023年3月現在)
前述しました通り両親が中華人民共和国出身でお父様が中国国籍、お母様が日本国籍となっております。
お母様とお兄様は日本語と国語が喋れてお父様は中国語しかしゃべれません。
日本語しかしゃべれない真砂有介さんはお兄さんの通訳を介してお父様と会話していたという事であります。
では次に真砂有介(まさごゆうすけ)さんの経歴についてご紹介致します。
WBC中国代表「真砂有介」は何者? ②経歴
WBC中国代表に選出された「真砂有介(まさごゆうすけ)」さんの経歴についてwiki風にまとめましたのでご覧ください。
1994年5月4日:京都府京都市伏見区に生まれる
2001年:京都市立向島藤の木小学校入学
2004年:小学4年生から軟式野球を始める
2007年:宇治市立槇島中学校へ入学
2007年:京都木津川シニアに所属(中学三年生の時に全国優勝)
2010年:京都府立西城陽高校へ入学
(1年秋からレギュラー 本塁打53本 最高成績:京都地区大会準々決勝)
2012年:ソフトバンクより4巡目にドラフト指名
2015年:アジアウインターベースボールリーグNPB代表へ選出
2016年:WBCS(23歳以下の野球の国際大会)へ出場 4番として活躍優勝・MVP
2022年:入籍・結婚
2023年:ソフトバンクを戦力外となり日立製作所硬式野球部へ加入
このように小学4年生から野球を始めた真砂さんは高校時代にはホームランを52本打つ強打者として、甲子園出場はありませんでしたが、ドラフトで4巡目に指名されソフトバンクへと入団。
(契約金4000万円、年俸500万円(金額は推定)背番号64)
50メートル走6秒1、遠投105メートル、背筋力220キログラムという「全身がばねのような」身体能力をもった外野手であります。
類まれな身体能力をもっていたこととWBCSで4番打者として活躍し、チームを優勝へと導きMVPとなったことから期待と注目を浴びることとなります。
チームの主砲である柳田悠岐さんのようであるということから、柳田さんの愛称「ギータ」から右打者のギータ「ミギータ」としてファンからも愛されておりました。
しかし、1軍ではなかなか思うような成績を残せず2022年には戦力外通告を受けてしまいます。
チームからはセカンドキャリアとして球団に残る事を提示されますが現役にこだわった真砂さんは12球団合同トライアウトを受けるもプロ球団からはオファーがなく。
複数の社会人・クラブチームからの誘いの中から日立製作所の硬式野球部へと2023年からは所属しております。
2022年に入籍・結婚をし、心機一転好きな野球をやりながらの出直しを図ったその矢先に来たオファーが今回のWBCの中国代表への選出だったという事です。

これは本人にとっても嬉しいことですよね!
では真砂有介選手のソフトバング時代の成績についてご紹介しようと思います。
WBC中国代表「真砂有介」のソフトバンク時代の成績
2023年3月9日開幕のWBCで中国代表として選出された「真砂有介」選手のソフトバンク時代の成績をまとめましたのでご覧ください。
年 | 1軍~3軍 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
2013 | 3軍 | 83 | .283 | 2 | 38 | 8 |
2014 | 2軍 | 99 | .294 | 2 | 18 | 6 |
2015 | 2軍 | 89 | .232 | 3 | 20 | 8 |
2015 | アジアウインターベースボールリーグ NPB代表 | 19 | .290 | 1 | 9 | 0 |
2016 | 2軍 | 90 | .295 | 7 | 44 | 18 |
2016 | WBCS(U-23)代表 MVP | 31 | .387 | 4 | 14 | 0 |
2017 | 1軍 | 9 | .083 | 1 | 1 | 0 |
2017 | 2軍 | 92 | .216 | 8 | 29 | 16 |
2018 | 1軍 | 1 | - | - | - | - |
2018 | 2軍 | 78 | .275 | 9 | 31 | 9 |
2019 | 1軍 | 12 | .143 | 0 | 1 | 2 |
2019 | 2軍 | 107 | .253 | 5 | 32 | 26 最多盗塁 |
2020 | 1軍 | 50 | .314 | 1 | 6 | 2 |
2021 | 1軍 | 79 | .254 | 1 | 8 | 1 |
2022 | 1軍 | 29 | .071 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 2軍 | 71 | .310 | 8 | 38 | 8 |
このようになっております。
2016年のWBCのU-23の大会WBSCでの活躍は本当に凄いですね。
4本塁打は大会のタイ記録であり、チームも優勝しMVPにも選ばれるのは当然だと思います。
ここで開花したと思われたのですが、選手層の厚いソフトバンクでは1軍で結果を残すのは難しかったのかもしれませんね。
WBC中国代表「真砂有介」の選出基準やプロフィール経歴まとめ
ここまで2023年3月29日に開幕となるWBCの中国代表に「真砂有介(まさごゆうすけ)」選手が選ばれたのは何故なのか。
また、真砂有介選手のプロフィールや経歴についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
・WBC中国代表に選ばれたのは選出基準を満たしていたから
【WBC代表選出基準】
・その国の国籍を持っている
・その国の永住資格を持っている
・その国で生まれている
・その国の国籍または、パスポートの取得資格がある
・過去WBC大会で、その国の出場枠に登録されたことがある
・親のどちらかが、その国の国籍を持っている
・親のどちらかが、その国で生まれている
※真砂有介選手のお父様が中国籍 両親が中国生まれ
【プロフィール】
生年月日:1994年5月4日(28歳 2023年3月現在)
出身地:京都府京都市伏見区
身長:185㎝ 体重:85㎏
【経歴】
1994年5月4日:京都府京都市伏見区に生まれる
2001年:京都市立向島藤の木小学校入学
2004年:小学4年生から軟式野球を始める
2007年:宇治市立槇島中学校へ入学
2007年:京都木津川シニアに所属(中学三年生の時に全国優勝)
2010年:京都府立西城陽高校へ入学
(1年秋からレギュラー 本塁打53本 最高成績:京都地区大会準々決勝)
2012年:ソフトバンクより4巡目にドラフト指名
2015年:アジアウインターベースボールリーグNPB代表へ選出
2016年:WBCS(23歳以下の野球の国際大会)へ出場 4番として活躍優勝・MVP
2022年:入籍・結婚
2023年:ソフトバンクを戦力外となり日立製作所硬式野球部へ加入
【ソフトバンク成績】
年 | 1軍~3軍 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
2013 | 3軍 | 83 | .283 | 2 | 38 | 8 |
2014 | 2軍 | 99 | .294 | 2 | 18 | 6 |
2015 | 2軍 | 89 | .232 | 3 | 20 | 8 |
2015 | アジアウインターベースボールリーグ NPB代表 | 19 | .290 | 1 | 9 | 0 |
2016 | 2軍 | 90 | .295 | 7 | 44 | 18 |
2016 | WBCS(U-23)代表 MVP | 31 | .387 | 4 | 14 | 0 |
2017 | 1軍 | 9 | .083 | 1 | 1 | 0 |
2017 | 2軍 | 92 | .216 | 8 | 29 | 16 |
2018 | 1軍 | 1 | - | - | - | - |
2018 | 2軍 | 78 | .275 | 9 | 31 | 9 |
2019 | 1軍 | 12 | .143 | 0 | 1 | 2 |
2019 | 2軍 | 107 | .253 | 5 | 32 | 26 最多盗塁 |
2020 | 1軍 | 50 | .314 | 1 | 6 | 2 |
2021 | 1軍 | 79 | .254 | 1 | 8 | 1 |
2022 | 1軍 | 29 | .071 | 0 | 0 | 0 |
2022 | 2軍 | 71 | .310 | 8 | 38 | 8 |
このように期待されプロ野球球団ソフトバンクに入団した真砂有介選手でしたが、1軍で思うような成績が残せず2022年に戦力外通告を受けて2023年より日立製作所硬式野球部へ加入しております。
今回WBC代表のオファーを受けたのも2022年に結婚・入籍をし心機一転頑張っていこうとする矢先でやってみようと思ったのではないでしょうか。
これがソフトバンクに在籍したままだったとしたら受けてはいなかったのかもしれません。
これまで日本と中国の国際試合での成績は中国は日本に一度も勝利したことはありませんが、日本の選手の情報について知っている真砂有介選手が加入することで、何か変わるかもしれませんね。

活躍して欲しいとは思いますが
日本戦ではお手柔らかに(笑)
真砂有介選手のWBCでの活躍に注目ですね!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
【今話題の記事】
コメント