2023年5月29日放送の激レアさんを連れてきたに出演する近田豊年(ちかだとよとし)さん。
過ごすぎる身体能力や日本初の両手投げ(スイッチピッチャー)として話題となった方でありますが
そもそもスイッチピッチャーってどのようなものなのか。
近田豊年さん以外には両手投げ(スイッチピッチャー)はいないの?
という疑問について徹底調査し、まとめましたのでご覧ください。
【近田豊年の結婚歴・離婚歴・家族構成】
【近田豊年の結婚歴・離婚歴・家族構成】
【近田豊年のプロフィールや経歴について】
近田豊年のスイッチピッチャー(両手投げ)とはどんなものか
日本初のスイッチピッチャー(両手投げ)という「激レアさん」近田豊年(ちかだとよとし)さんですが。
そもそもスイッチピッチャー(両手投げ)って何なの?
と思っていらっしゃる方もいるかと思いますので。
解説してみようと思います。
大谷翔平選手で話題となった二刀流。
これは投手(ピッチャー)と打者(バッター)を同じ試合で二役やってしまうことから注目され話題となりました。
それに対して近田豊年さんのスイッチピッチャー(両手投げ)は投手(ピッチャー)が右手と左手の両方を使って投げることであります。
つまりは投手(ピッチャー)だけの二刀流ということになります。
日本プロ野球(NPB)で初めてスイッチピッチャー(両手投げ)選手として登録された近田豊年さんですが、左ではオーバースロー(上手投げ)右はアンダースロー(下手投げ)でありました。
スイッチピッチャー(両手投げ)の使うグローブは特注製の6本指
試合展開によって右と左を投げ分ける両手投げですが、使うグローブも特別なものとなります。
通常のグローブでは右利き用と左利き用の2種類があるのですが、それぞれ利き手側でないようにはめると違和感のあるつけ心地となってしまい打球の補給がしずらくなってしまいます。
しかしこのような6本指グローブを使用するとグローブを付け替えてもそれぞれがフィットするようにつくられているので問題なく使用することができます。
では次に近田豊年さんの他にスイッチピッチャー(両手投げ)の選手はいないのか。
そのことについてご紹介致します。
近田豊年のほかにスイッチピッチャー(両手投げ)選手はいないのか
このように日本プロ野球(NPB)初のスイッチピッチャー(両手投げ)選手として登録された近田豊年さんでありますが。
近田さん以降スイッチピッチャー(両手投げ)選手はいなかったのかご紹介したいと思います。
結論から言いますと、日本プロ野球界でスイッチピッチャー(両手投げ)として登録されたことがあるピッチャーは近田豊年さん一人だけであります。(2023年5月現在)
野手ではかつて西武ライオンズにおりました「小久保 浩樹(こくぼ・ひろき)」選手がおります。
(1989年~1992年 福岡ダイエーホークスにいた小久保 裕紀選手とは別人)
高校時代はピッチャーもやっていたという小久保選手。
ピッチャーとして練習試合ではありますが両投げを披露したこともあります。
野手でしたら両手投げのメリットは片方の手が怪我しても
大丈夫といったところでしょうか。
ではアメリカ(メジャー・マイナーリーグ)ではどうだったのかというと5人の選手がおりました。
このように日本でもアメリカメジャー・マイナーリーグでも少ない両手投げ(スイッチピッチャー)ですが。
登録はされていないだけで両手で投げれるという選手もおります。
ダルビッシュ有選手はご存じでしょうか?
2023年のWBCにも参加していたメジャーリーグでも屈指の名投手でありますが、実は両手で投げられます。
こちらの動画をご覧ください。
本来であれば右投げのダルビッシュさんですが、左で投げても球速100㎏超えで、変化球もカーブ・チェンジアップなどを投げることができます。
練習すれば実戦でも使えそうですよね。
漫画などではよく見かけるスイッチピッチャー(両手投げ)でありますが、現実にはこれだけ少ないということがわかりました。
その理由としてはこれらの事が挙げられるのではないでしょうか。
スイッチピッチャーが少ない理由について
これらの事が挙げられると思われます。
日本プロ野球界でスイッチピッチャーとして登録されていた近田豊年さんですが、本来左投げで右はプロで投げるには実力不足であったと言われております。
そのため登録上はスイッチピッチャー(両手投げ)ではありましたが、公式戦では一度も両手で投げることは有りませんでした。
また、2010年にはスイッチピッチャーのルールが明文化されこのようになりました。
これはつまり漫画ドカベンでありました、1球ごとに投げる手を変えるということはできないということであります。
ただでさえプロで通用する両手投げは難しいということに加えて1球づつ手を変えてバッターを惑わすということもできないのでは挑戦する選手も少なくなってしまうのかもしれませんね。
注目の両手投げ(スイッチピッチャー)について
このようにプロでは少ないスイッチピッチャー(両手投げ)でありますがアメリカの大学や独立リーグなどでは注目されている選手もおります。
まずはこちらの選手なのですが。
ミシシッピ州立大学の19歳である「ジュランジェロ・サインチェ」投手
2022年6月の「MLBドラフト・コンバイン」で、右で3奪三振、左で2奪三振の記録を打ち立てました。
右で約151.3キロ~約154.5キロのストレート、左で約127.1キロ~約128.7キロの変化球を投げ。
左は約141.6キロ~約148.1キロのストレートと約120.7キロ~約122.3キロの変化球を投げれると言います。
これはなかなかハイレベルですね。
実は2022年のメジャーリーグのドラフトの時にもブルワーズからドラフト指名されていた「ジュランジェロ・サインチェ」選手。
しかし、やはり両手投げには未知な部分、リスクもあるのではと結局入団には至りませんでした。
これだけの鮮烈なデビューを飾った「ジュランジェロ・サインチェ」選手。
今後の活躍次第ではメジャー入りの可能性はありえるかもしれませんね。
また、日本でも注目されているスイッチピッチャー(両手投げ)の選手がおります。
北米独立リーグ「に所属するエンパイアステート・グレイズに所属する赤塚瑞樹選手であります。
左右でピッチングスタイルが異なる赤塚瑞樹選手。
右では速球主体の本格派であり、左ではコントロール重視のスリークォーターから投げられる変化球主体のスタイルに変わります。
右で145km前後のストレートを投げ、左は135㎞ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップの変化球を巧みに操ります。
サッカーの試合を見ていた父親がサッカー選手が両足を使えるように野球選手も両方使えたらいいかもしれないという想い付きから始まったスイッチピッチャーへの挑戦。
赤塚瑞樹さんは小学二年生から練習を始めてここまで来ております。
元々海外志向が強く現在も北米独立リーグの球団へ所属しておりますが、日本でもその活躍を見てみたいですよね。
近田豊年のスイッチピッチャー(両手投げ)って何?他にいないのかまとめ
ここまで激レアさんを連れて来たに出演する日本プロ球界で唯一スイッチピッチャー(両手投げ)として登録されていた「近田豊年(ちかだとよとし)さん。
スイッチピッチャーとはなんなのか、またスイッチピッチャーは近田豊年さん以外にいないのか?についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
このように日本のスイッチピッチャー(両手投げ)のパイオニアと言っても過言ではない近田豊年さん。
現役時代にも公式試合では両手で投げることはありませんでしたが57歳となっている現在(2023年5月現在)もチャレンジを続けております。(詳しくはこちらの記事をご参考下さい👇)
日本人でも赤塚瑞樹さんのように今後が期待されるスイッチピッチャー(両手投げ)がおります
今後そういう方々がもっと出てくる可能性もありますよね。
日本のプロ野球でもスイッチピッチャーが無双するとこを見てみたいです。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
【近田豊年の結婚歴・離婚歴・家族構成】
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