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桜木花道の声の違和感の理由について映画を見て考察!【スラムダンク・ネタバレ有】

2022年12月3日より公開となりました大人気漫画「スラムダンク」の映画「THE FIRST SLAM DUNK」

公開前から変わった声優キャストに色々と賛否両論が入り交じり荒れ気味となっておりました。

実際に僕も公開初日に見てきたのですが、やはり違和感を感じました。

そこでここでは筆者が公開初日に見てきた内容より感じた桜木花道の声の違和感の理由についてまとめてみましたのでごらんください。

多少ネタバレも含んでおりますのでご注意ください。

このブログを読んでわかる事

・映画スラムダンクを見て感じた桜木花道の声の違和感の理由について

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映画スラムダンクを見て桜木花道の声に違和感があったのか

2022年12月3日より公開となった大人気漫画「スラムダンク」の映画「「THE FIRST SLAM DUNK」

こちらを公開初日に見ました。

入場からドーンとある巨大パネルに大興奮し(上記写真)

ワクワクしながら映画を見て思ったことは‥。

ひらけん
ひらけん

花道の声にちょっと違和感を感じる‥。

と思ったことでした。

Twitterで検索してみたところ同じように思っている人が多いことがわかりました。

では、何故違和感となってしまったのか、その理由を考察してみようと思います。

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映画スラムダンクを見て桜木花道の声に違和感があった理由について

映画「「THE FIRST SLAM DUNK」を見て桜木花道の声に違和感を感じた理由として一番大きいのがやはり声優の交代ではないでしょうか。

このようにキャスト全員の声優が変更となったわけですが、実は他のキャラについてはそこまで違和感は感じませんでした。

では、何故桜木花道の声だけ違和感を感じたのかその理由についてまとめめてみましたのでご覧ください。

桜木花道の声に違和感を感じた理由について

・桜木花道の声は草尾毅であるというイメージが強い
・木村昴さんの声がジャイアンのイメージが強い

これら二つの影響が大きいかなと僕は感じました。

では詳しくご紹介していきます。

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桜木花道の声は草尾毅であるというイメージが強い

桜木花道の声は草尾毅さん以外考えられない!

これは昔のアニメを見ていた人ほど感じる事ではないでしょうか。

ドラゴンボールの悟空の声は野沢雅子さん。

ワンピースのルフィの声は田中真弓さん、名探偵コナンのコナンの声なら高山みなみさんと、もうその人の声以外は考えられないという事があるかと思います。

これは国民的アニメになればなるほどそうなるかと思います。

SLUMDUNK(スラムダンク)にしても国民的アニメと言っても過言ではありません。

やはり、声優交代の影響は桜木花道が一番大きかったのだと思います。

また声の質が全然違っていたという事もあるかと思います。

草尾毅さんは声が高め木村昴さんは声が低めであります。

そして、桜木花道の決め言葉「天才!桜木!」というセリフなのですが、草尾さんの場合ですと「天才!さくらぎ!」なのですが木村さんですと「天才!さくらぎぃ!」となります。

この違いに昔のアニメを知っている人には大きな違和感となったのだと僕は思います。

木村昴さんの声がジャイアンのイメージが強い

映画「スラムダンク」で桜木花道の声に違和感を感じたもう一つの理由として花道を演じていた木村昴さんの声がジャイアンに聞こえることが大きかったと思います。

木村昴さんと言えば国民的アニメ「ドラえもん」の主要キャラクター「ジャイアン」の声を演じていることで有名であります。

国民的アニメの主人公を、国民的アニメの主要キャラクターの声をやっている声優が演じる。

先ほども挙げたように国民的アニメのキャラクターのイメージは見ている人に強いイメージを与えるわけで、二重の意味で重なってしまった今回のケースが違和感につながったのだと僕は考えます。

つまりは、ドラゴンボールの悟空の声を、ドラえもんのスネ夫役の関智一さんが演じるようなもんでしょうか。

ひらけん
ひらけん

ん、でも一瞬Gガンダムのドモンカッシュを思い出して

ありかもなんて思ったりも‥💦

まあやはり違和感ありますよね。

せめて桜木花道の声だけでも草尾毅さんでやれなかったのか。

では、国民的アニメと言われたセーラームーンの場合を例にとってみようと思います。

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セーラームーンの声優交代の場合

SLUMDUNK(スラムダンク)と同時期に放送されていたアニメに「美少女戦士セーラームーン」があります。

こちらも国民的アニメと言っても差支えのないほどの作品でありますが、2014年に放送20周年を迎えてリメイクされ「セーラームーンcrystal」が放送されました。

この時主人公月野うさぎ役の三石琴乃さん以外は全員声が変わりました。

役名声優旧声優新
月野うさぎ三石琴乃三石琴乃
火野レイ富沢美智恵佐藤利奈
水野亜美久川綾金元寿子
木野まこと篠原恵美小清水亜美
愛野美奈子深見梨加伊藤静

このようになっております。

どうやら新旧声優交代を決めた理由として若い世代にもアピールしたいということがあったようです。

しかし、セーラームーンと言えば主人公月野うさぎの名セリフ「月にかわっておしおきよ!」がありますが、これが声が変わってしまっていたら大騒ぎになるかと思い主人公だけはそのままとなりました。

それだけ主人公の声って存在が大きいのかなと思います。

確かに今回の映画スラムダンクでの主人公は宮城リョータではありますが、スラムダンクと言えば桜木花道というイメージは、原作・アニメを見ていた方にはそれだけ大きいと思います。

だからセーラームーンのような方法もあったんじゃないのかなと僕は思いました。

しかし、作品を見終わりパンフレットを見ていたらスラムダンクの作者であり、今回の映画の監督でもある井上雄彦さんのコメントがありました。

ここに今回の声優交代に対する想いがありましたのでご紹介しようと思います。

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井上雄彦の想いについて

劇場版映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見て購入したパンフレット(上記写真)

こちらには原作者であり今回の映画の監督を務めた井上雄彦さんの想いについて書かれておりました。

そちらについてご紹介しようと思います。

キャストを決めるにあたり重視したこと

声質を重視した
漫画を描くときキャラクターの声が自分の中でハッキリきこえるわけではないけれど、声のツヤっぽさ、高さ低さ、ちょっとしゃがれているとか太くて芯があるとかそういう「質感」だけはぼんやりとあるのでそれに合う人を選んだ。
※劇場版パンフレットより抜粋

このように書かれておりました。

これを見てなるほどなあ‥。と思いました。

井上雄彦さんの頭の中には漫画を描いていた当時からキャラクターの声のイメージがあったのだと。

それが、今回の花道の声であったのだと思います。

むしろ井上雄彦さんのイメージでは草尾毅さんの花道の方がイメージではなかったのかもしれません。

しかし、当時は井上雄彦さんの意見は取り入れられることはなく、そこに不満があったとも噂がありました。

それが今回監督をやることになり、やっと自分が考えていたスラムダンクをアニメという形に仕上げることができたのではないでしょうか。

正直、声優が交代した時って必ず反対意見はでるものであります。

しかし、結局はいずれは慣れてしまうんですよね。

確かに今回桜木花道の声に違和感を感じたことは事実ではありますが、しかし作品自体、特に初映像化となった山王戦には大興奮しました。

動きがバスケの試合そのもので臨場感があり、このクオリティで山王戦以降のスラムダンクを、または最初からこれでアニメ化して見てみたいと思いました。

そうなると今回のキャストで継続することになるでしょうから、花道の声にも違和感を感じることはなくなるのかと思います。

むしろ木村昴さん以外が花道を演じることに今度は違和感を感じることになるんじゃないかなと思います。

キャラクターに命を吹き込む声優さんの努力は並大抵のものではないでしょうし、それをこの1作品だけの評価で終わるのはどうなのかなとも僕は思いました。

これだけのビックネームだけに大きな反論もあるでしょうが、是非今後の作品もみた上で結論を出したいかなと思いました。

ということでぜひ!続編をお願いいたします!!

望んでいるのはテレビアニメ化ですが、年に一回の劇場版でも構いません!

ぜひ続編を!!(大事な事なので2回言いました)

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桜木花道の声の違和感についてのまとめ

ここまで、2022年12月3日に公開となりました劇場版映画「THE FIRST SLAM DUNK」
公式ホームページ

公開初日に見に行ったのですが、その時に感じた桜木花道の声の違和感についてご紹介致しました。

まとめますとこのようになります。

桜木花道の声の違和感について

【違和感を感じる理由】
・桜木花道の声は草尾毅であるというイメージが強い
・木村昴さんの声がジャイアンのイメージが強い

このように違和感の理由はこの二つが大きかったと思います。

やはり国民的アニメと呼ばれる作品ですから声優交代の影響はかなり大きかったと思いました。

同じく国民的アニメと呼ばれる「セーラームーン」では主人公だけが声優交代とならなかったのでそれと同じ方法は取れなかったのかと思っております。

しかし、劇場版パンフレットから、井上雄彦さんの想いを見て、なるほどそういう事だったのだなとも思わされました。

キャストを決めるにあたり重視したこと

声質を重視した
漫画を描くときキャラクターの声が自分の中でハッキリきこえるわけではないけれど、声のツヤっぽさ、高さ低さ、ちょっとしゃがれているとか太くて芯があるとかそういう「質感」だけはぼんやりとあるのでそれに合う人を選んだ。
※劇場版パンフレットより抜粋

ツイッターでの反応を見る限り、違和感を感じる人の方が多いように思えましたが、感じ方は人それぞれですし、中には違和感を感じない人の意見も見られました。(ツイートを添付します)

井上雄彦さんとしては自身の想いを実現させた作品であったのだろうと思います。

しかし、それ以上に国民的アニメと呼ばれる作品でありますから声優交代の影響は大きかったのでしょう。

それだけ愛されている作品であると言える証拠ではないでしょうか。

どうせやるならこのまま未完となってしまっているこの作品をこのクオリティ、そしてキャストで完結させてほしいと思っているのは僕だけでしょうか。

今後の展開についても注目ですね!

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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