アニメ【推しの子】2期にも、アニメ1期と同様にたくさんの名言・名シーンがありました。
アニメ1期でもあったように、名言・名シーンには今後の展開に大きく影響を与えるようなものも多くあったことが記憶にある方も多いのではないでしょうか。
そこで、「あの気になるセリフ」として独断で選んだ11の名言・名シーンが原作の第何話だったのか、誰のセリフで、どんなシチュエーションだったのかをまとめてみました。
この内容にはネタバレが含まれているので、ご注意ください。
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ①鮫島アビ子のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ②雨宮吾郎のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ③黒川あかねのセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ④雷田澄彰のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑤鏑木勝也のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑥鳴嶋メルトのセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑦有馬かなのセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑧五反田泰志のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑨姫川大輝のセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑩星野アクアのセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑪星野ルビーのセリフ
- アニメ【推しの子】2期名言・名シーンについてまとめ
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介
アニメ【推しの子】2期で放送された原作の範囲は、2.5次元舞台編(41話~66話)とプライベート編(67話~80話)でした。
この41話~80話の範囲の中にも、たくさんの名言・名シーンがありましたが、その中で特に印象的だったを紹介いたします。
まずは、名言・名シーンを一覧にまとめましたので、こちらをご覧ください。
単行本 巻数 | 話数 | 名言 | 発言者 | |
① | 5巻 | 45話 | 脚本……全部直してください | 鮫島アビ子 |
② | 5巻 | 50話 | 楽しんでるんじゃねぇよ。 忘れるな、お前は救えなかった。 お前にそんな権利は…… | 雨宮吾郎 |
③ | 6巻 | 55話 | 私も、かなちゃんと演るの楽しみにしてたよ。 ずーっと、ずーーっと楽しみにしてたんだから。 | 黒川あかね |
④ | 6巻 | 56話 | 新規のお客さんには2.5のファンじゃなくて演劇そのものの ファンになって欲しいんですよ | 雷田澄彰 |
⑤ | 6巻 | 56話 | いや、君も気に入ると思って推したまでよ。 だって君も好きでしょ、がむしゃらに努力する子 | 鏑木勝也 |
⑥ | 6巻 | 57話 | この1分は誰にも負けねぇぞ!! | 鳴嶋メルト |
⑦ | 7巻 | 63話 | アンタはいつも私を変にさせる | 有馬かな |
⑧ | 7巻 | 64話 | もうお前は演技を楽しむな | 五反田泰志 |
⑨ | 7巻 | 68話 | でも俺の事、兄さんとか呼ぶなよ。 きしょいから | 姫川大輝 |
⑩ | 8巻 | 72話 | ようやく俺は……自由に | 星野アクア |
⑪ | 8巻 | 77話 | 違う、違うよ。 だって、せんせは… | 星野ルビー |
では、それぞれについて詳しく紹介していきます。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ①鮫島アビ子のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン1つ目「脚本……全部直してください」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は、単行本5巻の45話に収録されています。
これを言ったのは「東京ブレイド」の原作者である鮫島アビ子で、舞台脚本を担当したGOAに対して不満をぶつける最初の一言でした。
このセリフが出たシチュエーション
この言葉を皮切りに全ての不満をGOAにぶつけ、最後には創作者としてのセンスがないとまで言い放ってしまいます。
(言い切る寸前で師匠の吉祥寺頼子に止められるも言ったも同然の状態)
舞台のプロデューサーである雷田澄彰が鮫島アビ子の矛を納めてもらう方法として、GOAと直接やり取りをして脚本を作り直すことになります。
これまでコミュニケーションを全く拒否してきた鮫島アビ子が、無理やりかつ一時的でも他者とコミュニケーションを取るようになったのでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ②雨宮吾郎のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン2つ目「楽しんでるんじゃねぇよ。忘れるな、お前は救えなかった。お前にそんな権利は……」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本5巻の50話に収録されています。
これを言ったのはアクアの葛藤の中に登場する雨宮吾郎で、モノローグとして言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
金田一敏郎から感情演技を求められたアクアは、有馬かなから感情演技をするひとつの方法として実際の体験と感情を結びつける方法を教えられます。
そして、アクアは求められた感情演技をするため嬉しかったことを思い出しますが、その瞬間パニック発作を起こしてしまったのです。
このアクアのパニック発作の原因は、脳内にいる雨宮吾郎がアイを救えなかったことを理由にアクアが楽しむことを否定したためでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ③黒川あかねのセリフ
【推しの子】の名言・名シーン3つ目「私も、かなちゃんと演るの楽しみにしてたよ。ずーっと、ずーーっと楽しみにしてたんだから」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本6巻の55話に収録されています。
これを言ったのは黒川あかねで、ライバルであり憧れでもある有馬かなに本番前に言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
黒川あかねと有馬かなは、稽古序盤からお互いにライバル心を剥き出しにして稽古をします。
舞台初日の本番直前、ライバル心だけでなく認めている部分もあり一緒に演じれることを楽しみにしていたと若干捻くれながら、ようやく気持ちを伝えたのでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ④雷田澄彰のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン4つ目「新規のお客さんには2.5のファンじゃなくて演劇そのものの
ファンになって欲しいんですよ」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本6巻の56話に収録されています。
これを言ったのは雷田澄彰で、舞台の初日公演中に客席で鏑木勝也に言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
舞台の初日公演中、客席で雷田澄彰が鏑木勝也に劇団ララライと2.5次元舞台を引き合わせた経緯を話していました。
ここでは、雷田澄彰が新規のお客さんにどんな演劇ファンになって欲しいのかを静かに熱く語っています。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑤鏑木勝也のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン5つ目「いや、君も気に入ると思って推したまでよ。だって君も好きでしょ、がむしゃらに努力する子」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本6巻の56話に収録されています。
これを言ったのは鏑木勝也で、舞台の初日公演中に客席で雷田澄彰に言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
舞台の初日公演中、客席で鏑木勝也が雷田澄彰の疑問である鳴嶋メルトのキャスティングについて話していました。
ここでは、鏑木勝也がタレントの人気や知名度だけではなく、伸びしろなども加味してキャスティングしていることが語られています。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑥鳴嶋メルトのセリフ
【推しの子】の名言・名シーン6つ目「この1分は誰にも負けねぇぞ!!」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本6巻の57話に収録されています。
これを言ったのは鳴嶋メルトで、舞台の初日公演中にモノローグとして言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
鳴嶋メルトは、舞台にキャスティングされた中で自分が一番演技が下手であるということを自覚し、稽古期間中に星野アクアに相談をしていました。
その時のアドバイスにより、キザミ最大の見どころである1分に稽古期間の大半を注ぎます。
そして、そのキザミ最大のみどころをよく見て欲しいという強い気持ちから出た心の声だったのでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑦有馬かなのセリフ
【推しの子】の名言・名シーン7つ目「アンタはいつも私を変にさせる」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本7巻の63話に収録されています。
これを言ったのは有馬かなで、舞台の初日公演中のモノローグとして言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
姫川大輝が有馬かなに提案したことから始まったアドリブでした。
星野アクアもアドリブで有馬かならしさが最大限に出せるような立ち回りをしてきたことに対する有馬かなの演技と心の中でそれに答えます。
このアドリブの一連の流れが、有馬かな子役時代の眩い太陽のような演技復活へと繋がっていくことになるのです。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑧五反田泰志のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン8つ目「もうお前は演技を楽しむな」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本7巻の64話に収録されています。
これを言ったのは五反田泰志で、アクアが感情演技の練習をするために五反田の元に来ていた時の発言でした。
作中では、舞台の初日公演中のアクアのモノローグとなっています。
このセリフが出たシチュエーション
星野アクアがパニック障害の対処をするため稽古の合間を縫って五反田泰志のところに通っていた時のことでした。
星野アクアに治療に専念することを拒否された五反田泰志は、演技を続ける方法を提案します。
この一言で、星野アクアは演じることは復讐であると覚悟を決めることとなったのです。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑨姫川大輝のセリフ
【推しの子】の名言・名シーン9つ目「でも俺の事、兄さんとか呼ぶなよ。きしょいから」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本7巻の68話に収録されています。
これを言ったのは姫川大輝で、異母兄弟であることが判明した星野アクアに対して言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
星野アクアに見せられたDNA鑑定の結果には、星野アクアと姫川大輝が異母兄弟であると書かれていました。
父親である上原清十郎について淡々と説明をした後、半分でも血が繋がった兄弟が出来たことを姫川大輝らしく言ったものでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑩星野アクアのセリフ
【推しの子】の名言・名シーン10個目「ようやく俺は……自由に」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本8巻の72話に収録されています。
これを言ったのは星野アクアで、復讐する相手が既に亡くなっていて復讐から解放された気持ちを黒川あかねに吐露した時の一言でした。
このセリフが出たシチュエーション
舞台の慰安旅行兼B小町のMV撮影で宮崎に行く前、星野アクアは黒川あかねに異母兄弟がいたこと・父親が既に亡くなっていることなどを明かします。
そして、復讐のない自分の人生を歩みたい気持ちがあることまで明かしたのです。
これらの一連の話を聞いて、黒川あかねは星野アクアが矛盾点に気付いていないことに密かに気付いていたのでした。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーン紹介 ⑪星野ルビーのセリフ
【推しの子】の名言・名シーン11個目「違う、違うよ。だって、せんせは…」について紹介いたします。
気になるセリフは第何話?
この名言は単行本8巻の77話に収録されています。
これを言ったのは星野ルビーで、雨宮吾郎の遺体を発見した時に言ったものでした。
このセリフが出たシチュエーション
B小町のMV撮影のスタジオからホテルに戻る途中、星野ルビーは烏にホテルの部屋の鍵を奪われ、それを追いかけて行きます。
烏にようやく追いついたのは病院近くの祠で、烏を洞窟のような場所に追い詰めて鍵を取り返そうとしました。
そこで、白骨化した遺体を発見し、その持ち物から雨宮吾郎であることに気付き、信じたくないという気持ちから出た言葉でした。
この件を皮切りに、星野ルビーは闇落ちしていくのです。
アニメ【推しの子】2期名言・名シーンについてまとめ
ここまでアニメ【推しの子】2期の名言・名シーンと、収録されている話数などについて紹介してきました。
ではもう一度、アニメ【推しの子】2期名言・名シーンを11個をまとめて振り返ってみましょう。
たくさんの登場キャラクターがいる中で、全てのキャラクターに様々な背景を感じさせる名言・名シーンばかりになっていますね。
この先もぜひ、文字だけではなく声優さんの声と演技でこのような名言・名シーンを耳にしていきたいものです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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