自民党安倍派の宮沢博行衆院議員は4月23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出しました。
4月25日発売の週刊誌に宮澤議員の不祥事に関わる記事が掲載される見通しとなったことから辞職する意向を固めたということです。
宮沢博行議員と言えば裏金問題で派閥批判などなかなかきわどい発言をしていたことで有名となった方でしたが。
不祥事の内容が女性問題だったということで今回の騒動に絡んで「宮澤博行議員の女性問題はハニートラップで実はつぶされてしまったんじゃ?」
なんて疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでここでは宮澤博行議員の女性問題について調査した上で
これはハニートラップだったのかどうかについて考察してみようと思います。
また、実際にハニートラップなんて存在するの?
なんて思っている方のためにこれまでにハニートラップ(罠)にかかってしまった政治家についてもまとめましたのでご覧ください。
宮澤博行議員のwikiプロフィール経歴
では宮澤議員がハニートラップにかかったのかどうかについて考察する前に
最初に宮澤博行議員のプロフィールや経歴について一覧にしてみましたのでご覧ください。
生年月日 | 1975年1月10日 (49歳) |
---|---|
出生地 | 静岡県磐田郡龍山村 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | 磐田市議会議員 |
所属政党 | 自由民主党 (安倍派→無派閥) |
称号 | 学士 (法学) (東京大学・1997年) |
宮澤博行議員の小学生時代は、山道を徒歩で1時間かけて通学していました。
中学生の時に、自宅に保管されていた戦没者の遺品を見て、「国を守りたい」と思ったのがきっかけで、政治の道を志したとされています。
磐田南高校・東京大学を卒業後、磐田市議などを経て2012年の解散総選挙で初当選した宮澤議員は2024年現在当選4回。
これまで防衛大臣政務官や防衛副大臣を歴任したほか、党の防衛部会長などを務めてきました。
プライベートでは妻、長男、長女、次女の5人家族です。
以前はSNSで子煩悩ぶりも見せていたそうです。
宮澤博行議員は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、2023年12月に防衛兼内閣府の副大臣を辞任しています。
裏金事件に関し
「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるなと言われている」
「しゃべるな!しゃべるな!これですよ」などと派閥幹部を公然と批判し、注目を集めていました。
宮澤博行議員が議員辞職願を提出
裏金問題で政府を批判していた宮澤博行議員は4月23日に議員辞職願を提出しています。
辞職の理由は「一身上の理由」とされ「不祥事に関わる記事が掲載される見通しとなった」と述べていました。
周囲には「自民党からもらった議席なので返すのが筋」などと話し、既に党幹部にも辞職の意向を伝えていたとのこと。
不祥事の内容については「今ここでコメントする段階ではないので、ご勘弁ください」とだけ話し詳細な説明を避けました。
宮澤博行議員の不祥事の内容とは?
宮澤博行議員の不祥事の内容とは「女性問題」です。
裏金問題で政府を批判していたタイミングで「女性問題」が報じられたことについて世間では
「ハニートラップでは?」などと噂になっています。
4月24日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月25日(木)発売の「週刊文春」で報じられる宮澤博行議員の不祥事の内容をまとめるとこのようになります。
2021年2月から
・当時28歳の女性A子と同棲生活スタート
・出会い系カフェで知り合った
・台東区内のマンション
・家賃は15万円前後
・同棲期間は1か月程度
他にも
・出会い系サイトで女性を探していた
・デリヘル嬢が連夜自宅を訪ねている写真
・宮沢氏との2日間にわたる一問一答など
「A子は茶髪のギャル系美人で、タレントのみちょぱ似。宮沢氏を『パパ』と呼んでいました。ただ、宮沢氏から別れを切り出し、2人の生活は1カ月程度で終わった。A子さんの新居が見つかるまでの家賃や初期費用は、宮沢氏が負担する形で決着しています」(A子さんを知る人物)
引用:MSNニュースサイトより引用
ハニートラップとは?
「ハニートラップ」とは、直訳すると「蜜の罠」となります。
「ハニートラップ」は政治家や軍の関係者をはじめ、企業での有力者、技術開発者などに対して実行されることが多いと言われています。
つまり、色仕掛けで相手の意思を狂わせ、ガードを緩めさせ相手の弱みを握ることで、自分や自分の仲間たちの立場を優位に立たせることが目的です。
宮澤議員の女性問題はハニートラップだったの?
では、ここまで紹介したことをもとに宮澤博行議員の女性問題がハニートラップだったのかどうかについて考察してみようと思います。
まず結論から言いますと今回の宮澤議員の女性問題はハニートラップだった可能性は低いかと思います。
理由としては
これらのことが挙げられます。
週刊誌で報道されている内容がすでに3年前の出来事と言うことで今回の派閥批判の問題発言を受けて起きた女性問題ということはなく。
当時の宮澤議員の女性関係のだらしなさについても報道されていることから、単純に女性問題であると言えるのではないでしょうか。
ただ、そこを知ったうえで宮澤議員の周りにそういう女性を配置したという可能性もないわけではありませんのでハニートラップだったという可能性も0ではないと思います。
ただ可能性としては低いのではないでしょうか。
では、次に実際にハニートラップを受けたことのある政治家たちについてご紹介してみようと思います。
これまでにハニートラップにかかったことのある政治家(議員)について
では、ここからは実際にハニートラップにあったことのある政治家(議員)について紹介いたします。
これまでのハニートラップにかかったことのある政治家(議員)であるこちらの5名についてピックアップしてみました。
①福田諄一
②橋本龍太郎
③杉村太蔵
④東国原英夫
⑤前原誠司
それではひとりずつ詳しく見ていきましょう。
ハニートラップにかかったことのある政治家(議員) ①福田諄一
生年月日:1959年
出身地:岡山県
職業:政治家
所属:自由民主党
財務事務次官であった福田淳一さんは、自身を取材したテレビ朝日記者に対し、卑猥な言葉を多々浴びせたことが報じられています。
「セクハラ次官」などと世間に認知されてしまった福田淳一さん。
福田淳一さんは、「全体を通して見ればセクハラではないことがわかる」と弁明していました。
卑猥な言葉を放った時点でセクハラであり、苦し紛れの言い訳と思われます。
しかし、公開された音声に関して、女性の音声部分が上手にカットされていたことから、女性記者によるハニートラップを疑う声もありました。
ハニートラップにかかったことのある政治家(議員) ②橋本龍太郎
生年月日:1937年7月29日
出身地:東京都
職業:元政治家
所属:自由民主党
元内閣総理大臣の橋本龍太郎さんは、昔中国のスパイによるハニートラップに引っかかってしまったという疑惑があります。
一夜の関係も結んでおり、その見返りに情報提供を要求したという噂まであるようです。
ハニートラップにかかったことのある政治家(議員) ③杉村太蔵
生年月日:1979年8月13日
出身地:北海道旭川市
職業:政治評論家
所属:無所属
元政治家の杉村太蔵さんは、講演会を行った後のパーティーでハニートラップに遭遇したことを明かしています。
パーティーにはタイプの違った女性が出席しており、気に入った女性をパーティーの主宰が用意してくれていたと思っていたところ、秘書がハニートラップの可能性があると止められたそうです。
トーク番組に出演した時杉村太蔵さんは「あの女性にもう一度会って真実を知りたい」と語っていました。
ハニートラップにかかったことのある政治家(議員) ④東国原英夫
生年月日:1957年9月16日
出身地:宮崎県都城市
職業:政治評論家
所属:無所属
週刊文春の女性記者が自分を誘うように話しかけ、後に「東国原英夫に口説かれた」といった記事を書かれたことで週刊文春を相手に提訴。
2014年に東国原英夫さんは週刊文春に勝訴しています。
ハニートラップにかかったことのある政治家(議員) ⑤前原誠司
生年月日:1962年4月30日
出身地:京都府京都市
職業:政治家
所属:希望の党
前原誠司さんは週刊文春に北朝鮮を訪問時、美人女性と過ごしていたことが写真付きで報じられました。
この美女は、北朝鮮が仕掛けたハニートラップという疑惑がありました。
ただこのことに関して、前原誠司さんはコメントしていません。
宮澤博行議員の女性問題がハニートラップなのかについてまとめ
ここまで、派閥批判を繰り返していた宮澤博行議員が突然辞職を申し出ることとなったきっかけの女性問題についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになっております。
【宮澤議員のプロフィール】
生年月日 | 1975年1月10日 (49歳) |
---|---|
出生地 | 静岡県磐田郡龍山村 |
出身校 | 東京大学法学部 |
前職 | 磐田市議会議員 |
所属政党 | 自由民主党 (安倍派→無派閥) |
称号 | 学士 (法学) (東京大学・1997年) |
【ハニートラップにかかったことのある政治家】
①福田諄一
②橋本龍太郎
③杉村太蔵
④東国原英夫
⑤前原誠司
このようにはっきりとはハニートラップにかかった可能性は低いと思われる宮澤議員。
しかし、派閥批判を繰り返した直後に出てきた女性問題。
これはある意味はめられたのかな?
とも勘繰りたくはなります。
詳しいことは宮澤博行議員から公表されるかもしれないので、明らかになりましたら追記します。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
【政治家不祥事】
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