2023年3月3日より公開となりました映画「ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)」
毎年この時期の風物詩ともなっているドラえもんの映画でありますが、毎回涙腺が緩んでしまうような感動ストーリーで子供だけではなく大人が見ても楽しめる内容となっております。
まさに日本を代表する国民的アニメと言ってもいいのではないでしょうか。
そこでここでは2023年映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」の泣けるポイントについてあらすじをご紹介した上で僕の感想も交えつつご紹介しようと思います。
ネタバレを含みますので、映画未試聴の方はご注意ください。
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」は泣けるのか?
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじについて
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ①プロローグ
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ②憧れの理想郷
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ③理想郷探索
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ④パラダピア上陸
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑤学園生活
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑥迫りくる不安
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑦明らかになる陰謀
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑧すべてを取り戻すために
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑨三賢人の野望
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑩絆復活
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑪現れた黒幕
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑫パラダピア崩壊
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑬つながる全て
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑭ソーニャの犠牲
- 映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑮エピローグ
- 【ドラえもんのび太と空の理想郷】泣けるポイントとあらすじ感想のまとめ
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」は泣けるのか?
2023年3月3日より公開となりました国民的アニメ映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」が泣けるのかどうかですが、今回も当然泣ける作品となっております。
やはりドラえもん映画の醍醐味といえば、普段はのび太に対して嫌がらせやいじめまがいのことをしてくるジャイアンやスネ夫。
あまり前面に出てくることのないしずかちゃんが一致団結して協力する姿。
そして普段だらけていて怠け者の限りを尽くしているのび太の成長する姿を目の当たりにして涙を流してしまう方も多いのではないでしょうか。
今回ももちろんそんなシーンが盛りだくさんとなっております。
では映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」の泣けるポイントについてあらすじをご紹介した上で映画を見た僕の感想も交えた上でご紹介していこうと思います。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじについて
では映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじについてご紹介していこうと思います。
このような順番で紹介した上で各章の終わりには僕の感想と泣けるポイントがあればそれについてご紹介していこうと思います。
気になる部分があれば上記の一覧表や目次からも読みたい部分から飛ぶことができますのでご利用ください。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ①プロローグ
※ネタバレ注意
二十二世紀の北極海、舞台はそこから始まった。
空に浮かぶタイムパトロールの戦艦が追っていたのは三日月の形をした物体だった。
周囲を包囲して近づくタイムパトロール艦隊。
あと一息で捕まえられると思ったその瞬間、三日月の物体は姿を消したのだった。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ①プロローグ感想
冒頭、映画が始まった時は「ん?これってドラえもんの映画だよね?」と思えるほどのシリアス感。
見ているうちに「ああ、これタイムパトロールだな」と思いいたる。
そして、追っていた対象に逃げられたことでこれから作品に対する一抹の不安がよぎりました。
この時にげた三日月の形をしていたその物体がこれからの物語のキーとなっていくなんてこの時には気づいておりませんでした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ②憧れの理想郷
※ネタバレ注意
場面変わって、澄んだ青空に輝く太陽。
場所はいつもののび太たちのいる教室で、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、出木杉たちが話していました。
話の中心となっている出木杉の口から語られていたのは世界各地にあるという理想郷(ユートピア)について。
誰もが幸せに暮らせるというその国の存在に興味を示すのび太たち面々。
特にのび太はそのユートピアの存在に夢中となり、先生が来たのにも気づかないほどでありました。
しかし、現実には点数の悪いテスト、無理やり付き合わされた野球で失敗ばかりで殴られるといういつもの毎日‥。
「やっぱり自分はダメなんだ‥」と落ち込み家に帰るとそこには調子が悪くなった秘密道具を整理するドラえもんの姿が。
調子が悪くなってしまったどこでもドアやそのほかにもガタが着ている道具をまとめて四次元ごみ袋に捨てようとしたその時に‥。
自分の取った点数の悪いテストを捨ててしまおうとたくらむのび太。
ドラえもんをうまく言いくるめて捨てようとしたその時それがドラえもんにばれて口論となってしまいます。
お互い「ダメロボット」「ダメ小学生」とののしりあい嫌な気分になってしまったのび太は嫌なことがあった時に来る裏山で居眠りをします。
居眠りを妨げたのは一匹の青い虫。
その虫の向こうに見えたのは‥。
のび太が望んでいた三日月の形をした理想郷(ユートピア)でありました。
驚くのび太でしたが、三日月型の物体はその姿を消したのでした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ②憧れの理想郷感想
いつものダメダメのび太ぶりが強調されてしまうシーンなのですが。
このシーンって最初見た時は何の気なしに「いつものドラえもんだなあ‥」と見過ごしてしまいますが、見た方はわかるかと思いますが伏線だらけのシーンですよね。
四次元ごみ袋、青い虫。
自分はダメな奴だと落ち込むのび太、お互いをののしりあうのび太とドラえもん。
一回作品を見てからこのシーンを見返すとなんか自然と涙が出てきますね。
しかし、ここで四次元ごみ袋にいつもの便利道具がリサイクルに出されたことでのちのち色々と不利になってしまうのも伏線のひとつではありますよね。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ③理想郷探索
※ネタバレ注意
理想郷(ユートピア)を見たことをドラえもんに伝えるのび太。
しかし、それを信じないドラえもん。
絶対に見たというのび太に対してタイム新聞で三日月型の物体についての記事を調べる二人。
いくつかの目撃情報が見つかり探しに行こうと言うのび太。
それでも渋るドラえもんを挑発し、飛行船で探索をすることを認めさせたのび太でありました。
しずかちゃんも一緒に行こうと誘いに行ったところでジャイアントスネ夫にも話を聞かれ結局はいつもの映画のパターンでみんなで冒険へ旅立つことに。
中古でもタイムワープ機能のあった飛行船に乗りタイム新聞で見つけた目撃証言のあった時代へと向かう一行。
しかし、どの時代でも三日月型の物体は見つかりませんでした。
もう見つからないとあきらめるのび太以外の全員。
それでも諦めきれないのび太はみんなが寝静まった夜に一人で操縦席に行きます。
そこで後をつけてきたドラえもんとともに、ついに三日月型の物体を見つけるのでした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ③理想郷探索感想
ドラえもんを言いくるめたり、渋るしずかちゃんをその気にさせたりのび太って営業マンとかになったら大成するんじゃないでしょうかね‥。
このシーンを見ていると、旅行にに旅立つときのワクワク感と旅行から帰る時の喪失感をなんか感じますよね。
ここで出てくる飛行船の営業マンとして南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんが声優として登場しておりました。
スッキリで天の声を担当していたりとやはり演技はうまかったですね。
行商人のうさん臭さ満載でとてもいい!と思いました。
あのミニチュア飛行船欲しいですよねぇ。
作中でも語られておりましたがタイムツェッペリンという名前は1929年(昭和四年)8月29日に世界一周に成功したドイツの飛行船「グラーフ・ツェッペリン号」から取られた名前であります。
しかし、テレビアニメではなかなか見せないのび太の真剣な表情と純粋さはなんか健気でどこか涙を誘いますよね。
ちょっとウルっと着てしまいました。
その情熱をちょっとでも勉強とかに活かせたらいいのに‥(笑)
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ④パラダピア上陸
※ネタバレ注意
三日月型の物体に近づくのび太たち一行。
しかし待ち受けていたのは雷による攻撃でした。
雷の攻撃を受けてタイムワープ機能を破壊されたタイムツェッペリン。
最後の雷攻撃を受けて意識を失うのび太たち。
目を覚ました時にのび太が目にしたのは夢にまで見た理想郷(ユートピア)でした。
そこに現れたパーフェクトネコ型ロボットと名乗る「ソーニャ」からここはパラダピアと呼ばれる場所であり案内を受けるのび太たち。
そこで目にしたのはパラダピアンライトと呼ばれる人口太陽であり、そこで暮らしている幸せそうな住民たち。
何よりのび太の興味を引いたのが勉強もスポーツもできるようになるというパーフェクト小学生に慣れるというソーニャの話でした。
パーフェクト小学生になりたい、パラダピアに暮らしたいというのび太の希望を叶えるためにソーニャが提案したのはソーニャのご主人様でありパラダピアの創造主である三賢人たちと会う事でした。
三賢人たちと会ったのび太たち。
三賢人の話を聞いてますますパラダピアに興味を持ったのび太はここで暮らしたいことをソーニャを通して伝えてもらいそれを受け入れてもらいます。
パーフェクト小学生になるための学園に通う事を認められたのび太たちは三日月型のバッジをもらい学園へと向かうのでした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ④パラダピア上陸感想
いきなり攻撃をされて不穏な展開へとなり、ユートピア大丈夫か!?と思いましたが、一転して友好ムードとなります。
しかし、ソーニャ役永瀬廉さん、声優初挑戦なのに演技上手いですね~。
凄く自然でありました。
今後も声優としてのオファー来るんじゃないでしょうかね。
しかし、もうなんか色々と三賢人のうさん臭さがこのシーンから感じられてきましたね‥。
なんかラスボス感がプンプン匂っていました。
三賢人たちの名前や役割についてはこちらの記事にまとめておりますのでご参考下さい。
ホントに上手い話には気をつけろという教訓がよく似合うシーンだなと思いました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑤学園生活
※ネタバレ注意
のび太たちを待ち受けていたのは全てが自分たちの世界とは違う学校だった。
次の教室までチューブで飛行機で飛んでいくという移動方法。
算数をやりながら正解しないと前に進めない算数体育。
それ以上に目を引くのがとても素直な生徒たち。
いつもだったら勉強のできないのび太に対して馬鹿にする周りの反応が当たり前だったのに、ここではみんなが励ましてくれる。
そんな環境に満足するのび太。
一方この頃ソーニャとパトロールをしているドラえもんはパラダピアの科学技術に驚きます。
高い技術を持ったバリア機能。
ドラえもんの秘密道具並みのクオリティを持ったステッキ。
そしてのび太一行が目にしたのは夜となり、宇宙から取り込む宇宙線をエネルギーを取り込む姿。
これによってパラダピアは浮かぶことができ、悪者からも姿を消すことができるというその効率の良さスキの無さに感心する一方。
食事の時に見せたジャイアンのこれまでに見せなかったのび太への気遣い。
そして暗躍する謎の人物など、怪しい気配も漂って来るのでした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑤学園生活感想
パラダピアの学校凄いですね!
こんな学校なら確かに楽しそうですよね。
みんなから励まされるのび太の姿にちょっとほっこりしてしまいました。
そして登場するゲスト声優たち、パラダピアの学校の先生にミキティーこと藤本美貴さん。
学級委員長ハンナ役に声優の水瀬いのりさんと他にも生徒たちの声優も気になりましたがそこはしらべてわかりましたらまとめようと思います。
しかし、いのりんはドラえもん初参戦だったんですね。
これだけの有名声優でも初参戦とかやはり国民的アニメハードルが高い。
しかし、このシーンではのび太とドラえもんの二人のダメダメっぷりに焦点が当てられていると感じました。
勉強のできないのび太。
道具をリサイクルに出してしまって役に立てないドラえもん。
やっぱり映画ドラえもんってのび太の成長物語だけどドラえもんの成長物語でもあるんだよなぁと思いながら現れた不審人物(マリンバ)にドキドキハラハラしておりました。
しかし、食事中のジャイアンの変化に思わず「お!綺麗なジャイアン降臨?」と思ったのは僕だけでしょうかね‥。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑥迫りくる不安
※ネタバレ注意
学園生活を送るのび太たち。
どんどん先へ進んでいくジャイアンとスネ夫としずかちゃん。
そんな状況にいつもと変わらないじゃないかと落ち込むのび太。
しかし、それ以上に感じるのはこの世界に対する違和感。
うまく表現できないその不安感をドラえもんに相談するのだが、わかってもらえないもどかしさに段々いつもの調子を取り戻すのび太。
ドラえもんと言い争う姿に思わず笑ってしまうソーニャ。
普段クールなソーニャが笑う姿に驚く二人。
そして話された自分も昔はダメなロボットだったというソーニャの過去に驚きながらも言い争そう二人の光景の一方。
友達たちと勉強合宿に行くと聞かされ、まだ帰ってこないのび太を心配するのび太のパパとママでありました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑥迫りくる不安感想
居眠りするのび太。
みんなから置いて行かれてしまうのび太。
いつもののび太の姿ですよね。
せっかく夢見てきた世界なのにこれでは元居た世界と何ら変わりないですよね。
しかしそれ以上に気になるのがジャイアンたちの変わりつつある姿。
のび太じゃなくてもこれは何かおかしいと思いますよね。
特にジャイアントスネ夫は明らかに何かがおかしい‥。
しかし、ジャイアンは綺麗なジャイアンが思い出されてなんか笑っちゃいました。
こうやって綺麗なジャイアンは作られていくんだなあとニヤニヤしてしまいました。
しかし、完全無欠だったソーニャがダメダメロボットだったとは意外でした。
のび太とドラえもんの言い争いは本当に仲がいいほど喧嘩するって言葉が思い出されました。
ダメなのび太、ダメなドラえもん。
そんな二人が協力するからこそ一人じゃできないことができるんだよなあと感じました。
なんだかんだ言ってものび太の事を心配するパパとママ。
お子様のいる方たちにはここは刺さるシーンじゃないですかね。
僕も思わず涙してしまいました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑦明らかになる陰謀
※ネタバレ注意
トイレに起きたのび太だったのだが、そこで目にしたのは不審な動きを見せるマリンバの姿でした。
ドラえもんに報告しようと慌てるのび太。
その一方ソーニャの姿に化けて聖堂へと忍び込んだマリンバは三賢人と対峙しあと一歩で捉えれるというところでソーニャ、のび太、ドラえもんたちにより阻止され虫へと変えられてしまいます。
三賢人たちに英雄だとたたえられたのび太とドラえもんが帰り道に出会ったハンナと元の姿に戻ったマリンバたちから聞かされたのはパラダピアの真の姿。
理想郷の正体は素直でパーフェクトな小学生を作る事ではなく、三賢人たちに操られて心を失ってしまい言いなりとなってしまう人たちを量産すること。
衝撃の事実に驚くドラえもんとのび太。
ここ数日の出来事を思い返し確かに心当たりはあるのですが、それを信じることができないのび太でした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑦明らかになる陰謀感想
色々と驚かされたシーンでしたね。
明らかとなったパラダピアの真実。
やっぱり三賢人が黒幕かぁ
と思いつつマリンバなかなかやり手だなと思いました。
ソーニャに化けて侵入する手段やその身のこなしから普通にじゃまがなければマリンバの勝利でしたよね。
自称宇宙一の賞金稼ぎということでしたが、あながち間違いではないなと感じました。
マリンバの声優が井上麻里奈さんですが、この人のこういうクールな役やっぱりハマりますね!
(しかし、自分はちびキャラのほうのちょっとあほっぽい感じが好き(笑))
のび太がハンナの話を信じられない気持ちもよくわかりますね。
心当たりはすでにのび太の中にはあるんですよね、変わりつつある仲間達。
しかしそれを認めてしまうと自分が信じていた夢見ていたこの世界が崩れてしまう。
それは理想郷を探すことにあれだけの情熱をかけたのび太にとっては許されることではなかった。
間違いを素直に認めるって簡単なように見えてなかなかできないんですよね。
自分が信じていたものが強ければ強いほど頑なとなってしまう、そんなのび太の気持ちはよくわかるような気がしました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑧すべてを取り戻すために
※ネタバレ注意
変わってしまったジャイアン・スネ夫・しずかちゃん。
ハンナの話が真実なんだと気づくのび太。
自分の間違いを認めたのび太であったが、強く信じていただけにその悔しさで涙を流してしまいます。
みんなを救うことを決心したのび太。
作戦はこうでした。
タイムツェッペリン号のタイムワープ弾をつかい亜空間に穴をあけそこでタイムパトロールに連絡をするというものでした。
タイムツェッペリンのタイムワープ弾を使い亜空間を開けることに成功したドラえもんとのび太とマリンバでしたが追ってくるソーニャ達。
ソーニャを説得するドラえもん。
一時はドラえもんの言葉に心動かされたソーニャでしたが、三賢人の言葉によりステッキ銃を放ちます。
打たれた三人はクリオネラにとらえられ計画は失敗となってしまいます。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑧すべてを取り戻すために感想
ついに綺麗なジャイアン完成体となってしまったジャイアン(そこ?)
仲間たちの異様な姿に自分の間違いに気づくのび太でしたが、純粋すぎるゆえに落ち込むその姿は見ていて心が締め付けられるようでした。
しかし、仲間を救うと決意したのび太はなかなかやりますね。
射撃はやはりピカイチ。
エネルギー切れしたドラえもんたちを受け止めるところなどいつもののび太ではありませんでした。
しかし、ソーニャ‥絶対分かり合えるはずなのに‥。
操られているのがあからさまでしたね。
ああいうのは見ていてハラハラしちゃうんで翌週に続くアニメよりは映画で一気見するのが一番ですね。
一週間ハラハラはしたくないです(笑)
マリンバはあと一歩というところでまた阻止されて、本当に詰めが甘いなあと感じました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑨三賢人の野望
※ネタバレ注意
目を覚ましたドラえもん。
そこで目にしたのは三賢人たちと眠らされたのび太や拘束されたマリンバに完全に操られてしまったジャイアン・スネ夫・しずかちゃんの姿でした。
のび太の体を分析することで完成したネオパラダビアンライト。
それは人の心を完全に操る危険なものでした。
それを使い世界中をパラダピアのようにすると宣言した三賢人達
三賢人たちはついに完成した人の心を完全に操る光「ネオパラダピアンライト」の実験台にのび太達の住む町を選んだのでした。
操られたのび太に訴えかけ抵抗するドラえもんでしたが、ソーニャの手により虫へと姿を変えられてしまい、地上へと落とされてしまいます。
その姿を目の当たりにしたのび太はネオパラダビアンライトの呪縛から解き放たれ正気を取り戻します。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑨三賢人の野望感想
ついに明らかとなった三賢人たちの野望。
ネオパラダビアンライトが完成となったきっかけである、のび太がカギとなった理由を考えてみました。
通常のパラダピアンライトの効果があまりなかったのび太。
そこでのび太の体を分析することで何かがわかると考えた三賢人たち。
ついにその機会を得ることでネオパラダビアンライトは完成したのだと思います。
ここからは屈指の名シーン・名セリフの連続でしたね。
のび太に訴えかけるドラえもん。
「パーフェクトにならなくたっていい」「僕は‥そのままののび太君が‥」
その言葉はまさにドラえもんの本心でありました。
なんだかんだ喧嘩もするけど本心はのび太の事を想っているドラえもん。
それがよくわかるシーンでありました。
しかし、察しの良い人であればここで冒頭の虫がドラえもんだったと気づいた人もいるのでしょうが、僕はこの時点では気づいてませんでした💦
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑩絆復活
※ネタバレ注意
虫へと変えられたドラえもんの姿を見て正気に戻るのび太。
そんなのび太に「いらないものを捨てただけだ」「あんなダメロボットの事は忘れろ」という三賢人たち。
しかし、それに抗うのび太。
業を煮やした三賢人たちはジャイアン・スネ夫・しずかたちにのび太を虫にするよう命じます。
三人に訴えかけるのび太。
そして奇跡は起きました。
三人の心にのび太の訴えが届き正気を取り戻したのです。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑩絆復活感想
ここでもう涙腺崩壊してしまいましたね(´;ω;`)
「ドラえもんはぼくのそばにいてくれるよ!一緒に泣いてくれるよ!一緒に笑ってくれるよ!いらないものじゃない!僕の大事な友達だ!」
もうこれまでののび太とドラえもんとの関係がフラッシュバックするような名シーン・名セリフでしたね。
そしてそれはジャイアン・スネ夫・しずかたちに関しても同様でした。
のび太がみんなに対して思っていること。
「しずかちゃんは強情だけどとっても優しい」
「スネ夫は意地悪だけど仲間思い」
「ジャイアンは乱暴だけど勇敢」
それらが全てわかるようなこのシーン。
そして極めつけはジャイアンでしたね「のび太のくせに‥上出来だぁ!」
いつもの「のび太のくせに‥生意気だぁ!」でもかなり心揺さぶられるところでしたが、さらにその上でアレンジしてくるとは‥最高でしたね!
しかし、しずかちゃん強情だって言われたこと
相当根に持ってそう‥(笑)
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑪現れた黒幕
※ネタバレ注意
ついに姿を現した黒幕「レイ博士」
三賢人たちはレイ博士の作り出した操り人形でした。
すべてはレイ博士による陰謀でした。
幼い頃から何をやってもうまく行かない自分を馬鹿にした連中を従えるため。
また、恨み、憎しみ、争いを繰り返す人間たちの心を支配しようとするためはじめたことでした。
レイ博士によりのび太たちの町が支配されてしまうその寸前で、過ちに気づいたソーニャ、束縛から解き放たれたマリンバたちの活躍により、陰謀はそしされることとなります。
怒りと絶望に満ちたレイ博士は、パラダビアの機能を停止し、のび太たちの町へ墜落させすべてを終わらせようとします。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑪現れた黒幕感想
いやはやいきなり現れましたね「レイ博士」
伏線はあったんですけどね、マリンバがレイ博士について話していたことから、どこかで出て来るかなと思ってはいたのですが、こういうことだったのですね。
しかし、このレイ博士という存在。
色々と考えさせられるものがありましたね。
のび太と同様だったというレイ博士の少年時代。
これはもしかしたらのび太も歩んだかもしれない未来の姿なのではとも感じました。
もし、ドラえもんと出会っていなければ、周りの環境、人間に絶望し、世界に復讐する。
それはあり得ないとは言い切れないと思いました。
まあ、博士には科学の才能がありましたが
のびたにはあやとりに射撃だからなあ‥。
やっぱりないかな(笑)
しかし人間が憎しみ、争いをやめないことを憂いてる辺りは、やはりのび太のように純粋な一面もあったのでしょうね。
ただちょっとやり方が過激すぎましたね。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑫パラダピア崩壊
※ネタバレ注意
今にも墜落を始めるパラダピアから脱出を試みるのび太たち一行。
パラダピアに住む400人もの住人を避難させるためにのび太たちの乗ってきたタイムツェッペリンの4次元空間を利用します。
何とか住人の説得に成功し、パラダピアを脱出するのび太たち。
しかし、タイムツェッペリンをけん引するために乗っていた飛行キットの燃料が充電切れとなり、裏山へと不時着するのでありました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑫パラダピア崩壊感想
いやーキッチリ作られてますよね「ドラえもん」という作品は。
パラダピアから脱出する住人たちをどうやって運ぶのだろうと思っていたのですが、まさかタイムツェッペリンの4次元空間という設定がここで活きるとは考えてませんでしたね。
もしタイムツェッペリンがなかったら何かマリンバの便利グッズとかがあったんでしょうかね?
そんな力技に頼らずちゃんと物語の最初に布石を打っていたというのがすごいなと感じました。
ソーニャもやっぱり猫型ロボットだったんですね~。
見た目はイケメンですが、四次元ポケットを付けるとドラえもんと変わらないんだなぁと感じましたね。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑬つながる全て
※ネタバレ注意
のび太たちが住む町の裏山に不時着した一行ですが、これからどうしたらいいのか途方にくれてしまいます。
今にも落ちてくるパラダピア。
ドラえもんのいないこの状況でどうしたらいいのかわからないなか、姿を現したタイムホール。
そして飛び立つタイムツェッペリンの姿を見て、ここが自分が達が出発したあの時間だという事に気づくのび太。
出発前のあの時見た青い虫がドラえもんだと気づき探しだし、見つけマリンバの持っていた変身銃により元に戻れたドラえもんでありました。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑬つながる全て感想
今回の映画ドラえもんは、なかなかミステリー色が強いかなと思いました。
ちりばめられた布石、それらがすべてつながったのがこのシーンだったと思います。
冒頭に現れていた青い虫の存在。
降っていた天気雨の正体など、すべてが明らかとなった瞬間でした。
本当に大人でも十分に楽しめる作品ですよね。
僕もこの時青い虫がドラえもんだったんだ!と気づき感動が押し寄せここでもまた涙してしまいましたね。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑭ソーニャの犠牲
復活したドラえもんの出したタケコプターにより、墜落を始めたパラダピアを阻止しようとするのび太たち。
ソーニャと合流し、スーパー手袋などを使い落下を食い止めようとするが、止まらないパラダピア。
ジャイアンの何気ない一言「迷惑な粗大ごみだぜ!」という言葉から四次元ごみ袋の存在に気づき使用しパラダピアを包み込むことに成功。
しかし、暴走を始めたパラダピアが町の上空で爆発することに気づいたのび太たち。
それを全員でくいとめようとするが、それは難しく自分が犠牲になる事を決意したソーニャによって地上へとおろされたのび太たちは、上空で爆発するパラダピアを見届たのであった。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑭ソーニャの犠牲感想
まさかここで四次元ごみ袋出て来るとは思ってなかったですね。
本当に作品前半からの伏線がここでも回収されてぶったまげてしまいました。
しかし‥。
やっと自分を取り戻せたのに、やっと全員集合できたのに‥。
こうするしかなかったのかもしれませんが、これはあまりにも辛い。
ソーニャが一人一人のタケコプターを打ち落とすところ、最後のドラえもんとのやりとり。
もう涙があふれてしまいましたね。
世界は救われた。
ソーニャの犠牲によって。
あまりにも辛い結末でした。
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑮エピローグ
※ネタバレ注意
全てが終わり戻った平和。
しかし、浮かない顔ののび太たち。
そこに現れたのはマリンバでした。
レイ博士の逮捕、パラダピアの住人たちのその後のことを聞いて、それでもすっきりしない一行のもとに落ちてきたのは、ソーニャの物と思えるメインメモリー。
ソーニャの物だと確認が出来て元に戻るかもしれないとわかったのび太たちは喜び、再び日常へと帰っていくのであった。【了】
映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」のあらすじ ⑮エピローグ感想
良かった!本当に良かった!
どうなる事かと思いましたが、これこそ国民的アニメ「ドラえもん」
やっぱり物語はハッピーエンドじゃないといけないですよね。
のび太の最後の一言
これにすべてが詰まってましたね。
「僕、なんだかこの町が前よりずっと好きになったよ。ユートピアなんていらなかったんだ‥」
「だってこの世界は初めから素晴らしいんだもん!」
大切なものは失ってから初めて気づく。
まさにそうだなと思いました。
それを取り戻すことができたのび太たちの今後の幸せを願わずにはいられませんね。
(今後もまた何か起こるでしょうが‥)
そして生まれ変わったソーニャとまた出会えることがありますように。
しかし、NiziUの主題歌ここでくるのですね‥。
とても素敵な歌でさらに涙してしまいました。
エンディングで出ていたソーニャと子供達についてはこちらの記事にもまとめておりますのでご参考下さい。
【ドラえもんのび太と空の理想郷】泣けるポイントとあらすじ感想のまとめ
ここまで2023年3月3日公開となりました、映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」の泣けるポイントについてあらすじと感想を交えつつご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
結論と致しましてやはりドラえもんの映画は泣ける!
この一言に尽きると思います。
自分が忘れてしまった純粋な気持ち、仲間と助け合うこと、そしてかけがえのない親友たちとのやりとりなどそれらが琴線に触れるのではないかと僕は考えます。
映画の初日の朝一番の上映を見に行きましたが、僕同様に大人だけで見に来ている人も多数見られました。
やっぱりこれが国民的アニメと呼ばれる理由だなと僕は思います。
ドラえもんは永遠ですね。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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