2023年3月18日より公開となった庵野秀明監督の映画「シン仮面ライダー」
もう見られた方も多いかと思います。
そこで作品を見ていて気になったのが敵の組織SHOCKER(ショッカー)の略称ではないでしょうか。
ずいぶんと長い略称で映画の中では唖然となってしまいましたが、ここではその略と読み方・意味についてご紹介したいと思います。
また、SHOCKER(ショッカー)の下級構成員の令和版「シン仮面ライダー」と昭和版「仮面ライダー」との違いについても比較してみようと思います。
シン仮面ライダー「SHOCKER(ショッカー)」の略と読み方・意味について
庵野秀明監督映画作品「シン仮面ライダー」ですが、昭和仮面ライダーをオマージュしつつも令和版ライダーとして随所にニヤリとしてしまうような演出が数々施されております。
敵の組織SHOCKER(ショッカー)の略称についても「そんな略あったのか!」と映画を見ていて唖然となってしまいました。
しかも長すぎる‥(笑)
では、「シン仮面ライダー」での敵の組織SHOCKER(ショッカー)の略称と意味について解説していきます。
まずは略称についてご紹介致します。
シン仮面ライダー「SHOCKER(ショッカー)」の略と読み方について
シン仮面ライダーに出てくる敵の組織「SHOCKER(ショッカー)」の略と読み方ですがこのようになります。
S | Sustainable | サステナブル |
H | Happiness | ハピネス |
O | Organization with | オーガニゼーション ウィズ |
C | Computational | コンピュテイショナル |
K | Knowledge | ナゥレッジ |
E | Embedded | エンベッディドゥ |
R | Remodeling | リモデリング |
いやはや単純に子供の頃からショッカーだと思っていた組織が
令和になってこんなにも複雑な英語表記の略が合った組織だったとはまったくもってビックリでした。
しかし、この作品いちいち英語がネイティブでめちゃくちゃ発音がいいですよね。
ケイとか英語の発音だけめちゃめちゃよくてびっくりしちゃいました。
確かにこの略称を「説明しよう!SHOCKERの略称とは」と始めて、めちゃめちゃ発音のいい英語で決められたらたまらんですなあ‥(笑)
是非この機会に覚えてみてください!
では次に意味についてご紹介したいと思います。
シン仮面ライダー「SHOCKER(ショッカー)」の意味について
では次に「シン仮面ライダー」的の組織「SHOCKER(ショッカー)」の略称に対する意味についてご紹介したいと思います。
S | Sustainable | 持続可能な・環境に優しい |
H | Happiness | 幸福、満足、喜び・巧妙・適切 |
O | Organization with | 組織・組合・団体 |
C | Computational | 計算的な |
K | Knowldge | 知識 |
E | Embedded | はめ込む、埋めるの過去形 |
R | Remodeling | 改造する、一新するの現代分詞 |
単純に英和辞典を調べるとこのような意味となりますが、作品中では「持続可能な幸福を目指す愛の秘密結社」というように訳されておりました。
なんともいかがわしさ満載な組織ですが
しかし、この英単語の意味を見ているとこんな風にも訳せませんかね?
「未来永劫、巧妙な計算と知識により新たな価値観を植え付け意識を改革する秘密結社」とこれまたうさん臭さ倍増であります。
どうせなら「経験と計画に基づいた明るい未来を目指す、環境問題について改革する団体」とでもしたほうがまだ表向き良かったんじゃないでしょうかね‥。
化学肥料を使わない農業を目指し研究するこうもりオーグおじさまやサソリの毒を脳腫瘍などの病気の治療薬に役立てようとするサソリオーグさま。
しかし、その姿は表向きの姿で実は環境破壊によって今や絶滅の危機に瀕している昆虫たちが環境破壊をする人間たちに変わって世界を支配する組織なのだ!
なんていうのはどうでしょうかね‥
あ‥やっぱり胡散臭いわ‥
では、そんなSHOCKER(ショッカー)の下級構成員の令和と昭和について比較してみようと思います。
シン仮面ライダー「SHOCKER(ショッカー)」の下級構成員について
なんとも複雑な略称と意味を持っていた昭和生まれのおじさん達もびっくりなSHOCKER(ショッカー)でありますが。
その下級構成員たちの変貌っぷりにもびっくりした方々も多いかと思います。
そこでここでは令和と昭和の下級構成員たちについて比較してみようと思います。
「SHOCKER(ショッカー)」の下級構成員について ①令和
映画シン仮面ライダーのSHOCKER(ショッカー)」の下級構成員ですが、令和になって生まれ変わった姿がこちらであります。
なんともカッコよすぎじゃないですか。
これぞ悪の組織の構成員という感じになりましたよね。
本作のデザインを担当した前田真宏さんはインタビューでこう語っておりました。
「社会の中に何食わぬ顔で潜んでいる、人々が危険と思わないような存在」ということを念頭においてデザインを考えていった。
浮いてしまうデザインではなく、必要な時だけ顔を隠すという意識はありました。
社会では異物として扱われている存在が、身近で暮らしていたらどんな感じなのか。夜の闇に紛れて、酒場の隅にいたらどんな雰囲気なのかを考えながら作業していました。
https://www.cinematoday.jp/news/N0134940 シネマトゥディより引用
確かに言われてみたら現代を象徴する感じではありますよね。
他人には興味を示さない人達。
その人たちにとっては相手の顔などないも同然。
まさに、そんな時代を象徴したデザインなのではないでしょうか。
では次に昭和の「仮面ライダー」の下級構成員についてご紹介致します。
「SHOCKER(ショッカー)」の下級構成員について ②昭和
では次に昭和の時代を彩った「仮面ライダー」での下級構成員の姿についてご紹介致します。
こちらがそうなのですが‥。
明らかにうさんくさい!!(笑)
完全に覆面強盗のスタイルであります。
まあ昭和のショッカーは表向きも悪の組織でしたからね‥。
しかし、この姿を見ていると北海道限定(だと思う)の軽自動車館のCMを思い出してしまいますね。
というかすべての元となっているのが昭和の人気プロレスラー「ザ・デストロイヤー」のこの覆面でしょうが。
令和のショッカーはシャイで無口な連中でしたが昭和のショッカーはことあるごとに「イー!」と叫んでおります。
実はこの「イー!」という言葉の誕生秘話を見つけましたのでご紹介致します。
こちらのツイートなのですが、どうやら撮影が長すぎてイラついた役者さんが思わず「イー!」と叫んだものが採用されたという事でありました。
「イー加減にしろ!」とか「もう何でもイー!」が語源だったとは
知りませんでしたね。
このように令和と昭和のショッカーデザインの比較をしてみましたが、それぞれ時代を感じさせるものでありましたね。
他にも色々と昭和仮面ライダーとシン仮面ライダーでの比較をしてみると面白いかもしれませんね。
上級戦闘員であるクモオーグを演じていた声優(俳優)についてはこちらの記事でまとめておりますのでご参考下さい。
SHOCKER(ショッカー)についてまとめ(略・意味・読み方・下級構成員)
ここまで2023年3月18日より全国公開となりました、庵野秀明監督の映画「シン仮面ライダー」のSHOCKER(ショッカー)についての豆知識についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
このように令和と昭和では大きく様変わりしたSHOCKER(ショッカー)という組織。
さすがは庵野秀明監督といったところでしょうかね。
こんなにも詳細な設定を作り上げるのですから作品にも深みが出てきますよね。
安田顕さんや仲村トオルさんなど名だたる名俳優をちょい役で使っちゃう等あらゆる場面で遊び心や設定が満載となっております。
他にも新たにわかりましたら別記事まとめてみようと思います。
しかし、変な知識を得てしまったので、環境団体を見たらなんかSHOCKER(ショッカー)だと思っちゃいそうですね‥。(笑)
ここまで読んでいただきましてありがとうございます!
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