2022年12月23日より公開となりましたアニメ映画「かがみの孤城」
アニメ映画で話題となるのが作品の舞台となった聖地なのですが、「かがみの孤城」ではいったいどこをモデルに作られたのか?
ここではそれについてご紹介しようと思います。
また、原恵一監督が語る映画のこだわりの部分についても合わせてご紹介致します。
アニメ映画「かがみの孤城」の聖地(モデル)はどこ?
2022年12月23日より公開となるアニメ映画「かがみの孤城」の聖地(モデル)ですが、主な舞台となるお城について原恵一監督が語っておりました。
映画の中で描かれていた断崖絶壁にそびえるお城「かがみの孤城」
こちらの聖地(モデル)となった場所は、オーストラリア東岸沖、ロード・ハウ島の南東20kmに位置し、オーストラリアのニューサウスウェールズ州に属する島「ボールズ・ピラミッド」であります。
ユネスコの世界自然遺産にも登録されたこの島が「かがみの孤城」の聖地(モデル)であると原監督が語っておりました。
こうして比べてみるとまさにそのまんまですね。
オーストラリアかぁ‥。
遠いな…。
そしてこの島の上にお城を乗せた形のデザインを作り上げたのが、ビジュアルコンセプト担当で孤城デザインを手がけた「イリア・クブシノブ」さんであります。
これまでに「バースデー・ワンダーランド」や「攻殻機動隊 SAC 2045」などのキャラクターデザインを担当した方で、原恵一監督からも絶大な信頼を受けております。
では、お城以外の聖地(モデル)についてもご紹介致します。
その他の聖地(モデル)について
2022年12月23日より公開となるアニメ映画「かがみの孤城」の聖地(モデル)ですが、崖の上の孤城「かがみの孤城」以外はわかっておりません。
原作では南東京ということで表記がありましたが、主人公であるこころは基本的に自宅と孤城の移動がメインとなっており、他に出てくる場所と言えば学校や、商業施設「カレオ」「アルコ」でしょうか。
カレオやアルコって「アリオ」や「パルコ」のような気もしますが‥。
こちらは何かわかりましたら追記しようと思います。
【2022年12月23日追記】
映画を見てきましたが、原作に出ていたカレオやアルコの名前自体出てきませんでしたね。
一応フードコートのようなシーンはありましたが、あれだけでは推測は難しいかなと思いました。
では、次に原恵一監督がアニメ映画「かがみの孤城」でこだわっている点についてご紹介しようと思います。
アニメ映画「かがみの孤城」の原恵一監督のこだわりについて
アニメ映画「かがみの孤城」において原恵一監督のこだわりはこちらの動画を見て頂けるとわかるかと思うのですが(10秒と15秒のあたり)
床にその人の姿が反射して映っているのがわかったでしょうか。
ここは「かがみの孤城」と呼ばれる城ですから「映るという事」をテーマに原恵一監督はこだわったそうです。
お城の内部、特に床は大理石の磨かれたまるで鏡のような石であるという事でそこに映りこむ人の姿に特に力を入れたという事でした。
ただ、映像を反転させればいいというわけではなく、ちゃんと鏡に映っているかのような表現をだすことで映り込みを全て描き込んだのだそうです。
デジタル全盛の世の中ですが、原恵一監督は手書きにこだわっていることも特徴的であり、そこが「かがみの孤城」の絵の綺麗さや凄さにつながっているのだなと感じました。
予告画像を見ていても絵の綺麗さに
息をのんでしまいます。
原恵一監督のこだわりについて~原作に対するリスペクト
これまでに数々の漫画や小説原作の作品をアニメ化してきた原恵一監督。
今回の「かがみの孤城」についても作品をリスペクトすることを第一に考えているとのことでした。
2018年には史上最多の得票数で本屋大賞に選ばれた「かがみの孤城」という作品。
やはり、多くの人が原作に触れていて映画も見てみたいと思うだろうからその人たちをがっかりさせたくないとの思いで作品作りに挑んでいるそうです。
「かがみの孤城」の聖地(モデル)やこだわりについてまとめ
ここまで2022年12月23日公開のアニメ映画「かがみの孤城」の聖地(モデル)や原恵一監督のこだわりについてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
原作をリスペクトし、原作ファンの期待を裏切らぬようそれに応えるべく作品の高いクオリティを保ち続けている原恵一監督。
その凄さは、モデルとなった島の再現度や予告画像から見る鏡の映り込みなどから際限なく感じることが出来ました。
その高い意識の持ちようが、これまで数多くの賞を受賞し評価されてきた要因なのだと感じさせられました。
聖地(モデル)について作品を見て何かわかりましたら追記致します。
また、他にもアニメ映画「かがみの孤城」についての記事を添付いたしますので、気になるものがありましたらご参考下さい。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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