大ヒット映画「すずめの戸締り」に出て来る大きな黒猫「サダイジン」。
その正体は東の要石であったわけですが、演じている声優は誰なんだろうと気になりませんでしたか
そこでここではサダイジンの声優について色々と調査してみました。
また、何故サダイジンは環さんにのりうつってすずめにひどいことを言い放ったのかそのことについても考察してみましたのでご覧ください。
映画「すずめの戸締り」サダイジンの声優は誰?
新海誠監督の新作映画「すずめの戸締り」のサダイジンの声優なのですが、劇場版を何回か見てスタッフロールでの確認、パンフレットの隅から隅までをくまなく探したのですが見つかりませんでした。
Twitter、その他ネットを色々と検索したのですがそれでも誰がサダイジンの声優をやっているのかがわかりませんでした。
恐らくは、ダイジンの声優である山根あんさんの声を低めにエフェクトをかけているのかと思われるのですが(何回か映画を見に行って聞き比べていたけれどイントネーションもほぼ同じ)
それにしても、もしそうであるのならどこかにダイジンとサダイジンの二役だと表記があってもいいのですが、それもないということは本当に隠された誰かがいるのかもしれませんね‥。
色々と謎の多いサダイジンではありますので、ミステリアス感を出すために声優を非公表にしているという可能性もないわけではないと思います。
声優については何かわかりましたら追記しようと思います。
声優にしてもそうですが謎の多いサダイジンの正体について誰なのかをこちらの記事で考察しておりますのでご参考下さい。
では次はサダイジンの謎のひとつである何故環さんに乗り移ってすずめにひどいことを言わせたのかという事について考察してみようと思います。
サダイジンは何故環さんに乗り移ってすずめにひどいことを言わせたのか
サダイジンの登場シーンは、すずめが実家に向かう途中のパーキングエリアで、環さんに連れない態度を繰り返す「すずめ」に対して環さんがすずめに対してひどいことを言ってしまった時でした。
それはこういう事でありました。
サダイジンが環さんに乗り移って言わせたことでありましたが、恐らくは環さんが心の奥底にあった思いであったのだと思います。
しかし、絶対にすずめには聞かせられない秘めた思いであったと思います。
では、何故サダイジンはすずめに対してこれを聞かせようとしたのでしょうか。
そこを考察してみようと思います。
サダイジンは何故すずめに環さんの想いを聞かせたかったのか(考察)
サダイジンがすずめに対して環さんの口を通して言いたかったこと。
それは自分のやっていることに対しての重さを認識させたかったのではないでしょうか。
詳しく説明していこうと思います。
サダイジンはすずめに対して怒っていた
サダイジンが抜かれてからその後ダイジンとすずめの様子を見ていたのだと僕は考えます。
そこで見たものはすずめにあんたなんか大っ嫌い!もう二度と姿を見せるなと拒絶されたダイジンの姿でした。
そして打ちひしがれたダイジンからこれまでの経緯を聞いたのではないでしょうか。
最初は「うちの子になる?」と言ってくれたすずめ、しかし結果的には「おまえはうちの子なんかじゃないどっかへ行ってしまえ!」と言われてしまいます。
そんなすずめに対してサダイジンは怒っていたのだと思います。
重なる環の想い
そこで目を付けたのが環さんの心の奥底にあった思いだったのだと思います。
環さんがすずめに対して「うちの子になりなさい」と言ったのはすずめが4歳の時でした。
それはつまり、すずめがダイジンに対して言ったことと重なるわけであります。
そして、その胸に秘めた思いを明らかにすることによって、すずめに対しておまえのしてきたことはこういうことだとわからせたかったのだと思います。
すずめの立場からすれば
確かにサダイジンが怒る理由もわかりますが、すずめからしたらたまったものではないですよね。
最初はかわいい猫だと思っていたのが、草太を椅子に変え、そして全国各地に災厄を起こそうとしていたのです(すずめはそう思っていた)
そりゃあ「どっか行ってしまえ」とも言いたくもなりますよね。
しかし、サダイジンはそんな思いも理解していたのだと僕は考えます、その上で環さんの想いを聞かせたかったのだと思っております。
すずめに自分のやっていることに対しての重大さ、その覚悟を試したかったのだと思います。
何故ここまでしたかったのか?
それらについてはすずめとサダイジンの関係が実は密接に関係していると思っております。
そのあたりについてはこちらの記事で詳しく考察しておりますのでご参考ください。
サダイジンの真の想いとすずめの決意
サダイジンがすずめに対して怒っていたということもあったのかもしれませんが、それ以上にすずめが今やっていることの事の重大さを認識させたかったのだと思います。
すずめがここまで行動してきたのは草太を救いたいというその想いだけでした。
つまりは草太を救うためならば日本がどうなってもいいと思っていたのかもしれません。
(このあたりは天気の子の設定とも通ずるものがあるかもしれません)
そこをサダイジンは見抜いてすずめに自分が今やっていることに対しての事の重要さをすずめがやってきたことを再認識させることでわからせたかったのだと僕は考えます。
そして結果的にすずめは自分がダイジンに言ったこと、そして環から言われたことが同じであることを理解したのだと思います。
恐らくではありますが、草太の代わりに自分が要石になると決意したのもこの時であったのではと僕は考えます。
サダイジンの声優・何故環に乗り移ったのかについてまとめ
ここまで、大ヒット映画「すずめの戸締り」に出演するサダイジンの声優と何故環に乗り移りすずめにひどいことを言わせたのかということを考察してきました。
これらについてまとめますとこのようになります。
また、環に乗り移ってすずめにひどいことを言わせた理由についても考察してきましたが、まとめますとこのようになります。
このように考察致しました。
しかし、健気なのはダイジンですよね、すずめに好きじゃないと言われ拒絶されたのにすずめが傷ついたのを見てサダイジンにとびかかっていったあたり本当にすずめが好きなんだなと思いました。
しかし、最終的にはサダイジンがすずめに行ったこの行動によってダイジンの覚悟をも呼び起したのだと僕は考えます。
この時のダイジンの心境について考えると、最後に何故ダイジンがすずめを助けたのかも見えてくるような気がしました。
謎の多いサダイジン、ダイジンの正体が誰なのかについてはこちらの記事で考察しておりますのでご参考下さい。
他にも僕が疑問に思った点については下記記事にまとめておりますのでご参考下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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