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トットちゃんが最初にいた学校ってどこ?小学生でも退学になるの?

2023年12月8日より公開となったアニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」

黒柳徹子さんの幼少期の実話でこれまでに800万部を売り上げたベストセラー小説がついに映画となった作品であります。

筆者も上映初日の朝一番に見に行ってきましたが、原作ファンでも新たな発見のあるとても素敵な作品となっておりました。

そこでここでは作中描かれていた描写で筆者が疑問に思った点について徹底調査してみました。

トットちゃんこと黒柳徹子さんは小学生となった時に数々の問題行動を起こして退学となってしまいます。

この点について

トットちゃんが、その時通っていた学校がどこなのか?

また、小学生で退学って本当にあるのだろうか?

という点についてまとめてみましたのでご覧ください。

このブログを読んでわかること

・トットちゃんが最初に通っていた小学校はどこ?
・小学生でも退学って本当にあるの?

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トットちゃんが最初に通っていた小学校はどこ?

小学生となったトットちゃんでしたが、初めて行く小学校で問題行動ばかりを起こして退学となってしまいます。

トットちゃんの起こしていた問題行動をまとめるとこのようになっております。

トットちゃんの問題行動

・机のふたをずっと開け閉めしている
・窓の所に立ってチンドン屋を呼び止める
・窓の外にいるつばめに授業中に話しかける

このように問題行動をおこしてばかりで、授業にならない先生がお母様を学校に呼び出し、別の学校に移るように促しております。

映画内でははっきりとは書かれておりませんが、原作でははっきりと退学させられたと書かれております。

ママは、この退学のことを、トットちゃんに話していなかった。話しても、何がいけなかったかわからないだろうし、また、そんなことでトットちゃんがコンプレックスを持つのもよくないと思ったから

窓ぎわのトットちゃん原作より引用

ではこの時の小学校はどこだったのか調査してみたところ

東京都大田区にあります赤松小学校であることがわかりました。

映画にもあります「トモエ学園ボロ学校!入ってみてもボロ学校」とよその学校の生徒に馬鹿にされてしまうエピソードがありました。

原作ではこのうたのエピソードで前の学校の時を回想するシーンがありまして。

このように書かれております。

例えば、トットちゃんが退学になったその前の学校では、放課後、学校の門を出てから、自分たちの校舎を振り返りながら、生徒たちはこう歌った「赤松学校ボロ学校!入って見たらいい学校!

原作「窓ぎわのトットちゃん」より引用

このように赤松学校と記載があり、ここからトットちゃんこと黒柳徹子さんが最初に入学した学校が赤松小学校であるとわかりました。

赤松小学校について

住所:東京都大田区北千束2丁目35−8

(有名な卒業生)
ブラウンノア賢信:サッカー選手

生年月日2001/5/27
身長/体重189/75
出生地※カナダ
Jリーグ初出場2020/6/28
Jリーグ初得点2020/9/27

【経歴】
・赤松フェニックスFC
・ヴィトーリア目黒FC
・横浜F・マリノスジュニアユース追浜
・横浜F・マリノスユース
・横浜F・マリノス
・カマタマーレ讃岐。
・横浜F・マリノス
・水戸ホーリーホック
・アスルクラロ沼津

・水戸ホーリーホック

赤松小学校は、明治11年10月17日に開校した、2023年で創立145年を迎える歴史のある小学校で。

田園調布小学校・山王小学校とともに大田区の三大ブランド校とも呼ばれております。

赤松小学校は数々の教育分野でお手本となるモデル校としても有名であります。

赤松小学校について

・持続可能な社会づくりに向けた教育推進校
・教育委員会推進校
・都小学校動物飼育推進校

このようにちょっと格式の高い小学校であったためトットちゃんこと黒柳徹子のような生徒が合わなかったというのは仕方のないことだったのかもしれません。

そのため退学という選択をとったのでしょうが、ここで気になったのが小学生も退学があるということだったのですが

次はそのことについてご紹介しようと思います。

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トットちゃんみたいに小学生でも退学になるの?

では、トットちゃんのように素行の悪い生徒は小学生でも退学になってしまうでしょうか?

これは「窓ぎわのトットちゃん」の時代は戦前の話なので、戦前では小学生でも退学制度があったのでしょうか?

このあたりを調査してみたのですが。

小学生で明確な退学制度があったということなないようです。

小学生というと2023年現在は義務教育ということで

小学校6年間、中学校3年間は公立小中学校に在籍する者はたとえ犯罪を犯してしまったとしても強制的に退学にすることはできません。

そしてトットちゃんのいた昭和10年代の義務教育制度について調査してみたところこのようなことがわかりました。

昭和10年代の義務教育について

・明治40年に義務教育期間は6年に定められる(小学校卒業まで)
・昭和16年に義務教育期間が延長して8年に(小学校から中学生まで)

このようにトットちゃんが小学生だった戦前でも公立学校に在籍する者については退学となることはないようでした。

私立の学校であれば退学ということはあるかと思いますが。

大田区立赤松小学校と、明らかに公立の小学校に在籍していていたトットちゃん。

よくよく原作のセリフを読んでみるとこのようなことがわかります。

【前の学校の先生】
おたくのお嬢さんがいると、クラス中の迷惑になります!よその学校にお連れ下さい。
【母親】
たしかに、これじゃ他の生徒さんにご迷惑すぎる。どこかほかの学校を探して移した方がよさそうだ…

原作「窓ぎわのトットちゃん」より引用

このように先生は一言も退学とは言ってませんし。

数々のトットちゃんの問題行動を聞いてお母様が自発的に学校を変えようと考えていたのがわかるかと思います。

つまり学校側から退学を言い渡されたのではなく、自発的に学校を退学したということが正しいのではないでしょうか。

ひらけん
ひらけん

戦前には退学制度があったのかな?

なんて思ってましたがどうやら違うようでしたね。

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トットちゃんが最初に入学し退学となった小学校についてまとめ

ここまで「窓ぎわのトットちゃん」でトットちゃんが最初に入学した学校と退学制度についてご紹介してきました。

まとめますとこのようになります。

トットちゃんが最初に入学した小学校について

・トットちゃんが最初に入学した小学校は「大田区立赤松小学校」
住所:東京都大田区北千束2丁目35−8

(有名な卒業生)
ブラウンノア賢信:サッカー選手
(数々の推進校として活動)
・持続可能な社会づくりに向けた教育推進校
・教育委員会推進校
・都小学校動物飼育推進校

【小学校に退学制度はあったの?】
・明治40年に義務教育期間は6年に定められる(小学校卒業まで)
・昭和16年に義務教育期間が延長して8年に(小学校から中学生まで)

このように義務教育制度があったので公立校である赤松小学校では退学制度はない
トットちゃんの親が自発的に学校を変えようと判断した(自主退学のような形)

このようにちょっとお堅い学校に入学したトットちゃんこと黒柳徹子さん。

校風が合わなくて自主退学という形を取らざるを得なくなってしまいましたが

その結果自分を認めてくれるトモエ学園へと入学できたのはまさに運命だなと感じました。

現代でもこういうケースはあり得るのかと思います。

学校任せにするのではなく子供を持つ親の一人一人が真剣にこの問題に取り組むことが大切なのではないかと考えさせられる、そんな作品でありました。

世界中からこの作品が支持される理由が分かったような気がしますね。

まだ原作を読んだことがない人がこの作品を知るいいきっかけに今回のアニメ映画はなったのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

窓際のトットちゃん公式

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