俳優の大泉洋さんをご存知でしょうか?
大泉洋さんといえば、軽快なトーク力を活かしたバラエティー番組をはじめに、映画やドラマで活躍され、NHK紅白歌合戦の白組司会を3年連続で務められるなど、もはや国民的な俳優さんです。
先日、なにげなくTwitterを見ていると、2023年3月23日公開予定『シング・フォー・ミー、ライル』日本語吹替版の予告を見つけました。
あれ? 大泉洋さんが歌ってる。
ん・・・? よく聞いてみると歌上手いやん!
俳優としての大泉洋さんは知っているつもりでしたが、歌のお仕事をされているイメージはありませんでした。
そこでここでは大泉洋さんの歌の上手さや歌手活動・声優活動について徹底調査してみました。
その上で記事としてまとめてみましたのでご覧ください。
大泉洋の歌が上手い?
実際にこの記事を目にした、あなたも大泉洋さんが歌が上手いというイメージないですよね?
そのような感想をお持ちのあなたのために、大泉洋さんの歌声、初披露となるシング・フォー・ミーの日本語吹替版予告をご覧ください。
いかがでしたか?
大泉洋さんは、この出演のために2022年夏ごろから集中的にレッスンに取り組んで、ハリウッド製作陣が実施するボイステストを見事にクリアしたそうです。
ハリウッドのボイステストで合格って、それだけで歌が上手いことが証明されてますよね〜
大泉洋の歌手活動について
ここからは大泉洋さんの歌手活動について解説します。
2000年に北海道のテレビ番組『鈴井の巣』で大泉洋さんの紅白に出たい!という夢をかなえる企画で、奥田民生さんとのコラボバンド『大泉バンド』のボーカルを担当されました。
番組内の大泉洋さんと奥田民生さんのアドリブコントの流れで『負け戦』という曲が生まれ、その流れで番組でデビューライブを行い、そのまま活動終了した伝説の(お笑い?)バンドです。
歌手活動と言えるのかどうか『?』ですけど、大泉洋さんの夢である紅白出場とはかけ離れたデビューライブが、とても笑えました。
その活動を皮切りに北海道のテレビドラマ企画では自ら歌うだけでなく、作詞、作曲も手がけられ、歌手活動を続けていたそうです。
その後、2004年に作詞:大泉洋、作曲:根本要でスターダストレビューとのコラボシングル『本日のスープ』の『北海道限定盤』ではメインボーカルを担当されました。
また、全国盤はオリコン最高10位で『ミュージックステーション』『うたばん』に出演を果たしました。ここではもう、お笑いではない、本格的な歌手活動となっていました。
歌声いかがでしたか?
筆者は、透きとおったキレイな声で、普通に歌上手いやん!と感じました。
このあと、北海道のテレビ番組『おにぎあたためますか』の番組企画内で大泉洋さん、戸次重幸さんのユニット『FAN TAN』を組み『起きないあいつ』を発売。
この曲でオリコン最高7位を記録し、台湾デビューも果たしました。
そして、2000年の紅白に出たい!という大泉洋さんの夢で始まった歌手活動は、みなさんご存知のとおり、20年後の2020年に司会という形で実現することになりました。
ほんとに素晴らしいですね。
大泉洋の声優活動について
つづいては大泉洋さんの声優活動についてです。
大泉洋さんはスタジオジブリ作品をはじめとした多くのアニメ映画や、ゲームの主人公役の声優として出演されています。
声優デビューはなんと、あの大ヒット作、2001年7月20日公開の『千と千尋の神隠し』番台蛙役とのこと。
主な声優活動としては以下のとおりですが、脇役から主人公まで多才ぶりを発揮して幅広く対応されているのがすごいと思います。
- 千と千尋の神隠し 番台蛙役 →デビュー作
- ハウルの動く城 カカシのカブ役
- 思い出のマーニー 山下医師役
- バケモノの子 多々良役
- レイトン教授と永遠の歌姫 レイトン教授役 などなど
バケモノの子の多々良は猿顔のバケモノなんですが、細川監督曰く、
『【多々良】が猿のバケモノということで猿的な人を考えたときに、大泉洋さんがまず浮かびました。こんなにぴったりくるなんて、想像以上でした。』
とのコメントを残されており、
完成披露会見でそれを聞いた大泉洋さんも『サル顔でよかった。実写でもやりたい。僕と(豚顔のバケモノ役の)リリーさんは耳と鼻を付ければいける。』と笑いで返していました。
とってもユーモアのあるやりとりですよね(笑
そして、2018年3月3日公開の『ドラえもん のび太の宝島』キャプテン・シルバー 役で出演していました。
シルバーは、海賊船の船長であるとともに家族を守る父親で、厳しさと、優しさが同居する難しい役どころで、プライベートでもお子様をもつ大泉洋さんに期待されていたそうです。
当時、6歳だった娘さんと話し合い(事務所ではなく)、オファーを受けることを決められたそうです。プライベートでも父親である大泉洋さんには役にピッタリだったのでしょうね。
ここまで大泉洋さんの声優活動を紹介しました。
ただの声質だけでなく人間味あふれる部分が大泉洋さんの活動を支えているのではないかと、筆者は感じました。
まとめ
いまや、テレビでは見ない日がないくらいに大活躍されている大泉洋さん。
これまで紹介してきた大泉洋さんの歌手活動、声優活動をまとめると以下のようになります。本当に多くの活動をされているので代表的作品として見てくださいね。
活動 | 年月 | 作品タイトル | 補足 |
---|---|---|---|
歌手 | 2000年5月 | 負け戦 | 大泉バンド ボーカル |
2004年1月 | 本日のスープ | 北海道限定盤でメインボーカル 全国盤はオリコン最高10位 | |
2004年6月 | 起きないあいつ | オリコン最高7位 | |
声優 | 2001年7月 | 千と千尋の神隠し | 番台蛙役 |
2004年11月 | ハウルの動く城 | カカシのカブ役 | |
2009年12月 | レイトン教授と永遠の歌姫 | レイトン教授役 | |
2014年7月 | 思い出のマーニー | 山下医師役 | |
2015年7月 | バケモノの子 | 多々良役 | |
2018年3月 | ドラえもん のび太の宝島 | キャプテン・シルバー 役 | |
2023年3月 | シング・フォー・ミー、ライル | ライル役 |
あの軽快なトーク力、演技力に加えて歌唱力をお持ちになり、そして声優としても大活躍されていることがわかりました。本当に多才でいらっしゃいますよね。
わたしは『ハケンの品格』の東海林武 役の大泉洋さんが一番、印象に残っています。
大泉洋さんのさらなるご活躍をお祈りして、この記事を締めくくりたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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