2023年11月17日に歌手の「KAN」さんが亡くなったと報道がありました。
代表曲である「愛は勝つ」が1990年代に大ヒットした歌手として有名な方であります。
KANさんは、公式ホームページで、ことし2月に「メッケル憩室がん」と診断されたことを公表し、演奏活動を休止して療養生活を送っていると発表していました。
自身のSNSには先月28日に「治療専念のため、お休みをいただきます」と投稿していましたが、このような結果となり本当に残念であります。
そこでここではKANさんの大ヒット曲「愛は勝つ」以外にも数々の名曲を世に送り出してきたKANさんの若い頃の代表曲についてまとめてみましたのでご覧ください。
・KANの若い頃の代表曲・名曲について
KANの若いころの代表曲・名曲について
これまでに35枚のシングルをリリースしてきたKANさん。
枚 | タイトル |
---|---|
1st | テレビの中に |
2nd | BRACKET |
3rd | だいじょうぶI'M ALL RIGHT |
4th | Over You |
5th | 東京ライフ |
6th | REGRETS |
7th | 健全 安全 好青年 |
8th | 愛は勝つ |
9th | イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ |
10th | プロポーズ |
11th | こっぱみじかい恋 |
12th | 言えずのI LOVE YOU |
13th | 死ぬまで君を離さない |
14th | 丸いお尻が許せない |
15th | まゆみ |
16th | いつもまじめに君のこと |
17th | Sunshine of my heart |
18th | すべての悲しみにさよならするために |
19th | 東京に来い |
20th | MAN |
21st | 涙の夕焼け |
22nd | Songwriter |
23rd | ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 |
24th | サンクト・ペテルブルグ〜ダジャレ男の悲しきひとり旅〜 |
25th | 英語でゴメン |
26th | Happy Time Happy Song |
27th | 今年もこうして二人でクリスマスを祝う |
28th | CLOSE TO ME |
29th | Superfaker |
30th | カレーライス |
31st | 世界でいちばん好きな人 |
32nd | よければ一緒に |
33rd | Listen to the Music |
34th | 桜ナイトフィーバー |
35th | ポップミュージック |
やはり大ヒット曲となった「愛は勝つ」が真っ先に思い浮かびます。
1990年(平成2年)夏、5thアルバム『野球選手が夢だった。』の収録曲「愛は勝つ」がテレビ朝日『クイズおもしろTV』エンディング曲に採用(同番組に使用されたことはあまり話題にならずヒットに繋がらなかった)。
しかし1991年1月、フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の第三期エンディングテーマに用いられ、「愛は勝つ」は大ヒットを遂げる。シングルは200万枚を超えるセールスとなり、オリコンチャートイン52週のロングヒットを記録するなど、90年代を代表する曲となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/KAN KANwikiより引用
しかし、他にも数々の名曲がKANさんの楽曲にはあります。
ではそれらについてご紹介して行きます。
KANの若いころの「愛は勝つ」以外の代表曲・名曲について ①インザネイムオブラブ
TBS系火曜20時台のドラマ『熱血!新入社員宣言』主題歌であったKANさんの9枚目のシングル「インザネイムオブラブ」
ドラマにはKANさん自身も銀行員・胡桃沢富男役で出演しておりました。
「愛は勝つ」の大ヒットのさなかに出された曲で「一発屋になりたくない」とのプレッシャーの中作られた一曲だったそうですが。
愛は勝つもそうですが、こちらもやはり応援ソング的なものとなっており
タイトルに「LOVE=愛」が入っているというのも印象的でした。
とてもやさしいKANさんの歌い方と歌詞に込められた思いが溢れるなんか頑張ろう!と思える名曲であります。

高校時代カラオケで良く歌っていた名曲でしたね~
KANの若いころの「愛は勝つ」以外の代表曲・名曲について ②まゆみ
三ツ矢サイダーのCMソングに使われた、KANさんの二番目のセールス売り上げを記録した曲であります。
ファンの間では「愛は勝つ」よりも「まゆみ」と語る方も多く。
「ミュージックステーション(現Mステ)」の特番の中で、お気に入りの1曲として平井堅さんと矢井田瞳さんが偶然にも同じこの曲を挙げていたこともあります。
大物アーティストからも支持される同曲ですが、実は違う二曲をつないでいるとか
間奏でビートルズの「マジカルミステリーツアー」のフレーズが入っているなど何かと話題となっている一曲であります。
他にもファンから愛されている曲はこちらとなります。
・長ぐつ:可愛いメロディに優しい雰囲気、恋人はもちろん家族を思う無償の愛がテーマ
・結婚しない二人:都会的な落ち着いた雰囲気、松浦亜弥がカバーしたことでも話題に
・エキストラ:KAN最後の曲 はかない恋の歌で卒業ソングそのもの、泣ける名曲
「小羊」「Day By Day」「Songwriter」「秋、多摩川にて」「弱い男の固い意志」「東雲」「ときどき雲と話をしよう」「Autumn Song」「けやき通りがいろづく頃」「1989」「東京ライフ」「言えずのI LOVE YOU」「REGRETS」「永遠」「DAY BY DAY」「悲しみの役割」「星屑の帰り道」「涙の夕焼け」「今度君にあったら」etc.
愛は勝つだけの一発屋だなんて紹介されることも多いKANさんではありますが、それ以外にも数々の名曲がいっぱいあります。
各種サブスクでもKANさんの歌は聞けますのでこの機会にどうぞ聞いてみて下さい。
KANの若いころの「愛は勝つ」以外の代表曲・名曲について ③作曲した曲
KANさんと言えばこれまでに数々の作曲もしてきました。
有名なところでは「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の番組中の曲として流れていた「さよならだけどさよならじゃない」ではないでしょうか。
山田邦子さんと横山千枝さんの「やまかつwink」最大のヒット曲でありますが、切ないメロディーと歌詞が聞いていてグッとくる卒業ソングの定番ともなっておりました。
アニメ「YAWARA」のオープニング曲として今井美樹さんが歌っていた「雨のキッスに花束を」もKANさんの作曲による名曲であります。
雨にキッスの花束を/今井美樹
— アニソン8cm CD BOT/90年代 animesong (@anime8cm) November 17, 2023
YAWARA! OP2(1989年~1992年)#90年代アニメ動画 #YAWARA #今井美樹 pic.twitter.com/eXMPSiX37i
他にも「ジェイピールーム」「アップフロントクリエイト」とつんくさんプロデュースによる「ハロープロジェクト」の事務所の大先輩でもあったKANさん。
ハロープロジェクト関連でも数々の作曲を行っておりました。
・桜ナイトフィーバー
・ポップミュージック
・真野恵里菜:デビュー曲から3rdシングルまでを作曲
・16歳の恋なんて
また、森高千里さんが歌います熊本県の公式キャラクター「くまもん」のイメージソングである「くまモンもん」もKANさんが作詞・作曲を務めております。
このように数々の名曲を世に送り出していたKANさん。
本当に残念でなりません…。
KANのwikiプロフィール経歴
【プロフィール】
本名:木村 和
生年月日:1962年9月24日
年齢:享年61歳
出身地:福岡県福岡市
学歴:法政大学社会学部
【経歴】
・福岡県福岡市に2人兄弟の次男として生まれる。
・1967年:東田島カトリック幼稚園に入園
・1968年:福岡市天神のヤマハ音楽教室に入室しピアノのレッスンを受ける
・1969年:福岡市立田島小学校(現:笹丘小学校)に入学。
※福岡市唐人町のピアノ講師・中村順子に師事し、クラシックピアノを習い始める
・1972年:4年生のときに福岡市団地対抗少年野球連盟のチームに入団
・1974年:6年生でレギュラーに昇格、副キャプテンを兼任
※福岡の老舗デパート「岩田屋」のランドセルのテレビCMおよび広告にモデルとして出演
・1975年:福岡市立友泉中学校に入学
・1977年:3年生の年にビートルズのコピーバンドを結成(バンド名はミートルズ)
・1978年:福岡県立城南高等学校に入学(水泳部に所属)
・1981年:法政大学社会学部に入学
・1984年:ヤマハ「East West '84」決戦大会で優秀賞
・1984年:「Sound Contest '84」でヤングジャンプ奨励賞を受賞してプロデビュー
まだ61歳という若さでの訃報に本当にショックを受けました。
優しい歌い口でaikoさんを始め数々のアーティストからも慕われていたKANさん。
2023年は高橋幸宏さん、坂本龍一さん、谷村新司さん、もんたよしのりさんと大物アーティストの訃報が続いており本当に残念であります。
しばらくはKANさんの曲を聴きながら追悼しようと思います。
素敵な名曲の数々を本当にありがとうございます。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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