2022年12月23日より公開となりました原恵一監督の新作アニメ映画「かがみの孤城」
2024年2月9日には金曜ロードショーで地上波初の放送もされてさらに注目を浴びております。
映画を見た方や原作を読んだ人が気になっているであろうことのひとつに登場人物のその後がどうなったのか?
ということがあるのではないでしょうか。
実はアニメ映画「かがみの孤城」が公開されたときの入場特典では登場人物たちのその後が描かれたポストカードが配布されておりました。
そこで、ここではアニメ映画「かがみの孤城」の入場特典である、登場人物のその後が描かれたポストカードの中身の内容についてご紹介しようと思います。
【映画ではわからなかったあのシーンについて知るならこちら】
アニメ映画「かがみの孤城」の登場人物のその後が描かれた入場特典とは
2022年12月23日に公開となりましたアニメ映画「かがみの孤城」の登場人物のその後が描かれた入場特典とは赤い封筒に入ったものとなります。
中身はというと小説でも描かれなかった後日談のポストカードが入っています。
原作者・辻村深月自身が新たに紡いだ原案を、原恵一監督とともにアイデアを膨らませ、キャラクターデザイン・佐々木啓悟(A-1 Pictures)がイラストで描き下ろしたものとなっております。
こちらには注意点がありましてこのようになっております。
中身が映画では描かれなかった後日談という事ですから、当時これは確かに当然と言えば当然の措置だったかもしれません。
さすがに映画公開から1年以上もたった現在。
その内容についても調べようと思えば調べるとは思いますのでここではそのポストカードの画像やその内容について僕の想像も加えながら紹介していきたいと思います。
アニメ映画「かがみの孤城」の登場人物のその後が描かれた入場特典の中身の内容は
アニメ映画「かがみの孤城」の登場人物のその後が描かれた入場特典の中身の内容ですが、こちらは2枚セットの3種類の全部で6枚となっております。
中身についてまとめますとこのようになっております。
では、それぞれについて詳しくご紹介していきます。
アニメ映画「かがみの孤城」の入場特典の中身の内容は? NO.1
まず最初の組み合わせは2006年のカードと2013年のカードの組み合わせとなっております。
2006年のカードは登場人物が心とリオンと喜多嶋先生、2013年のカードはマサムネとスバルが登場しております。
ではそれぞれ内容についてご紹介致します。
鏡の孤城登場人物のその後 ①入場特典NO.1 2006年のカードについて
こちらのカードは映画「かがみの孤城」のラストシーンからの続きと言ったところでしょうか、ラストシーンで出会うことができたこころとリオン。
こころが話していた喜多嶋先生に会いたいと言っていたレオンを連れてこころとレオンが喜多嶋先生に会いに行く構図となっております。
ここで気になるのが、記憶が残っているはずのリオンは喜多嶋先生を見て、アキだと気づくのでしょうかね‥。
でもアキこと喜多嶋先生も記憶がないはずですよね。
こんな会話が繰り広げられるんでしょうかね。
こころ「先生!前に言っていた理音(リオン)君連れて来たよ!」
喜多嶋先生「あら、初めまして喜多嶋です。あなたたちと同じ中学校だったのよ」
リオン「あれ、どっかであったことありませんか?下の名前を教えてもらえませんか?」
喜多嶋先生「晶子だけど、どうかした?」
リオン「(察し)い、いえ、な、なんでもないんです‥(そうだったのか‥)」
と、こんな会話が繰り広げられるのかな、なんて想像してしまいました。
鏡の孤城登場人物のその後 ②入場特典NO.1 2013年のカードについて
こちらのカードではマサムネとスバルが登場しております。
ゲームクリエイター「ナガヒサ ロクレン」となったスバルのサイン会に行くマサムネという構図になっております。
マサムネと一緒に過ごすうちにゲームに興味を持ち始めたスバル。
映画の最後にはマサムネにゲームクリエイターになると宣言し、それを実現したスバル。
そのサイン会に行ったマサムネが並びながら今か今かとドキドキしている構図ですが、
お互い記憶がないわけですからどのような会話になるのか想像してみました。
マサムネ「サ、サインお願いします!」
スバル「はい、お名前は?」
マサムネ「政宗青澄(あーす)」といいます」
スバル「マサムネ‥どこかで会ったことあるかな?」
マサムネ「い、いえ初対面‥のはずだよな…」
スバル「そうか‥、今度作るゲームの主人公がマサムネっていうんだよね、良かったらゲームモニターやってみないかい?」
なんて会話を想像してしまいました。
では次の組み合わせについてご紹介致します。
アニメ映画「かがみの孤城」の入場特典の中身の内容は? NO.2
次の組み合わせはは2007年のカードと2028年のカードの組み合わせとなっております。
2007年のカードはこころとリオン2028年のカードはウレシノとフウカが登場しております。
ではそれぞれについて詳しく紹介致します。
鏡の孤城登場人物のその後 ③入場特典NO.2 2007年のカードについて
こちらのカードはこころとリオンが登場しております。
リオンの家に呼ばれて遊びに行くこころ。
リオンが見せたかったのは姉のミオがもっていた「かがみの孤城」のモチーフともなったお城のミニチュアという構図になっております。
記憶のないこころがお城のミニチュアを見て何か感じるものはあるのでしょうかね?
きっとトロイメライのオルゴールもあると思いますし、思い出すことはないのかもしれませんが、何かを感じることはあるかもしれませんよね。
こころとリオンの二人の今後の関係性が友達以上となっていくのかも気になるところです。
鏡の孤城登場人物のその後 ④入場特典NO.2 2028年のカードについて
こちらのカードはウレシノとフウカが登場しております。
ピアニストとなったフウカのコンサートをウレシノが見に来ているという構図になっております。
お互い記憶のないはずの二人ですが、それでもフウカのコンサートを見に行くウレシノという構図にとても抑えきれない感情が湧いてきますね。
二人のこれからの関係がとても気になります。
このコンサートの後に楽屋を訪ねて二人は出会うんでしょうかね?
2028年ですからウレシノ14歳、フウカ22歳というところでしょうか。
登場人物の主要な7人の年齢や年齢差についてこちらの記事でもまとめておりますのでご参考下さい。
では次の組み合わせについてご紹介致します。
アニメ映画「かがみの孤城」の入場特典の中身の内容は? NO.3
次の組み合わせは1998年のカードと2014年のカードの組み合わせとなっております。
1998年のカードはリオン・ミオ・喜多島先生。
2028年のカードは登場人物全員(こころ・リオン・マサムネ・スバル・ウレシノ・フウカ・アキ(喜多嶋先生)・オオカミ様)が登場しております。
では、それぞれについて詳しく紹介します。
鏡の孤城登場人物のその後 ⑤入場特典NO.3 1998年のカードについて
こちらのカードは1998年の情景でリオンとミオの姉弟と喜多嶋先生が登場しております。
入院しているミオの病室に週に1回の勉強会に来ている喜多嶋先生。
そしてその様子をうかがうリオン。
これが、アキこと喜多嶋晶子先生が心の教室を本気でやろうと思ったきっかけのシーンなんだなと思うともうエモさ全開でありますよね。
三人とも記憶はないのかなと思いますが、ミオだけはもしかしたら記憶があるんでしょうかね。
ミオがかがみの孤城に来ていたのは、まだ幼い頃だったでしょうから、記憶はあっても何も言わなかったのかもしれませんね。
鏡の孤城登場人物のその後 ⑥入場特典NO.3 2014年のカードについて
こちらのカードは2014年の情景で登場人物全員が(こころ・リオン・マサムネ・スバル・ウレシノ・フウカ・アキ(喜多嶋先生)・オオカミ様)登場しております。
二人で喫茶店にいるこころとリオンのところに現れるアキこと喜多嶋先生、そしてその周りにはフウカ・ウレシノ・スバル・マサムネたちがおり、こっそりオオカミ様がのぞいているという構図。
一番エモさ全開なカードですよね。
ちなみに2014年当時の全員の年齢はこのようになっております。
氏名 | 年齢 |
ウレシノ | 0歳 |
フウカ | 8歳 |
マサムネ | 15歳 |
リオン | 21歳 |
こころ | 21歳 |
アキ(喜多島先生) | 37歳 |
スバル(ナガヒサロクレン) | 44歳 |
7人の年齢や年齢差はこちらの記事にもまとめておりますのでご参考下さい。
ホント、こんなカードを見ていると、心が暖まりますし後日談のストーリーも見てみたくなりますよね。
素敵な入場特典だったなと思いました。
このように2枚のカードが3種類セットとなっている入場特典ですが、映画の後日談が描かれたそれぞれのポストカードはどれを見ても感慨深いものがありますね。
願わくば全員の記憶が戻ってくれるのが一番いいんですが。
それでも記憶がなくても出会うべくしてそれぞれが出会ってますし、これはこれでよかったのかもしれませんね。
【かがみの孤城】登場人物のその後が描かれた入場特典の中身の内容についてまとめ
ここまでアニメ映画「かがみの孤城」のその後が描かれていた入場特典の中身の内容についてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
このように2枚のカードが3種類セットとなっている入場特典ですが、映画の後日談が描かれたそれぞれのポストカードはどれを見ても感慨深いものがありますね。
7人のその後を想像するだけで楽しくなっちゃいますね。
他にもアニメ映画「かがみの孤城」で僕が疑問に思ったこと、考察やキャラクターについて記事をまとめておりますので興味のあるものがありましたらご参考下さい。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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コメント
突然失礼します。こちらのブログ読ませていただきました。ポストカード一枚一枚本当に素敵ですね!ところで、一つ気になったのですが、1998年のカード「おねえちゃんのせんせい」の場面のミオちゃんはたぶん城での記憶を持ってないと思います。というのも私はこのお話は小説で読んだのですが、その中で、ミオちゃんは亡くなる一年前からほとんどの期間眠っていたらしいんですね。それで、その昏睡状態の一年間の間ミオちゃんは弟のリオンくんのために城の空間を一年間だけ開けていたらしいのです。細かいことで申し訳ありませんが、今一度ご確認ください。
コメントありがとうございます
確かにご指摘のあるようにこの部分って
他のポストカードってすべてみんなが過ごしてきた時系列の未来なんですが
このカードだけ過去なんですよね、作中リオンが姉ちゃんは眠っている間に城に通っていたのかもしれないと語っているので
それが正解ならこのカードの時点っていうのは記憶以前のまだ城もできていない状況だなって思えるんですけど。
でも、実はこの1998年も他のカード同様後日談なのでは?って妄想しちゃったんですよね(笑)
実はミオがお城に通っていたのはまだ意識のあったちょうどこのアキ(喜多島先生)との週一回の勉強会を行っていたころなんじゃないか?って
アキ(喜多島先生)と出会ったことでより一層中学校への想いそしてリオンのことが案じられたミオちゃんの強い願いが城を生み出した。
そしてすべてを見届けた後にミオちゃんはやりとげた満足感で眠るようにこの世を去っていった。
なんとなくそう考えた方がミオちゃんにとっても救いがあるのかな?なんて妄想しちゃってました。
だから1998年のあのカードはちょうどすべてをやり遂げたミオちゃんがすべてを理解し、安心してもう大丈夫だと確信できた最後の勉強会かな?
なんて想像したらちょっとウルっときちゃいましたね…。
だから記事内ではミオには記憶があったのかもしれないって一言ですませてしまってますが、こんな妄想が裏にはあったのですよね。
完全の僕の妄想なのでやはり正解はリオンの言う通りなのかもしれません。
こういう可能性もあったのかもしれない一つとして受け止めていただけたらと思ってます。
まあ原作を見た人映画を見た人それぞれにストーリーがあるとは思いますので何が正解何が間違いということもないのかなって思っております。
でも本当に素敵で大好きな作品なのでこうやって語り合えることを嬉しく思います。
改めてコメントありがとうございました。