2025年10月26日に開催された格闘技イベント「Fighter100」で話題となっているイ・スンヒョンさん。
BreakingDownで人気を博している元プロボクサー・飯田将成選手の対戦相手として注目を集めていますが、計量で契約体重を13kgもオーバーするという異例の事態が発生し、大きな波紋を呼んでいます。
そこでイ・スンヒョンさんのプロフィールや経歴をwiki風にまとめた上で、体重超過に至った理由やそれに対する飯田将成選手やノッコン寺田さんのコメントについて紹介致します。
・イ・スンヒョンのプロフィールや経歴
・Fighter100で飯田将成との対戦が決定した経緯
・計量で13kgオーバーとなった理由と関係者のコメント
飯田将成の対戦相手「イ・スンヒョン」のwikiプロフィール経歴
では、イ・スンヒョンさんのプロフィールと経歴について紹介いたします。
イ・スンヒョンさんは韓国出身の格闘家で、2025年10月26日に開催された「Fighter100」のメインイベントで飯田将成選手と対戦しました。
ただし、イ・スンヒョンさんについては公式な経歴情報が限られており、本人が記者会見で語った内容が主な情報源となっています。
飯田将成の対戦相手「イ・スンヒョン」の格闘技の経歴
イ・スンヒョンさんの格闘技キャリアは比較的新しく、約3年前にボクシングを始めたことがスタートです。
ボクシングに熱中したイ・スンヒョンさんは、地方で開催される小規模な「生活体育大会」に2〜3回ほど出場した経験があります。
その後、ボクシングから派生して格闘技全般の面白さに魅了され、地元の有名なMMA(総合格闘技)ジムに通い始めました。
MMAジムでは約3〜4ヶ月間修練を積み、総合格闘技のスキルを磨いたとのことです。
このように、プロの格闘家としてのキャリアというよりは、格闘技愛好家として活動してきた経歴を持っています。
飯田将成の対戦相手「イ・スンヒョン」の人物像と特徴
記者会見でのイ・スンヒョンさんの自己紹介によると、韓国で有名な「영포티(ヨンポティ)」というスタイルを自称しています。
【영포티(ヨンポティ)とは】

前者のいい意味合いなのか後者の悪い意味合いなのかは
気になるところ…w
容姿については、韓国の有名ラッパー「The Quiett(ザ・クワイエット)」に似ていると言われたことがあるそうです。
【The Quiett(ザ・クワイエット)】

【イ・スンヒョン】


似て…るかもしれなくもないような…
どちらかというととにかく明るい安村さんに似ているような気も…w
また、自身のことを「体の良いおじさん」と謙遜しつつも、フィジカルの良さを強調する発言もしていました。
試合に対する姿勢としては、「正直、半分はケンカのようなもの」と表現し、「お互い乱打戦をして、どちらか一人が倒れるまでやり合う」という激しい展開を予想するコメントを残しています。
このような発言から、技術よりも気迫と体力で勝負するファイトスタイルが伺えます。
・格闘カテゴリー:喧嘩スタイル
・格闘技歴:約3年
・ボクシング経験:地方の生活体育大会に2〜3回出場
・MMA経験:地元の有名MMAジムで3〜4ヶ月修練
・スタイル:「영포티(ヨンフォーティー)」を自称
・特徴:韓国ラッパーThe Quiettに似ていると評される
次に、このイ・スンヒョンさんと飯田将成選手の対戦が決定した経緯について見ていきましょう。
Fighter100で飯田将成とイ・スンヒョンの対戦が決定した経緯
それでは、Fighter100で飯田将成選手とイ・スンヒョンさんの対戦が決まった経緯について詳しく紹介していきます。
実は、飯田将成選手の対戦相手は当初イ・スンヒョンさんではなく、別の選手が予定されていました。
しかし、試合直前に対戦カードが変更されるという異例の事態が発生したのです。
当初の対戦相手の怪我
飯田将成選手の当初の対戦相手は、スパーリング中に深刻な怪我を負ってしまいました。
その選手は、パーキー(パクヒョンシク)の弟分とスパーリングを行っていた際に、顔の骨を折るという重傷を負い、出場が不可能になったのです。
大会プロデューサーであるノッコン寺田さんによると、当初の対戦相手はトーナメントを勝ち抜いてきた強豪選手でした。
この怪我による欠場により、飯田選手の試合自体が中止になる可能性も出ましたが、そこに名乗りを上げたのが、イ・スンヒョンさんでした。
新たな対戦相手の決定
ノッコン寺田さんたちは「これで飯田の試合がなくなるわけない」と考え、急遽代替選手を探すことになります。
そこで注目されたのが、当初の対戦相手に怪我を負わせたパーキーの弟分、つまりイ・スンヒョンさんでした。
ノッコンさんたちはイ・スンヒョンさんに対し「お前の方が強いんやったらお前がやれよ」とオファーを出しました。
するとイ・スンヒョンさんも「俺も飯田のことをボコボコにしたいと思っていた。 ちょっと行かせてくれよ」と快諾し、対戦が正式に決定したのです。
ノッコン寺田さんは、この対戦カード変更について肯定的な見方を示しています。
当初の対戦相手をスパーリングでボコボコにして勝ったイ・スンヒョンさんの方が、「より強い」相手ということになるからです。
また、イ・スンヒョンさんは飯田選手のことを嫌っており、パーキーの弟分でもあることから、因縁の対決として盛り上がる要素も加わりました。
ノッコンさんによると、イ・スンヒョンさんは「残虐なやつ」で、殴った後に倒れても蹴ったりするような危険なファイトスタイルを持っているとのことです。
このような経緯で、飯田将成選手とイ・スンヒョンさんの対戦が実現することとなりました。
イ・スンヒョンが計量で体重13㎏オーバー
次に、多くの方が気になるイ・スンヒョンさんの体重超過問題について見ていきましょう。
2025年10月25日に行われた前日計量で、イ・スンヒョンさんは衝撃的な体重オーバーを記録しました。
契約体重は85kgと設定されていたにもかかわらず、イ・スンヒョンさんの体重は98kg台を記録し、なんと13kgものオーバーとなったのです。
イ・スンヒョンの体重超過の理由
イ・スンヒョンさんは記者会見で、体重超過に至った理由を詳しく説明しています。
彼によると、前回の記者会見の3日後に、ボクシングのスパーリングを終えてリングから降りる際に足首をひねってしまったそうです。
その結果、足首の骨にひびが入る骨折をしてしまい、その後の運動が不可能な状態になってしまいました。
減量には運動が不可欠ですが、足首の怪我により思うように体を動かせず、85kgまで体重を落とすことができなかったと説明しています。
飯田将成選手の説明によると、契約体重を巡っては以下のような経緯があったとのことです。
イ・スンヒョンさんは当初90kg程度の選手だと聞いていました。
飯田選手側はベスト体重の82〜83kgが良いと伝えましたが、イ・スンヒョンさん側が85kgが良いと主張したため、それに合わせる形で契約体重が85kgに設定されました。
しかし、蓋を開けてみれば85kgはおろか、90kgですらなく、98kg台での計量となったのです。
飯田選手が1ヶ月で7kg減量したのに対し、イ・スンヒョンさんは逆に7kg増量してきたという皮肉な状況となりました。
試合への影響
この13kgという体重差は、格闘技の試合において極めて異例で、通常のプロの大会であれば試合は成立しないレベルです。
ノッコン寺田さんも「プロの世界では100%やらせへんやろ」と、この事態の異常性を指摘しています。
体重差があることで、パワーやスタミナ面でイ・スンヒョンさんが有利になる一方、飯田選手は減量による体力消耗というハンディキャップを背負うことになりました。
それでも、大会主催者側は飯田選手の試合を成立させることを優先し、異例ながら試合は実施される運びとなったのです。
イ・スンヒョンに対する飯田将成のコメント
では、この体重超過問題に対する飯田将成選手のコメントについて紹介いたします。
飯田将成選手は、イ・スンヒョンさんの13kg体重超過という異例の事態に対して、率直な感情と強い決意を表明しました。
計量直後の記者会見で、飯田選手は体重超過に対する感情を簡潔に述べています。
「どうだろう。 失敗はむかつくんで」と、相手の計量失敗に対する怒りを隠しませんでした。
そして試合については、「1ラウンドで終わらします」と早期決着への強い意志を示しました。
ホテルに戻った後、飯田選手は自身のYouTubeチャンネルで詳しい状況を説明しています。
イ・スンヒョンさんが計量で98.2kgを記録した際、「食っとったよ、食ってた」とノッコン寺田さんに伝えたそうです。
これは、イ・スンヒョンさんに減量する意思がなかったことを示唆する発言です。
また、試合前にイ・スンヒョンさんから「1ラウンドで勝負をつけよう」というルール変更の提案があったことも明かしました。
飯田選手は「俺別に無制限(ラウンド)で良かったけど」と、相手の提案に柔軟に対応する姿勢を示しています。
飯田選手は体重差がもたらす影響について、冷静に分析しています。
自身が7〜8kg減量したのに対し、イ・スンヒョンさんが7〜8kg増量している状況について触れました。
「減量しとる方がやっぱ若干打たれ弱いな」と、減量による体調面での不利を認識しつつも、それを受け入れる覚悟を示しています。
このように、困難な状況にもかかわらず、飯田選手は試合への強い決意を表明しました。
応援してくれているファンやスポンサーへの感謝を述べた上で、「ここまで来たらやるだけなんで」と集中力を見せています。
コメント欄で「体重が重すぎるから危険ではないか」「やめたほうがいい」という声もありましたが、飯田選手は「倒しますよ」と断言しました。
改めて「1ラウンドでバシッと勝ちたいと思います」と、早期KO勝利への強い決意を示して試合に臨む姿勢を明確にしています。
このように、飯田将成選手は不利な状況を受け入れながらも、プロとしての責任を果たし勝利を目指す覚悟を示しました。
イ・スンヒョンに対するノッコン寺田のコメント
続いて、大会プロデューサーであるノッコン寺田さんのコメントについて紹介していきます。
ノッコン寺田さんは、Fighter100のプロデューサー兼監督的な立場として、イ・スンヒョンさんの体重超過問題に強い憤りを示しました。
強い怒りと遺憾の意
ノッコンさんは、13kgという前代未聞の体重超過に対して、率直な怒りを表明しています。
「まさかの13kmオーバー」「(僕からしたら)飯田が僕の誘いで来てくれてる分、やっぱりああいうことを選手がしてきたら、あの、やっぱちょっと...怒りがもうすごい出てきてしまって」と、感情を抑えきれない様子でした。
監督として「かなりやっぱ遺憾」であると感じており、飯田選手を招いた立場としての責任も感じている様子が伝わってきます。
「13kgはすごいよね」と呆れつつ、プロの世界では「100%やらせへんやろ」と、この事態の異例さを強調しました。
大会運営者としての葛藤
ノッコンさんは、怒りを感じながらも大会運営者としての責任を全うする姿勢を示しています。
「飯田の試合がなくなるのが一番ダメなことやし、試合してもらうのが僕たちの仕事」として、感情を抑えて試合を成立させることを優先しました。
この判断には、観客やファン、そして何よりも減量して準備してきた飯田選手への配慮があったと考えられます。
イ・スンヒョンへの批判
ノッコンさんは、イ・スンヒョンさんの姿勢に対して厳しい批判を行っています。
「減らす気がないってことやんな」と、減量する意思がなかったことを指摘しました。
さらに「完全に飯田つぶしできてる」と、意図的に体重超過することで飯田選手に不利な状況を作り出したとの見方を示しています。
このような不誠実な態度に対して、ノッコンさんの怒りは相当なものだったようです。
飯田選手への期待とエール
厳しい状況の中、ノッコンさんは飯田将成選手への期待を表明しています。
「絶対にちょっと勝ってほしいな」と、飯田選手の勝利を強く願う気持ちを語りました。
これは、不誠実な対応をしたイ・スンヒョンさんに対する怒りと、真摯に準備してきた飯田選手への支援の気持ちが込められた言葉だと言えます。
ノッコン寺田さんのコメントからは、大会プロデューサーとしてのプロ意識と、フェアプレーを重んじる格闘技への愛情が感じられました。
飯田将成の対戦相手「イ・スンヒョン」についてまとめ
ここまで、Fighter100のメインイベントで飯田将成選手と対戦したイ・スンヒョンさんについて紹介してきました。
プロフィールや経歴についてwiki風に一覧にまとめたものがこちらとなります。
【プロフィール】
・活動:格闘家、元ボクサー
・対戦相手:飯田将成(2025年10月26日・Fighter100)
・格闘技歴:約3年
・ボクシング経験:約3年前に開始、地方の生活体育大会に2〜3回出場
・MMA経験:地元の有名MMAジムで3〜4ヶ月修練
・スタイル:「영포티(ヨンフォーティー)」を自称
・特徴:韓国ラッパーThe Quiett(ザ・クワイエット)に似ていると評される
・自己評価:「体の良いおじさん」
・ファイトスタイル:「半分はケンカ」「乱打戦」と表現
【Fighter100での出来事】
・契約体重:85kg ・計量結果:98kg台(13kgオーバー)
・体重超過の理由:記者会見3日後に足首を骨折(ひび)し、運動・減量が不可能に
・試合への意気込み:「お互い乱打戦をして、どちらか一人が倒れるまでやり合う」
(対戦決定の経緯)
・当初の飯田選手の対戦相手が怪我で欠場、
・その相手に怪我を負わせたことから代替選手として参戦
イ・スンヒョンさんは、格闘技歴約3年という比較的新しいキャリアながら、Fighter100という大舞台でBreakingDownの人気選手・飯田将成さんと対戦することとなりました。
13kgという前代未聞の体重超過が大きな話題となり、格闘技ファンの間で賛否両論を呼ぶ結果となりました。
果たしてどちらが勝利するのか?
久々に試合を行う飯田将成選手にも注目ですね!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
体重超過の言い訳をするイ・スンヒョン選手(YouTube動画)
【他にも注目の出場選手】





コメント