ブレイキングダウン18中国対抗戦YURAさんとの対戦が決定し話題となっているハン・ウェンバオさん。
中国格闘界のレジェンドとして知られ「キングコング」の異名を持つトップファイターです。
幼い頃から貧しい環境の中、拳一つで成り上がってきた実力者として注目を集めています。
そこでここではハン・ウェンバオさんのプロフィールや戦績について調査してみました。
タイのムエタイの英雄ブアカーオとも対戦したことがあるというレジェンドが一体何者なのか?
まとめてみましたのでどうぞご覧ください!
【他の中国チームメンバーについてはこちら】
【ブレイキングダウン中国対抗戦】
・YURAとハン・ウェンバオの対戦が決まるまでの経緯
・ハン・ウェンバオのプロフィールや戦績
・タイの英雄ブアカーオとの注目の一戦について
ブレイキングダウン中国対抗戦でハン・ウェンバオとYURAの対決が決定
では、ブレイキングダウン中国対抗戦でのハン・ウェンバオさんとYURA選手の対決について紹介いたします。
ブレイキングダウン18オーディションVol3において、日本と中国のファイターが激突する中国対抗戦が発表されました。
その中でも特に注目を集めているのが、中国代表のハン・ウェンバオさんとブレイキングダウンフェザー級現チャンピオンYURA選手との対戦カードです。

オーディション当日、ハン・ウェンバオさんは中国メンバーの中でも一番落ち着きのある態度を見せていました。
シモミシュランの対戦相手であるジア・シャンミンが欠席した際に絡まれる場面もありましたが、冷静にいなしていたことが印象的です。
ハン・ウェンバオさんは「一番強い相手と戦いたい」と希望を出しており、その結果フェザー級現チャンピオンのYURA選手との対戦が決定しました。
YURA選手はオーディション当日、RIZEの試合があったため欠場していましたが、ハン・ウェンバオさんはビデオメッセージで「1分間もっていられるか?」と挑発しています。
中国格闘界のレジェンドと日本のチャンピオンの対決は、ブレイキングダウン18の目玉カードとして大きな期待が寄せられています。
次に、ハン・ウェンバオさんの詳しいプロフィールを見ていきましょう。
ブレイキングダウン中国代表「ハン・ウェンバオ」のwikiプロフィール
それでは、ハン・ウェンバオさんのプロフィールを詳しく紹介していきます。
こちら一覧にまとめてみましたのでご覧ください。
名前:ハン・ウェンバオ
生年月日:1997年5月17日
年齢:28歳(2025年12月現在)
出身地:中国・河北省邯鄲市大明県
身長:174cm
体重:67kg
階級フェザー級〜ウェルター級
(67kg〜70kg)
ニックネーム:キングコング
スタイル:キックボクシングスタンスオーソドックス
所属:中国刑天武薇蟹クラブ/CFP
活動期間:2014年〜現在
ハン・ウェンバオさんは1997年生まれの27歳で、中国・河北省出身のキックボクサーです。
「キングコング」という迫力のあるニックネームを持ち、攻撃的かつ戦術的なスタイルが特徴となっています。
幼い頃から貧しい環境で育ち、拳一つで成り上がってきた苦労人としても知られています。
現在は中国の格闘技団体「武林風(ウーリンフェン)」を主戦場として活躍しており、中国格闘界ではレジェンド的な存在として尊敬を集めています。
それでは次に、ハン・ウェンバオさんの詳しい戦績を見ていきましょう。
ブレイキングダウン中国代表「ハン・ウェンバオ」のwiki戦績
ハン・ウェンバオさんのこれまでの戦績についてそれぞれ詳しく紹介していきます。
こちら一覧にまとめてみましたのでご覧ください。
【通算戦績】
57戦44勝14敗(7KO)
※勝率約77%
【主な試合結果】
<2025年>
・9月27日 武林鋒554(天津)
VS エリン・アンドレイ(ロシア)●
(3R 判定負け)
・1月25日 WLF 2025グローバルカンフーガラ 決勝
VS 欧陽鋒 ●
(3R 判定負け)
※WLF MAX 70kgトーナメント準優勝
・1月25日
WLF 2025グローバルカンフーガラ 準決勝
VS マリアン 〇
(3R スプリット判定勝ち)
<2024年>
・12月21日 RWSラジャダムナン80周年記念大会(バンコク)
VS ブアカーオ ●
(3R 判定負け)
・8月31日
WLF547 MAX予選決勝
VS ジャン・トンチャイ 〇
(3R 判定勝ち)
・8月31日
WLF547 MAX予選準決勝
VS ズエフ 〇
(3R 判定勝ち)
・7月27日 WLF546
VS サイヨック・プンパンムアン 〇
(3R 判定勝ち)
<2023年>
・5月27日 WLF538(唐山)
VS アレクサンダー・スクヴォルツォフ 〇
(3R 判定勝ち)
・2月4日 WLF世界カンフー大会 決勝
VS 周嘉強 〇 (2R TKO勝ち)
※67kg級世界カンフー王獲得
・2月4日 WLF世界カンフー大会 準決勝
VS 尚希峰 〇
(3R 判定勝ち)
・2月4日 WLF世界カンフー大会 1回戦
VS マイク・ソルティーノ 〇
(3R 判定勝ち)
<2017年>
・9月18日 K-1 WORLD GPトーナメント準々決勝
VS 塚越仁志 ●
(3R 判定負け)
【主なタイトル実績】
・2016年 武林鋒新世代70kg級新人王
・2017年 南太平洋インターコンチネンタル金帯
・2021年 WLF -70kg級コンテンダーリーグ準優勝
・2023年 武林鳳67kg級世界カンフー王
・2025年 WLF MAX 70kgトーナメント準優勝
ハン・ウェンバオさんは2014年にプロデビューして以来、10年以上のキャリアを持つベテランファイターです。
57戦44勝14敗という戦績は、トップレベルの選手と数多く対戦してきた証といえるでしょう。
ハン・ウェンバオさんは2017年にK-1に参戦した経験もあり、国際的な舞台でも戦ってきた実力者です。
近年は武林風を中心に活動し、センチャイ、ズエフ、ジャン・トンチャイといったトップファイターを次々と破り、着実に実績を積み重ねています。
2023年3月時点では、コンバット・プレス誌のスーパーフェザー級ランキングで世界10位にランクインするなど、国際的にも高い評価を受けています。
10代の頃から頭角を現し、2016年には武林風の-70kg級で新人王の座に就いています。
その後も着実にキャリアを積み重ね、2023年には世界カンフー王のタイトルを獲得しました。
では、そんなハン・ウェンバオさんのファイトスタイルについて紹介致します。
ハン・ウェンバオのファイトスタイル
ハン・ウェンバオさんのファイトスタイルには以下のような特徴があります。
・ハイレベルなボクシング技術と蹴りをミックスしたスタイル
・突進力を活かしたブルファイト
・プレッシャーと近距離からの打撃を得意とする
・高頻度のコンビネーションパンチ
・試合終盤でもスタミナが衰えない持久力
その攻撃的なスタイルから「リング上の万能機械」と称されることもあります。
このように数々の実績を持つハン・ウェンバオさんですが、かつてタイのムエタイの英雄ブアカーオ選手とも対戦したことがあります。
ではその時のことについてまとめてみましたのでご覧ください。
ハン・ウェンバオとタイの英雄ブアカーオとの対戦について
ハン・ウェンバオさんとブアカーオ選手の対戦について詳しく紹介いたします。
2024年12月21日、タイ・バンコクのラジャダムナン・ボクシング・スタジアムで歴史的な一戦が実現しました。
この試合はラジャダムナン・スタジアム80周年記念大会のメインイベントとして行われました。
開催日:2024年12月21日
会場:ラジャダムナン・ボクシング・スタジアム(バンコク)
大会名:RWS ラジャダムナン80周年記念大会
ルール:キックボクシング 3R
結果:ブアカーオの判定勝ち
タイのムエタイの英雄ブアカーオとは?
ブアカーオ・バンチャメック選手は「ムエタイの王子」と呼ばれるタイの伝説的格闘家です。
・K-1 MAXで2度の王者
・プロ通算285試合以上の経験
・42歳になった現在もリングで活躍
・2024年3月にはRIZINで木村ミノルをKO
ハン・ウェンバオさんにとって、ブアカーオ選手との対戦は格闘技を始めた頃からの夢だったそうです。
試合は3ラウンドにわたる激闘となりました。
第1ラウンドではハン・ウェンバオさんはコンビネーションパンチを立体的に繰り出し、闘志溢れるファイトを展開。
リング中央を陣取り、ブアカーオ選手にプレッシャーをかけました。
一方、ブアカーオ選手は膝蹴りを多用してハン・ウェンバオさんの攻撃を抑え込みました。
第2ラウンドでは両者は近距離でのコンビネーション攻撃を繰り出しました。
ハン・ウェンバオさんはパンチとローキックのコンビネーションを頼りに攻め続けます。
ブアカーオ選手はコンビネーションをうまく防ぎましたが、ハン・ウェンバオさんのローキックはほぼ確実にヒットしていました。
第3ラウンドではブアカーオ選手が反撃に転じ、パンチの応酬を繰り広げました。
回し蹴り、膝蹴りといった多彩な攻撃手段でハン・ウェンバオさんを苦しめます。
ハン・ウェンバオさんは最後まで高頻度のコンビネーションパンチを繰り出し、攻撃や前進の機会を一切放棄しませんでした。
結果はブアカーオの判定勝ちとなりましたが、この試合は格闘技ファンの間で大きな話題を呼びました。
これまでブアカーオと対戦した15人の中国人ファイターの中で、ハン・ウェンバオさんのパフォーマンスは屈指のものと称賛され
両者の勝負は非常に接近しており、ホームアドバンテージがなければ結果は異なっていた可能性もあるという意見も見られました。
27歳のハン・ウェンバオさんは若いファイターに求められる闘志と技術を十分に披露し
敗れはしたものの世界的レジェンドとの対戦で自身の実力を証明し、今後の活躍への期待が高まりました。
【ブレイキングダウン中国対抗戦】ハン・ウェンバオについてまとめ
ここまでブレイキングダウン中国対抗戦に出場するハン・ウェンバオさんについて紹介してきました。
プロフィールや経歴についてwiki風に一覧にまとめたものがこちらとなります。
【プロフィール】
名前:ハン・ウェンバオ
生年月日:1997年5月17日
年齢:28歳(2025年12月現在)
出身地:中国・河北省邯鄲市大明県
身長:174㎝
体重:67kg
ニックネーム:キングコング
スタイル:キックボクシング
所属:中国刑天武薇蟹クラブ/CFP
戦績:57戦44勝14敗
主な実績
2023年武林鳳67kg級世界カンフー王
ブレイキングダウン対戦相手YURA選手(フェザー級王者)
【通算戦績】
57戦44勝14敗(7KO)
※勝率約77%
【主な試合結果】
<2025年>
・9月27日 武林鋒554(天津)
VS エリン・アンドレイ(ロシア)●
(3R 判定負け)
・1月25日 WLF 2025グローバルカンフーガラ 決勝
VS 欧陽鋒 ●
(3R 判定負け)
※WLF MAX 70kgトーナメント準優勝
・1月25日
WLF 2025グローバルカンフーガラ 準決勝
VS マリアン 〇
(3R スプリット判定勝ち)
<2024年>
・12月21日 RWSラジャダムナン80周年記念大会(バンコク)
VS ブアカーオ ●
(3R 判定負け)
・8月31日
WLF547 MAX予選決勝
VS ジャン・トンチャイ 〇
(3R 判定勝ち)
・8月31日
WLF547 MAX予選準決勝
VS ズエフ 〇
(3R 判定勝ち)
・7月27日 WLF546
VS サイヨック・プンパンムアン 〇
(3R 判定勝ち)
<2023年>
・5月27日 WLF538(唐山)
VS アレクサンダー・スクヴォルツォフ 〇
(3R 判定勝ち)
・2月4日 WLF世界カンフー大会 決勝
VS 周嘉強 〇 (2R TKO勝ち)
※67kg級世界カンフー王獲得
・2月4日 WLF世界カンフー大会 準決勝
VS 尚希峰 〇
(3R 判定勝ち)
・2月4日 WLF世界カンフー大会 1回戦
VS マイク・ソルティーノ 〇
(3R 判定勝ち)
<2017年>
・9月18日 K-1 WORLD GPトーナメント準々決勝
VS 塚越仁志 ●
(3R 判定負け)
【主なタイトル実績】
・2016年 武林鋒新世代70kg級新人王
・2017年 南太平洋インターコンチネンタル金帯
・2021年 WLF -70kg級コンテンダーリーグ準優勝
・2023年 武林鳳67kg級世界カンフー王
・2025年 WLF MAX 70kgトーナメント準優勝
【ファイトスタイル】
・ハイレベルなボクシング技術と蹴りをミックスしたスタイル
・突進力を活かしたブルファイト
・プレッシャーと近距離からの打撃を得意とする
・高頻度のコンビネーションパンチ
・試合終盤でもスタミナが衰えない持久力
ハン・ウェンバオさんは幼い頃から貧しい環境で育ちながら、拳一つで中国格闘界のレジェンドと呼ばれるまでになった努力家です。
2023年には世界カンフー王のタイトルを獲得し、2024年にはムエタイの伝説ブアカーオ選手とも対戦を実現させました。
ブレイキングダウン18でYURA選手との対戦が決定しており、日中格闘技対決の行方に注目が集まっています。
「1分間もっていられるか?」という挑発的なメッセージを送るなど、自信に満ちた姿勢を見せているハン・ウェンバオさん。
世界レベルの実力を持つ中国代表と日本のチャンピオンの激突は、ブレイキングダウン史上最高峰の戦いになることが期待されます。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。










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