2024年3月1日より公開となった毎年恒例の映画ドラえもん「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」
今年はどんな映画なのかと早速公開初日の朝一番上映に乗り込んできました。
感想といたしましてはやはりドラえもん映画
面白くて泣ける展開で最期は涙でぐっちゃぐちゃになっておりました。
しかし見ていてずっと思っていたのは…。
あれ?この展開や設定どこかで見たような…?
ということでした。
そう思ってよくよく考えてみたらあらまあ、「これってマクロスやん!」って気づいてしまったのですよね。
そう、2024年映画ドラえもんは設定や描き方がどこかマクロスを思い起こさせるものでした。
では、どのあたりがマクロスだったのか?
なんだか二番煎じな設定だったけどそれでも面白かった泣けたポイントについてまとめてみましたのでご覧ください。
※ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」はマクロスのパクリなのか?
では2024年の映画ドラえもん「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」がマクロスのパクリなのかどうかについてご紹介したいと思います。
正直見た感じは設定や見せ方がかなりマクロスでした。
しかもマクロス7でしたね。
まずはマクロスをご存じない方に簡単にマクロスがどんなものがご紹介いたします。
大まかに言って(かなりぶっちゃけました)このような作品であります。
つまりはマクロスという作品を語るなら「歌・バルキリー(メカ)・三角関係」この3つは欠かせません。(あえて言うなら共闘を入れた4大要素)
そして今回のドラえもん「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」ですが大まかに言ってこのような設定となっております。
このように上記で紹介したマクロス四大要素のうち三角関係を除く3つまでもがかぶっているなと感じました。
特に音楽で敵を倒すという設定。
これはかなりマクロス7に近いなと感じました。
歌エネルギーで敵にダメージを与えるという作品であったマクロス7。
ドラえもん「のび太の地球交響楽」でも歌はミッカだけで主に楽器演奏ということでしたが
そこから発生する音楽エネルギー「ファーレ」の力で敵を倒すなんて「マクロス7やん!パクリやん!」と心の中で叫んでしまいましたね(もっとやれ)
これでしずかちゃんとミッカがのび太を巡って三角関係になったら完ぺきだったなとそこの部分は惜しいと思いました(うん、ありえないだろうな)
また、いざ最終決戦が始まろうとしたときにベートベン風の恰好をしていたロボット「ヴェントー」がみんなに向かって演説していたシーンは
諸君!再びあえて嬉しく思っている。しかし今は時間がない。ノイズが地球に迫っているのだ…
ノベライズ映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」242ページより引用
我々は決して過去のあやまちを繰り返してはならない。今こそファーレを奏で、ノイズを退けるのだ!
まさにマクロスFの最終決戦前に艦長ワイルダーがみんなに向かって行っていた演説を思い出してしまいましたね。
あと、マクロス7の最終回の名シーン。
全員が暴走したゲペルニッチによって無力化される中、復活するバサラ、そしてバサラの歌声で復活するみんな。
このシーンが見事に再現されていましたね(再現ではないだろうがまさにそうだった)
ノイズの親玉によって世界から音が消え無力化されたのび太たちに絶望の雰囲気が漂う…。
しかしよみがえる音楽!
そこから畳みかけるような見事なフィナーレ
うん、これこそマクロスだわ(いやドラえもんです)
ここまでマクロスに世界観が似るってことはもしかしてスタッフの中にマクロス関係者が居たりするのかな?
と思って調べてみました。
このようにどの方も日本を代表する方々でありますが。
マクロスとは関わりがないのかな?
と思いましたがなんと!
音楽担当の「服部隆之」さんがマクロス40周年を記念した超時空コラボアルバム「デカルチャー!!ミクスチャー!!!!」の中の収録曲
ワルキューレとシェリル・ランカの7人で歌う「愛・おぼえていますか」のオーケストラバージョンのアレンジを担当していたことがわかりました。
このようにもしかすると服部隆之さん経由で今回のマクロス設定が生まれたのか!
しかも今回の映画もオーケストラだしなにか関係が?
なんて思いましたが。
まあ作品のストーリーや設定を考えるのは監督や脚本の方でしょうしマクロスと似ているのは偶然なんではないでしょうか。
しかし過去作のドラえもんでは明らかにマクロスだった描写もありました。
それは「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」で見られました。
この作品でメカデザインを務めたのが「マクロスゼロ」「マクロスF」でメカニックを中心にデザイナーを務めていた石垣純哉さんだったのですが。
この時の戦闘シーンの演出はまさにマクロス名物の板野サーカスの再現であったと当時話題にになっておりました。
このように歌・音楽に戦闘(メカ)が出てくると大体マクロスを連想しちゃいますよね。
2023年12月についに劇場化されたガンダムseedですがこちらもテレビ放送されていた当時ラクス(ミーティア)が歌いだした時には
うわ、ガンダムにマクロス要素入ってきたわ
と思ったものです。
それだけもうロボット・歌(音楽)と絡めちゃうと連想されちゃうマクロスという作品のイメージが強いんでしょうね。
ではマクロスファンから見たらマクロスのパクリやん!
と思ってしまうドラえもん「のび太の地球交響楽」ですが。
果たしてこれが面白くないのかと言ったら普通に面白かったですし。
泣けるのかと言われれば普通に映画を見終わった後は大号泣してました。
ではその面白さのポイントや泣けるポイントについてご紹介したいと思います。
映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」は面白いの?
映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」が面白いのかどうかについて紹介したいと思います。
結論から言ってマクロスファンなら必見ですね。
後半は超面白かったです。
正直ごめんなさい映画始まってから最初の1時間30分ぐらいはちょっと退屈で寝かかってました…。
しかし!いざ戦闘シーンが始まってみるとまさにマクロスな展開や描写が次から次へと出てきて、そこからはもうぐいぐい引き付けられましたね。
特に燃えた面白かったシーンですが。
マクロス7のオマージュかと思えるほどのあの最終回を再現したかのようなクライマックスシーン。
のび太が覚醒した瞬間にバサラの「今日こそ動かしてやるぜ!山よ、海よ!俺の歌を聴けッ!」ってセリフが頭をよぎりましたね。
しかものび太とミッカの関係がまさにバサラとシビルを思い出してしまい。
(もうついてこれる人だけついてきてください)
めちゃくちゃ燃えましたね。
やっぱり歌は音楽は世界を救うんだなあと改めて実感しました。
マクロス好きな方には本当に刺さる作品だと思いました。
では、次にドラえもん「のび太の地球交響楽」の泣けるポイントについてご紹介したいと思います。
映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」は泣けるの?
映画ドラえもん「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」が泣けるのかについてご紹介いたします。
これまでマクロスシリーズ「愛おぼえていますか」を50回以上。
その他全作品を全て視聴してすべての最終回マクロスアタックに大号泣してきた筆者が断言しますが。
当然マクロスファンなら大号泣間違いなしです。
もう条件反射なんでしょうね。
歌(音楽)で敵と戦う。
異種族で共闘して戦う。
こんなシチュエーション見たら、もう無条件で涙腺崩壊のスイッチが入るんでしょうね(立派に調教済み)
見終わった後の満足感はもう最高でしたね。
まあでもマクロス要素満載だから泣けたというわけでもないと思います。
やはりドラえもんの泣ける王道要素
これに尽きますよね。
今作においてもリコーダーが上手く吹けないというたったそれだけの理由で世界中から音楽を消し去ってしまうなど通常運転なのび太でしたが。
そこから見せる努力の数々。
そしてドラえもんを助けたいと切に願った心の叫び。
これはもう心が揺さぶられましたね。
そして一番泣けたのは今回のゲストヒロイン枠ミッカが生き別れとなってしまった双子の妹の子孫と4万年の時を超えて再開するシーン。
思えばここからずっと号泣してましたね。
このように泣けるポイント満載の映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」
ハンカチはぜひ忘れずにご視聴ください。
映画ドラえもんがマクロスのパクリなのかについてまとめ
ここまで2024年の映画ドラえもん「のび太の地球交響楽(シンフォニー)」がマクロスのパクリなのか?
面白いのか泣けるのかについてご紹介してきました。
まとめますとこのようになります。
今回事前情報は一切なしで見に行ってました。
そこでまさかこのように大好きな作品マクロスとのクロスオーバー作品が見れちゃうとは(違う?)
Twitter(X)でも同じように思っている方がいるようでしたね。
今回のドラえもん映画は歌で何かを何かするストーリーか。
マクロス系ロボット?映画ドラえもんのび太のマクロス7
ちょっと気になるドラえもんがマクロスみたいになってた
Twitter(X)より引用
今回の映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」は当然ドラえもんファンなら鉄板の満足できる作品であると言えますが。
それ以上にマクロスファンならさらに楽しめちゃうというなんともお得な作品となっております。
とても面白くて泣ける映画ドラえもん「のび太の地球交響楽」
ハンカチは必須ですよ!
また見たくなってきましたね…。
ではここまで読んでいただきましてありがとうございます。
コメント