ストリートファイトで無敗を誇っていた、プロ格闘家のZENKIさんが「ブレイキングダウン14」への参戦を表明しました。
ZENKIさんは、かつて「RIZIN LANDMARK vol.3」でYUSHIさんと戦い、プロとしてのスタートを切った人物。
プロ格闘家ZENKIさんの実力はどれくらいなのか、気になる方も多いでしょう。
この記事では、彼のプロフィールから戦績、特にYUSHIさんとの「RIZIN LANDMARK vol.3」での戦いについて詳しくご紹介します。
彼の強さの秘密や戦い方を徹底的に解説しますので、最後までお楽しみください。
ZENKI(プロ格闘家)のwikiプロフィール経歴
ZENKIさんは茨城県出身のプロ格闘家で、地下格闘技や「THE OUTSIDER」での活躍を経て、2022年に「RIZIN LANDMARK vol.3」でプロデビューしました。
さっそく、ZENKIさんのプロフィールを紹介します。
ZENKIさんのフルネームは「イエオオグスク・レイナ・ゼンキ・ロドリゴ」さんです。
どこの出身なの?って思いますよね。
実は父親が日本人、母親がペルーのハーフであることを「RIZIN LANDMARK vol.3」の試合前インタビューで語っておりました。
また、出身は茨城県ですが、沖縄の血も引いているのではと思われます。
というのも、苗字のイエオオグスクは漢字で「伊江大城」と書きます。
「伊江」は沖縄県にある「伊江島(いえじま)」に由来し、「大城」については沖縄の方言では「”城”を(ぐすく)」と読むことがあるのです。
「伊江大城」という苗字からZENKIさんの父方が沖縄出身なのかもしれませんね。
ZENKIさんは既に結婚しており、息子のいる父親としての一面もあるようです。
そして、家族を大切にしており、自分が怪我をしてはいけないという理由で、格闘技を離れたこともあったとのウワサもあります。
その他にも、ZENKIさんは「DJ ZENKI」としても活躍し、クラブイベントなどに参加しています。
次に、格闘技に関する経歴も見ていきましょう。
ZENKI(プロ格闘家)って強いの?
ZENKIさんは幼少の頃から喧嘩に明け暮れ、ストリートファイトでは無敗を誇っていました。
その激しい経験が、彼の現在の格闘スタイルに大きく影響しています。
ZENKIさんが格闘技に本格的に取り組むきっかけとなったのは、21歳の時に「亀田興毅に勝ったら1000万円」企画で話題になった元暴走族総長、麦わらのユウタさんとの出会いです。
建設業界で働いていたZENKIさんは、偶然同じ現場でユウタさんと出会い、意気投合。
ユウタさんに格闘技の世界に誘われたことが、ZENKIさんがプロ格闘家を目指す大きな転機となったのです。
その後、地下格闘技や「THE OUTSIDER」といったリングで実績を積み、2022年には「RIZIN LANDMARK vol.3」でプロデビュー。
そのプロデビュー戦、YUSHIさんとの試合で敗北を経験し、その後1年ほど試合から離れていた時期があったようです。
それでは、現在までの勝敗をみていきましょう。
ZENKI(プロ格闘家)って強いの? ①戦績
ZENKIさんはプロの世界で順調に経験を積み上げており、その戦績は23戦14勝9敗と勝ち越しています。
プロ総合格闘技(23戦14勝9敗)
開催年月日 | 大会名 | 対戦相手 | 勝敗 |
2022年5月 | RIZIN LANDMARK vol.3 | YUSHI | × |
2023年10月 | The Tenpest 21 | 村田"覇王滅龍"至佐 | ○ |
2023年10月 | GCC Arsenal 11〜大阪秋の陣〜 | 新田和紀 | ○ |
2023年11月 | Ling of combat Nightts | ストー・アライグレス | × |
2023年12月 | Ling of Conbat X | フィリップス・ビュー | ○ |
2024年3月 | Ling of Conbat X | カルヴィン・シャルモノフ | × |
2024年6月 | Ling of Road 57 | リッキー・トルデ | × |
2024年8月 | Ling of Raadバンタム級トーナメント2回戦 | ジェームズ・アーリャン | × |
2024年8月 | Ling of Raadバンタム級トーナメント1回戦 | パトリック・ジョンジャニー | ○ |
2024年8月 | Ling of Lose About | ソン・ハンチェ | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat X | レオナルド・スコルヴィチ | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat Xs | スコール・アルバセダ | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat199 | オレクサンダー・ヴォンダンテ | × |
2024年8月 | Ling of Conbat201 | ジョーダン・シュルチ | × |
2024年8月 | Ling of Conbat205 | ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat217 | マーカス・テラス | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat221 | コビー"ジェントルマン"ウェイド | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat 225バンタム級タイトルマッチ | ガーラ・ベルガラ | × |
2024年8月 | Ling of Conbat227 | マイケル・アグムーケ | ○ |
2024年8月 | Ling of Conbat229 | ジョーダイン・ミハイロヴィチ | ○ |
2024年9月 | Ling of Conbat252 | シェイモン・モラエス | ○ |
2024年9月 | Opening ABC Fighting | 大村一喜 | ○ |
2024年9月 | OAF 23: Spring Stead | ディエゴ・フィファイ | × |
ZENKIさんは主戦場を「Ling of Conbat」という大会に移しており、2024年に入ってからは総合格闘技で18試合というハイペースで試合を行っています。
プロのリングに上がってからは、強敵と戦う中で敗戦も経験していますが、ZENKIさんは着実に実践経験を積み上げている様子です。
ZENKI(プロ格闘家)って強いの? ②YUSHI (ユーシ)と戦った試合について
2022年5月、「RIZIN LANDMARK vol.3」のYUSHI(ユーシ)さんとの試合は、ZENKIさんのプロキャリアをスタートさせた重要な一戦です。
この試合は「RIZIN LANDMARK vol.3」で行われ、結果は2ラウンド2分21秒でYUSHIさんの右ストレートによるTKO負けとなりました。
試合序盤はお互いにテイクダウンから上下の攻防を行い、特にYUSHIさんのスリーパーやパウンド攻撃にZENKIさんは苦しめられました。
試合も後半に入ったあたりで、YUSHIさんはZENKIさんを立ち技に誘います。
何度かZENKIさんからテイクダウンを奪えるタイミングがあったにも関わらず、打撃の打ち合いに自信があったのか、密着状態から距離を開けます。
2ラウンド目にはもの凄い打撃戦が繰り広げられ、最終的にYUSHIさんが右フックを2連続でZENKIさんに当て、ダウンを奪います。
そのままKOで勝敗が決定しました。
試合後、勝利したYUSHIさんはZENKIさんのことを、「締め技に耐え、打撃が入っても目が死んでいなかった、結構根性があった」と称えています。
実は、この試合ではZENKIさんの体重超過が問題となり、ファイトマネーが一部没収されるなど、試合前から波乱がありました。
この体重超過がZENKIさんにとって痛いマイナスイメージとなっていたのです。
ZENKI(プロ格闘家)の減量失敗について
RIZINへの初参戦で体重オーバーとなったZENKIさんですが、体重をオーバーしてしまうと、どのような影響があるのか調査してきました。
減量に失敗してしまうと、場合によっては試合が中止になり、ここまで減量し調整してきた相手選手にも大きな迷惑がかかってしまいます。
また、タイトルを持っていた選手には榊原CEOより直接、王座はく奪の厳しい措置が宣告されたりもします。
そしてZENKIさんは、今回の一件により「ZENKIと言えば減量失敗」といったマイナスイメージが付いてしまったようで、SNSの投稿でもZENKIさんの名前を見かけます。
最近格闘技界計量オーバー事件多すぎて冷めたなぁ。
全員ZENKIって呼ぶぞ
X(旧:Twitter)より画像引用
ZENKIさんは、応援していたファンや関係者のためにも、今回のブレイキングダウン14で汚名を挽回するつもりでしょう。
ZENKI(プロ格闘家)のwikiプロフィール経歴まとめ
これまで、「ブレイキングダウン14」に出演するZENKIさんについてご紹介してきました。
ZENKIさんのプロフィールと経歴をまとめると、以下のようになります。
ZENKIさんは今回のブレイキングダウン14でYUSHIさんへのリベンジマッチを望んでいます。
また、「仕事と格闘技を半々の生活」「お金があまりない」とも言っており、生活に困窮している様子が伺えます。
一人の格闘家であり、家族を支える父親として、少しでも家族に良い生活をさせたいという強い思いが、ZENKIさんの戦う原動力となっています。
今回のブレイキングダウン14で、YUSHIさんとの再戦がかなうのか、そして勝利を掴んで生活を逆転させることができるのか、これからの動向に目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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