飛び込み界のレジェンド、寺内健。
現在41歳で現役(2022年7月1日現在)これまでに6回のオリンピックに出場しています、まさに飛び込み界のレジェンド。
2021年東京オリンピックでも北京オリンピック以来の決勝進出を決め、オリンピック後も現役を続行し、まだまだ元気いっぱいであります。
今、水泳飛び込み界には玉井陸斗選手という若手のホープがいることをご存じでしょうか?
東京オリンピック高飛び込みで7位に入賞した若干14歳。
これは、2000年のシドニーオリンピックで寺内健選手が5位入賞を果たして以来の快挙だそうです。
現在も元気いっぱいの寺内健さんでありますが、玉井陸斗さんはすでに引退後の後継者とも噂されております。
寺内健さんが41歳、玉井陸斗さんが14歳と親子ほど年の離れた二人ですが、その経歴は若い頃の寺内健選手とそっくりで共通点も色々とみられます。
ここでは、そんな二人の共通点についてご紹介しようと思います。
このブログを読んでわかること
・寺内健と玉井陸斗の共通点について
寺内健の若い頃にそっくり?玉井陸斗との共通点について
寺内健さんと玉井陸斗さん。
二人には様々な共通点があります。
・出身地
・スイミングスクール
・コーチ
・戦績
こちらなのですが、まさに若い頃の寺内健さんを見ているかのような玉井陸斗さん。
では、二人の共通点についてそれぞれ詳しく紹介していこうと思います。
寺内健と引退後の後継者玉井陸斗との共通点① 出身地
寺井健さんと玉井陸斗さんですが、実は出身地が一緒であります。
兵庫県宝塚市の出身で、寺内健さんは宝塚市立光が丘中学校。
玉井陸斗さんは宝塚市立高司中学校でその距離は5~6kmほどの距離となっております。
実家は二人とも公表はされておりませんが、中学校の距離からいってそこまで離れてはいなさそうですね。
同じ市内からオリンピック選手が二人も同じ競技で出ていて、二人とも決勝に進出とは凄いですよね。
では、次は通っていたスイミングスクールについて紹介致します。
寺内健と引退後の後継者玉井陸斗との共通点② スイミングスクール
こちらに関しましては、寺井健さんと玉井陸斗さんの二人とも兵庫県宝塚市内にあります「JSS宝塚スイミングスクール」の出身であります。
馬淵良・かの子夫妻が経営するスイミングスクールで、夫妻の二人ともが元水泳飛び込みの選手であります。
1956年メルボルン、1960年ローマオリンピックに二人で出場しており(妻かの子さんは1964年東京オリンピックにも出場)
娘のよしのさんも1984年ロサンゼルスオリンピックに飛び込みで出場したことのある、まさに水泳一家。
そのスイミングスクールに二人とも所属しておりました。
東京オリンピックにも寺内健さん、玉井陸斗選手の他にも、板橋美波選手、荒井祭里選手と4人もの選手が飛び込みで出場している、名門スイミングスクールであります。

凄いですね!まさに名門スイミングスクール!
こんなすごい所に二人とも通っていたのですね。
もしかしたら、同じスイミングスクールに通っていて二人を見かけた人もいるかもしれませんね。
では、次はコーチについて紹介したいと思います。
寺内健と引退後の後継者玉井陸斗との共通点③ コーチ
寺内健さん、玉井陸斗さんの二人のコーチは同じであります。
「馬淵崇英」(旧名 蘇薇(スー・ウェイ)) という方で、現在59歳(2022年7月1日現在)です。
中国の上海出身で、小学6年生から飛び込みを始めたのですが、飛び込み大国中国ではトップの壁が厚く19歳で指導者となっております。
1988年に語学留学のために来日し、その時にJSS宝塚スイミングスクールの馬淵かの子さんにスカウトされて専属コーチに。
そこで当時競泳選手であった寺内健さんを飛込みに転向させ、馬淵崇英さん自らがコーチを行い数々のオリンピック出場などの実績を持っております。
現在は、玉井陸斗さんのコーチも務めており、その二人が東京オリンピックの飛び込みで共に決勝まで進んだのですから、凄い手腕ですよね。
ちなみに娘の優佳さんも飛び込みの選手で、一時期は引退してましたが、現在は復帰しており2022年の関西選手権で優勝しております。
競泳の瀬戸大也さんの奥様として有名ですね。
まさに水泳一族。
そんなコーチに二人は指導を受けております。
コーチも一緒となると接する機会も多そうですよね、まさに家族のような関係なんでしょうかね?
馬淵崇英コーチも東京オリンピックの二人を見てとても誇らしかったのではないでしょうか。
では、次は二人の経歴(戦績)について紹介したいと思います。
寺内健と引退後の後継者玉井陸斗との共通点④ 戦績
寺内健さんと玉井陸斗さんの戦績は似ております。
二人の戦績の共通点として挙げられるのが
・最年少での日本選手権優勝
・初オリンピックで決勝進出
この二つであります。
日本選手権では、寺内健さんは13歳11か月での優勝、玉井陸斗さんは12歳7か月での優勝と、二人とも当時の最年少記録で優勝しております。
そして、初出場のオリンピックで、二人とも決勝に進出するなど戦績も似ている二人。
(寺内健:1996年アトランタオリンピック 10位 玉井陸斗:2021年東京オリンピック 7位)
玉井陸斗さんは2021年東京オリンピックが初オリンピック出場です。
今後も寺内健さん同様、6回出場、もしかしたらその記録すら塗り替えてしまうかもしれませんね。
でも、寺内健さんも玉井陸斗さんには刺激を受けているそうで、41歳の現在でも現役を続行しており、次回パリオリンピックを目指しております。
もしかしたらパリオリンピックでは二人の表彰台を見ることができるかもしれませんね。
楽しみにしております。
まとめ
ここまで水泳飛び込みの選手である二人。
寺内健さんと玉井陸斗さんの共通点について紹介してきました。
・出身地が同じ(兵庫県宝塚市)
・スイミングスクールが一緒(JSS宝塚スイミングスクール)
・コーチが一緒(馬淵崇英)
・戦績が似ている(最年少日本選手権優勝・初オリンピックで決勝進出)
とこのように共通点の多い二人。
まさに、寺内健さんの若い頃を見ているかのような玉井陸斗さん。
親子ほどの年齢差のある二人ですが、寺内健さんを尊敬する人として挙げている玉井陸斗さんですが、まさに尊敬するお父さんのような存在なのでしょうね。
また、寺内健さんも、若い頃の自分にそっくりな経歴の玉井陸斗さんに刺激を受けているそうです。
息子のような感じでもあり、ライバルのように感じているのでしょうね。
寺内健さんの引退後の後継者としてもこれからの水泳飛び込み界を引っ張っていくだろうと思われる玉井陸斗さん。
しかし、寺内健さんも現在41歳ながら現役を続行しており、二人とも次回オリンピックである、パリオリンピックを目指しております。
もしかしたら、パリオリンピックでは、水泳飛び込みでの初のメダルが見れるかもしれませんね。
それが二人同時であったら凄いですよね、見てみたいです。
今後の二人の活躍を祈っております。
頑張ってください!
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