2023年3月8日に電撃発表されたNHK党の名称変更。
今後は政治家女子48党と名称を変えて活動を開始するそうですが、NHK党今後はは政治団体としては残るという事でありました。
ちょっと何を言っているのかよくわからないと思われた方もいらっしゃるかと思います。
かくいう筆者もよくわからなかったため調べてみたのですが、そのことについてここでは紹介していこうと思います。
NHK党は何が変わったのか？
そして政党と政治団体はどう違うのかについてまとめましたのでご覧ください。
・NHK党は何が変わったのか？
・政党と政治団体の違いについて
NHK党は何が変わったのか？
2023年3月8日の17時から行われたNHK党による記者会見。
こちらはニコニコ生配信にも配信されておりましたが、この記者会見でNHK党の立花党首が発表したことをまとめるとこのようになります。
①立花孝志党首の辞任
②新党首と新政党名の変更について
③政治家女子48株式会社設立について
④政治団体「政治家女子48党」と「NHK党」はそのまま残る
大まかに言うとこんな感じなのですが、ではまずは今回の騒動の大元となった立花孝志氏の辞任の理由についてご紹介致します。
NHK党は何が変わったのか ①立花孝志党首の辞任理由について
まず記者会見では2年7ヵ月もの間、NHK党党首であった立花孝志さんが辞任することとその理由ついて発表されました。
そもそも辞任理由にはガーシー参議院議員が関係しております。
当選してから一度も登院していなかったガーシー参議院議員。
懲罰委員会によって陳謝という処分を受け議会での陳謝をするという事が決まりました。
その時に立花孝志さんやガーシー議員が「3月8日に間違いなく帰ってきます」と発言。
しかし、現実にはガーシー議員は帰国せず3月8日を迎えることとなりました。
そこでその責任を負って党首であった立花孝志さんが辞任するということに発展したようであります。
ただ、表向きはそういうことでありますが、NHKの被害者を救済するという事が生涯の目標でもありライフワークである立花氏。
この活動に注力するためには党首という多忙な職であることに何かと不都合を感じていたそうで、後任となる人を探していたことも事実であったようです。
前々から国政に女性が参加することが望ましいと思っていたことから今回「政治家女子48党」が前面に出るほうが望ましいと考え辞任に至ったという事です。
しかし、ガーシー議員は何故こう頑なに帰国しないのでしょうかね。
その理由についてはこちらの記事でもまとめておりますのでご参考下さい。
ではNHK党の何が変わったのかについてご紹介していこうと思います。
NHK党の何が変わったのか？ ②新党首と新政党名
NHK党の何が変わったのかの一番大きいのが党首と政党名であります。
新党首は大津綾香さんという女性でありました。
大津綾香さんのプロフィールについてはこちらとなります。
生年月日：1992年11月18日（30歳 2023年3月現在 さそり座）
出身地：神奈川県
血液型：A型
元女性子役タレント
建築デザイナー 一級建築士事務所勤務
芸能人かと思えるほどの可愛らしさの女性でありますが、それもそのはず元子役タレントとして活動していた方で、現在は建築デザイナーとして一級建築士事務所に勤務しておりました。
政治に興味を持ったのはNHKの「週刊こどもニュース」で池上晃氏の娘役として、3年にわたって、出演していたことがきっかけとなったそうです。
今回の党首就任にあたっても池上彰さんに報告したそうですが、一言「話題づくりに利用されないように」とアドバイスされたのだそうです。
そして新たなNHK党の党名は「政治家女子48党」となります。
なんとも言いにくい党名ではありますがそもそも政治家女子48党とは2022年11月17日に荒川区区議会議員である夏目亜季さんが結成した政治団体であります。
その設立にはNHK党党首の立花孝志や実業家の堀江貴文や青汁王子こと三崎優太さんやDJ社長などが関わっており、政治活動と芸能活動を並行して行う団体となっております。
大津綾香さんもこちらの政治家女子48党の一員であり、目黒区議選（2023年4月16日告示～2023年4月23日投票）に立候補する予定であります。
大まかにいいますと政治家女子48党の役割は、、政治に関心のない若者たちに呼びかける意味合いや女性が政治に参加するためのハードルを下げようという目的もあるそうです。
この組織の名称を今後、これまでNHK党だった党名と代わって変更するという事になります。
新たな政党の組織のメンバーはこのようになります。
| 役職 | 氏名 | 氏名（前任者） |
| 代表者 | 大津綾香 | 立花孝志 |
| 副党首 | 丸山穂高・斉藤健一郎 | 丸山穂高・斉藤健一郎 |
| 参議院議員（政調会長） | 浜田聡 | 浜田聡 |
| 参議院議員 | ガーシー（東谷義和） | ガーシー（東谷義和） |
| 幹事長 | 黒川敦彦 | 黒川敦彦 |
| 事務局長 | 立花孝志 | 前任者なし |
また、この党名変更に合わせて所属する参議院議員で構成される参議院会派名も「NHK党」から「政治家女子48党」へと変わる事となります。
これはどういうことなのかというと、簡単に言いますとこれまで国会で質問するときに「NHK党の浜田聡ですが」と名乗っていたのが「政治家女子48党の浜田聡」ですと名乗るようになることであります。
女子でもないのにこの名前はちょっと‥。
は、恥ずかしいかも(笑)
簡単に言いますと今回の発表を受けて変わることをまとめますとこのようになります。
・政党名が「NHK党」から「政治家女子48党」に変更
※参議院会派名も同様に変更（代表者は浜田聡さんのまま）
・党首が立花孝志から大津綾香に変更
・立花孝志氏は事務局長となる
変わった点はこの3点となります。
活動内容についてはこれまでNHKに関連した活動はそのままであり、その上で政治家女子48党としての活動も撮り進めていくという事になるようです。
変わった点は以上となりますが、さらに追加となったものもあります。
次はそのことについてご紹介致します。
NHK党の何が変わったのか？ ③新たに設立されたもの
今回の記者会見で発表された中で「政治家女子48党株式会社」の設立が発表されました。
代表者は佐藤さおりさんであり、活動内容はチューナーレステレビの販売が主になります。
こちらのテレビは2年ほど前からゲオやドン・キホーテなどで販売されているテレビであり、地上波を受診するチューナーが入っていないテレビであります。
現在発売されているテレビには必ず地上波を受診するチューナーが入っておりますので必ずNHKと受信契約を結ばなくてはなりません。
しかし、地上波のテレビ番組は全く見ないでテレビはゲームとネット配信を大画面で見るために使いたいという方が近年増えております。
そういう方たちがNHKの集金に対して地上波は見ないと言っても支払い義務が生じ、支払いを拒否すれば最悪の場合裁判となってしまいます。
そのために地上波のチューナーがないテレビであればNHKとの契約は不要になるので開発されたのがこちらのチューナーレステレビとなります。
こちらのテレビを立花氏は中国の会社とおよそ15億円規模の5万台の販売契約を結んでおり、「政治家女子48党株式会社」が中心となって普及させていくと語っておりました。
そんなテレビがあるなんて知りませんでしたね。
NHKの料金を払いたくない人なら本当に欲しいテレビでしょうね。
このようにNHKの被害者を守るというスタンスはそのままであるという点についてはわかりやすいのですが、会見ではちょっとわかりにくい部分もありましたので次はそのことについてご紹介致します。
NHK党の何が変わったのか？ ④政治団体について
ここからがちょっとわかりにくいところなのですが、NHK党という政党は「政治家女子48党」に政党名が変わります。
しかし、NHK党という政治団体は残る事となります。
また、「政治家女子48党」という政治団体もそのまま残るという事でありました。
つまり日本には「政治家女子48党」という同じ名前の政党と政治団体の二つが今後存在することになるそうなのです。
正直なんのこっちゃと思いました‥。
そもそも政党と政治団体って違うの？
ここまで聞いて同様に思った方もいらっしゃるかと思います。
そこで次は政党と政治団体の違いについてご紹介しようと思います。
政党と政治団体の違いについて
政党と政治団体の違いについてご紹介しようと思います。
まずは政治団体についてですが、「政治団体」は、一般に、政治活動を行う目的を有する団体で都道府県選挙管理委員会又は総務大臣に届け出た組織の事を言います。
つまりは政治活動を行いますので認めてくださいと申請を出し、認められた組織の事で、これに認められると、政治活動を行うことが可能となります。
他にも寄付を受けることや政治資金パーティの開催など政治資金に関わる活動を行うことも可能となります。
日本には現在、政治団体が150以上も存在しており、「NHK党」や「政治家女子48党」もそれらのうちの一つとなります。
では次に政党となる条件についてまとめましたのでご覧ください。
・政治団体のうち、所属する国会議員（衆議院議員又は参議院議員）を5人以上有する
・近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票（選挙区・比例代表区いずれか）を得たもの
これらを満たしたものを政党と呼ぶのですが、NHK党には現在議員「浜田聡」さんと「ガーシー」さんの二人であります。
これだけでは政党の要件は満たせないのですが、2022年7月に行われた参議院選挙で得票率2％を達成し、政党としての要件を満たしました。
これによって政治団体と大きく変わることは政党助成金をもらうことができるようになります。
政党助成金について
政党助成金とは、年に4回（4月・7月・10月・12月）に分けて支払われる政党の活動を助成する目的で国庫から交付される政治資金であります。
基本的にどんなことに使ってもいいとされる政党助成金ですが、使用明細は公表しなくてはなりませんのであまりにも逸脱したものは糾弾されることとなります。
NHK党はこちらを合計2億5千万円程支給されており、それをNHKから受信料を請求され裁判になった方たちへの救済活動などに充てております。
NHK党はNHKをぶっこわす！をモットーに選挙活動を行っておりますのでNHKの受信料による被害に遭った方を救済するというのはこの政治理念に反するという事はないと思います。
実は政党助成金は政党の資格を失っても政治団体が存在している限りは支払われ続けます。
現にNHK党は2019年の衆議院選挙で政党要件である2％の得票数を得ていて一度は政党としてようにんされております。
その後、政党としての資格を失ってはおりますが、政治団体としてのNHK党が残っていたため政党助成金を継続して受け取ることができたということになります。
つまりは現在受け取っている政党助成金は以前に政党要件を満たしていた分と2022年7月の参院選で要件を満たした分との合計金額であると言えます。
以上の事から政党としての「NHK党」が「政治家女子48党」と名称が変更になり。
元々あった政治団体の「NHK党」と「政治家女子48党」はそのままであるということになるのです。
NHK党は何が変わったのか？政党と政治団体の違いについてまとめ
ここまで2023年3月8日の記者会見で発表されたNHK党について何が変わったのかという事についてわかりやすくまとめてみました。
【変更点】
・政党名が「NHK党」から「政治家女子48党」に変更
・参議院会派名も同様に変更（代表は浜田聡さんのまま）
・党首が立花孝志から大津綾香に変更
・立花孝志氏は事務局長となる
【追加点】
・政治家女子48党株式会社の設立
目的：チューナーレステレビの販売促進
【変わらないもの】
・政治団体「NHK党」と「政治家女子48党」の存在
【新党首大津綾香について】
（プロフィール）
生年月日：1992年11月18日（30歳 2023年3月現在 さそり座）
出身地：神奈川県
血液型：A型
元女性子役タレント
建築デザイナー 一級建築士事務所勤務
【政党と政治団体の違い】
（政治団体）
・政治活動を行う目的を有する団体で都道府県選挙管理委員会又は総務大臣に届け出た組織
・政治活動行える、寄付や政治資金パーティを開くことができる
（政党）
・政治団体のうち、所属する国会議員（衆議院議員又は参議院議員）を5人以上有する
・近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票（選挙区・比例代表区いずれか）を得たもの
政党や政治団体の仕組みなど理解していないとわかりにくく、僕もどうなっているのだろうと思いましたが、とりあえずは自分でも調べながら理解できたことをまとめてみました。
しかし、美人党首の誕生や、今後のガーシー議員の動向など注目すべき点が山積みでありますね。
今後のNHK党改め政治家女子48党の動向に注目していきたいと思います。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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