将棋の藤井聡太(ふじいそうた)さんが第81期将棋名人戦七番勝負の第5局で勝利し、史上最年少の名人で史上二人目の7冠保持者となりました。
そこでふと思ったのですが将棋って何冠までタイトルがあるのだろう
藤井聡太さんが持っていないタイトルって何だろう?(2023年6月1日現在)
また、誰がそのタイトルを持っているの?
と、このように同じように思った方もいるかと思います。
そこでここではそれらの疑問に答えるべく徹底調査してみました。
・藤井聡太が持っていないタイトルについて
・将棋のタイトルって何冠まであるのか
・藤井聡太が持っていないタイトルの保持者は誰なのか
これらについてまとめましたのでご覧ください。
また、補足と致しまして
・藤井壮太の前のこれまでの史上最年少名人って誰なのか
・藤井壮太の前の最初の7冠保持者は誰なのか
これらについてもまとめましたので合わせてご覧下さい。
藤井聡太が持っていない将棋のタイトルは何?
第81期将棋名人戦七番勝負の第5局で勝利し7冠保持者となった藤井聡太さん。
現在持っていないタイトルについてご紹介致します。
藤井聡太さんが持っていないタイトルは「王座(おうざ)」であります。
では、将棋にはタイトルが何冠あるのかをご紹介致します。
将棋のタイトルは何冠まであるの?
2023年6月1日現在、将棋のタイトルは8冠となっております。
・竜王(りゅうおう)
・名人(めいじん)
・王位(おうい)
・叡王(えいおう)
・王座(おうざ)
・棋王(きおう)
・王将(おうしょう)
・棋聖(きせい)
つまり7冠保持者となっている藤井聡太さんが持っていないタイトルは残り1冠である「王座(おうざ)」を持っていないこととなります。
では次に誰がそのタイトルを保持しているのかをご紹介致します。
藤井聡太が持っていないタイトルを持っているのは誰?
第81期将棋名人戦七番勝負の第5局で勝利し2023年6月現在8冠ある将棋のタイトルのうち7冠の保持者となった藤井壮太さん。
では残りの1冠を持っているのは誰なのか?
8冠まである将棋のタイトルの現在の保持者についてまとめてみました。
タイトル名 | タイトル保持者 | |
竜王(りゅうおう) | 藤井壮太 | |
名人(めいじん) | 藤井壮太 | |
王位(おうい) | 藤井壮太 | |
叡王(えいおう) | 藤井壮太 | |
王座(おうざ) | 永瀬拓矢 | |
棋王(きおう) | 藤井壮太 | |
王将(おうしょう) | 藤井壮太 | |
棋聖(きせい) | 藤井壮太 |
このように藤井聡太さんが持っていない「王座(おうざ)」のタイトルを持っているのは永瀬拓矢(ながせたくや)さんであります。
生年月日 1992年9月5日(30歳)
プロ入り年月日 2009年10月1日(17歳)
出身地 神奈川県横浜市中区
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 安恵照剛八段
在位中タイトル 王座
段位 九段
では、藤井聡太さんと永瀬拓矢による王座のタイトル戦はいつ行われるのかそのことについてご紹介致します。
王座戦はいつ行われるの?
藤井聡太さんが8冠を達成するために行われる王座戦はいつあるかをご紹介致します。
2023年6月現在「王座(おうざ)」を保持している永瀬拓矢さんへの挑戦権を得るための「王座戦挑戦者決定トーナメント」が行われております。
藤井聡太さんは現在ベスト8に進出しており、このトーナメントに優勝すると永瀬拓矢さんとの5番勝負を行う事となります。
正式な日付は決定しておりませんが、例年8月~10月にかけて行われている王座戦
例年通りであれば、藤井聡太さんがトーナメントを勝ち上がった場合2023年10月には八冠達成を見ることができるかもしれませんね。
果たして歴史に残る快挙を今年中に見ることができるのか注目であります。
【補足】藤井聡太の前のこれまでの史上最年少名人って誰だったのか
第81期将棋名人戦七番勝負の第5局で勝利し、史上最年少の名人となった藤井聡太さん。
ではこれまでの史上最年少名人は誰だったのか紹介致します。
藤井聡太さんが史上最年少名人となる前に「史上最年少名人」と呼ばれていた人物は谷川浩司(たにがわこうじ)十七世名人であります。
この時谷川浩司十七世名人が達成したのは、1983年に21歳2か月での達成でありました。
今回藤井聡太さんは20歳10か月の達成となっており
40年ぶりにこれまでの記録を4か月塗り替えるという快挙を達成致しました。
生年月日 1962年4月6日(61歳)
プロ入り年月日 1976年12月20日(14歳)
出身地 兵庫県神戸市須磨区
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 若松政和八段
弟子 都成竜馬
永世称号 十七世名人
段位 九段
加藤一二三以来、史上2人目の「中学生棋士」
中学二年生以下でデビューしたのは史上初
【補足】藤井聡太の前の最初の7冠保持者って誰だったのか
第81期将棋名人戦七番勝負の第5局で勝利し、史上二人目の7冠保持者となりました藤井聡太(ふじいそうた)名人。
では藤井聡太さんの前に最初の7冠保持者だった人物は誰だったのかご紹介致します。
藤井聡太(ふじいそうた)さんの前に最初の7冠保持者だったのは羽生善治(はぶよしはる)九段であります。
羽生善治(はぶよしはる)九段が7冠を達成したのは1996年のことで、藤井聡太さんは27年ぶりにこれを達成したことになります。
生年月日 1970年9月27日(52歳)
プロ入り年月日 1985年12月18日(15歳)
出身地 埼玉県所沢市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 二上達也九段
永世称号 永世竜王(資格)
十九世名人(資格)
永世王位(資格)
名誉王座(資格)
永世棋王(資格)
永世王将(資格)
永世棋聖(資格)
名誉NHK杯選手権者
段位 九段
この時には2023年現在あります叡王が存在しておらず(2017年に設立)
7冠達成は将棋タイトルの史上初の完全制覇として称えられ羽生善治さんには国民栄誉賞が授与されております。
藤井壮太さんが8冠を達成した暁には史上最年少での国民栄誉賞という可能性も、もしかしたらあるかもしれませんね。
※現在の史上最年少はフィギュアスケートの羽生結弦選手の23歳での受賞
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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