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北海道でオーロラが見れる日を予測する方法!観測できる確率の高い日はいつ?【2023年12月予報】

2023年12月1日に北海道陸別町などを中心に観測されたオーロラ。

肉眼ではっきりと見えるのは1989年以来ということで34年ぶりと言われております。

比較的オーロラを見ることができると言われる北海道。

オーロラを見るのって予測できるの?

2023年12月中に再びオーロラを見ることができる日はあるの?

と疑問に思われている方もいらっしゃるかと思います。

そこでここでは北海道のオーロラ観測の予測の仕方や2023年12月でオーロラの見やすい日や場所についてまとめてみましたのでご覧ください。

【何故北海道のオーロラは赤いの?】

このブログを読んでわかること

・北海道のオーロラ観測の予測の仕方
・北海道でオーロラ観測できる可能性の高い日や場所(2023年12月)

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北海道でオーロラを見る方法について(仕組み・予測・場所)

では、北海道でオーロラを見る(観測する)方法についてご紹介していこうと思います。

オーロラの仕組みや予測の方法や見れる場所についてまとめてみました。

まずはオーロラの発生する仕組みについてご紹介いたします。

オーロラの発生の仕組みについて

ではまずはオーロラの発生の仕組みについてご紹介いたします。

こちらをご覧ください。

オーロラは、太陽から吹きつけている高速の荷電粒子の流れが地球の磁場とぶつかり磁気圏を乱す過程で発生します。オーロラは太陽の活動と密接に関係するため磁気嵐が起きるとオーロラが現れる可能性が高まります。
もう少し詳しくみると、高いエネルギーを持った荷電粒子が地球の大気に降下し、超高層大気を構成する酸素原子や窒素分子のイオンに衝突し、これらの粒子にエネルギーを与えます。エネルギーを与えられた粒子は元の状態へ戻る性質があり、このときにジュール熱を発散、粒子特有の波長の光を発します。これがオーロラの発光現象の主な原因と考えられています。

中部電力ホームページより引用

中部電力のホームページに書かれていたオーロラの仕組みでありますが。

ひらけん
ひらけん

な、なにが書かれているのかさっぱり…💦

と思われた方も多いかと思います。

簡単に説明しますと太陽はフレアと呼ばれる電磁波を含んだ太陽風と呼ばれるものを発生させております。

そしてそのうち強烈なものは地球へと運ばれてくるのですが、その時に太陽風の地球の侵入を防ぐために地球の磁場が対抗するのですが。

この時に太陽からの電磁波と地球の磁場がぶつかり合って起こる現象がオーロラであると言われております。

太陽から発生される太陽風と呼ばれる電磁波を含んだものですが、実は様々なものに影響を与えると言われております。

太陽フレア(太陽風)が地球に与える影響

・GPS(位置情報システム)に数十メートル程度の誤差がでる
 (カーナビの位置表示がズレる可能性がある)
・無線通信、短波通信が届きにくなる
・通信衛星、放送衛星などの人工衛星に障害が起こる可能性
・送電線への影響
・停電が起きる可能性

このように電気系統や無線などに影響を与えることがあります。

実は太陽フレア(太陽風)は発生してから地球に2~3日後に到達すると言われており大きな太陽風が発生したときはニュースになることもあります。

これらの太陽フレア(太陽風)の発生について知るのならこちらの宇宙天気予報のホームページがおすすめであります。

https://swc.nict.go.jp/report/view.htmlより画像引用

最新とこれまでの太陽フレア(太陽風)の発生について書かれており

今回北海道で発生したオーロラも2023年11月26日~28日に発生した太陽フレア(太陽風)が原因であるとも言われております。

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オーロラを予測する方法(2023年12月で観測できる確率の高い日)

ですから日本でオーロラを見たいと思った場合、太陽フレア(太陽風)情報をチェックし

これまでに日本でオーロラが観測された地域に行くということがオーロラを観測する可能性を高める方法であると言えます。

宇宙天気予報からオーロラ発生を予測する方法

・太陽フレア(太陽風)が発生した2~3日後がねらい目
・太陽の周期は27日周期だからオーロラの発生した27日後もねらい目

これらのことを踏まえると12月の28日~29日にかけてはオーロラが出る可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

さらに朗報としまして、太陽フレアの活動には周期があり、2025年頃にピークを迎えると言われておりますので。

これから2025年にかけてはオーロラを見れる確率というのは上がってくると言えます。

この機会に北海道旅行や思い切って移住するなどを検討してみてもいいかもしれませんね。

では、次は日本でオーロラが観測された地域についてご紹介するとともに北海道のどこでオーロラが見れるのかを紹介したいと思います。

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北海道のどこでオーロラが見れるの?

日本でもこれまでにオーロラは何度か観測されてきたのですが。

やはり多く見られるのは北海道であります。

これまでに20回以上も観測されてきております。

北海道でオーロラが観測された地域

・厚田、名寄、上士幌、陸別町、母子里・網走雄武町

特に1958年には広島県や山口県でもオーロラが観測されたことがあるのですが、やはり日本でオーロラを見るのなら北海道が一番ベストであります。

今回観測された北海道美幌町や陸別町についてはこの場所となります。

【美幌町】

グーグルマップより画像引用
美幌町オーロラ観測おすすめスポット

・美幌峠

【陸別町】

陸別町おすすめオーロラ観測スポット

銀河の森天文台

他にも雄武町日の出岬でも観測されたという報告もあり、道東方面では観測がしやすいかと思います。

【雄武町日の出岬での観測】

特に網走市から世界遺産に認定された知床方面の付近では

1958年にオーロラが観測されたことを記念して2016年までオーロラファンタジーというイベントが行われていたほどオーロラと縁があります。

Twitterより画像引用

宇宙天気予報をチェックし、北海道のこれまでにオーロラの観測された地域付近に行けばもしかするとオーロラを観測できることもあるかもしれませんね。

特に太陽フレアの活動には周期があり、2025年頃にピークを迎えると言われておりますので。

今から2025年まではオーロラを見るチャンスが増えると言えます。

この機会に北海道へ旅行、または北海道への移住を本気で考えるのもありかもしれませんね。

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北海道でオーロラを見る方法についてまとめ

ここまで北海道で2023年12月以降にオーロラをみる方法についてご紹介してきました。

まとめますとこのようになります。

北海道でオーロラを見る方法について

【発生条件】
・太陽から発生した太陽フレア(太陽風)と地球の磁場がぶつかり合って発生
・太陽風(フレア)が地球に届くのは2~3日後
※北海道のオーロラは2023年12月28日前後の太陽フレアが原因

【太陽フレアが地球に及ぼす影響】
・GPS(位置情報システム)に数十メートル程度の誤差がでる
 (カーナビの位置表示がズレる可能性がある)
・無線通信、短波通信が届きにくなる
・通信衛星、放送衛星などの人工衛星に障害が起こる可能性
・送電線への影響
・停電が起きる可能性

【オーロラの発生を予想する方法】
宇宙天気予報から太陽フレア(太陽風)の発生を知る
・太陽フレア発生から2~3日後がねらい目
・太陽の周期が27日のためオーロラ発生から27日後もねらい目

【北海道のどこでオーロラが見えるのか】
・厚田、名寄、上士幌、陸別町、母子里・網走など北海道道東方面で20回以上観測

このようにオーロラを見る方法は完全に運任せではなくある程度は予測のつくものとなっております。

せっかくオーロラを見ることができるチャンスですからこの機会にチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

また、こちらの記事ではオーロラが不吉の象徴だと言われる由来や何故オーロラが赤く見えるのかの仕組みについてご紹介しておりますのでご参考ください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

宇宙天気予報ホームページ

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