2024年9月2日、格闘家の平本蓮さんがドーピング疑惑を否定する緊急記者会見を開催しました。
この記者会見では、7月28日に行われた『超RIZIN.3』での朝倉未来戦を巡るドーピング疑惑について、平本蓮さんが一切の違反行為を否定し、自身の潔白を主張しました。
今回の会見では、二人の弁護士が平本蓮さんの両脇に座り、まるで彼を守るかのような不思議な雰囲気が漂っていました。
なぜ彼らはそこにいたのでしょうか?
この記事では、記者会見の詳細や、同席した弁護士たちのプロフィール、そして彼らがなぜそこにいたのかを掘り下げて見ていこうと思います。
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平本蓮のドーピング記者会見の内容について
緊急記者会見で、平本蓮さんドーピング疑惑について、以下のポイントで説明を行いました。
ではそれぞれについて詳しくご紹介していきます。
記者会見の内容について ①ドーピング使用の否定
平本蓮さんは、記者会見でドーピング使用を強く否定しました。
彼は、赤沢幸典さんからトレーニング効率を上げるサプリを勧められたが、実際には使用しなかったと説明しました。
そのサプリは購入後、使用せずに梱包されたままであり、ジムの関係者から「風邪薬でもドーピング違反になる可能性がある」と指摘されたため、結局使わなかったと述べました。
また、試合後に赤沢幸典さんから使用の感想を聞かれた際、信頼関係から「話を合わせた」ものの、ドーピングは一切行っていないと繰り返し強調しました。
記者会見の内容について ②赤沢幸典との関係
平本蓮さんは記者会見で、赤沢幸典さんとの関係について言及しました。
赤沢幸典さんが公開した動画は、実際の電話での会話を録音したものであると認め、暴露については「対立関係になるようなことは全く思い当たらない」と語っています。
「赤沢さんがああいうふうに言わざるを得ない状況なのではないかと思いたい」と述べ、彼に対する心配の気持ちも表明しました。
ここで同席している吉野弦太弁護士より、赤沢幸典さんが虚偽の内容を公表している場合に、「名誉毀損などの法的問題になり得る」と指摘。
特に、赤沢幸典さんが意図的に会話を録音し、それを公表した背景に特別な事情がある場合、法的手段に訴える可能性があることを示唆しました。
最後に、赤沢幸典さんとの最後のやり取りが8月4日の電話であったことを明かし、それ以降は連絡が取れていないと述べております。
記者会見の内容について ③フィジカルトレーナーの治療
平本蓮さんは記者会見で、フィジカルトレーナーから「怪我が早く治るし、ドーピング検査に引っかからない」と説明を受けた治療薬を注射で数回使用したことを明かしました。
2024年4月、アイルランドでの修行中に右膝を負傷し、一時は歩けないほどの重傷を負いました。
このため、予定していた修行を1ヶ月早く切り上げ、日本に帰国してトレーニングを再開しましたが、試合まで1ヶ月を切ったタイミングで、回復が間に合わないのではないかと不安を感じていとのことです。
その際、信頼しているフィジカルトレーナーに相談したところ、「怪我の回復を早める注射」をドーピング検査に問題がないからと勧められ、7月に数回使用したと明かしています。
記者会見の内容について ④会見のタイミング
平本蓮さんは、RIZINの公式発表を待たずに自ら記者会見を開いた理由についても説明しました。
「検査結果が出る前に、自分たちで会見を開いて、自分の声明を出した方がいいと思った」と述べ、またSNSなどで声明を出さず、記者会見という形を選んだ理由についても、
「あまりにも騒動が大きくなったので、どういう状態かしっかり把握して、記者会見をやりたいと思った」と説明しました。
これは、直接メディアに語りかけることで、誤った情報が拡散されるのを防ぎ、より信頼性の高い形で自分の立場を明確にするための決断でした。
同席していた吉野弦太弁護士から「人権問題がクローズアップされている中で、今のSNSの状況は看過できない」と発言があり、
「平本選手が自らの口で、SNSではなく報道機関の皆さんにお集まりいただいて直接伝えたいと思っていた」と補足しました。
記者会見の内容について ⑤RIZINの尿検査について
平本蓮さんは、RIZINによる尿検査の結果が今週中に公表される予定であることに言及しました。
「自分は白だと思っているが、RIZINの結果を待ちたい」と述べ、自身が潔白であると信じていることを強調しました。
また、一部では血液検査や毛髪検査を求める声も上がっていることに触れ、「RIZINからの指示に従っていこうと思います」と述べ、必要であれば追加の検査を受ける意思を示しています。
記者会見の内容について ⑥朝倉未来への謝罪
平本蓮さんは、今回のドーピング騒動が対戦相手である朝倉未来に与えた影響についても言及しました。
平本蓮さんは「正々堂々と自信を持って戦ったという気持ちでありますが、このような騒動になってしまい、引退をかけて戦ってくれた朝倉選手陣営にもご心配をおかけした」と謝罪しました。
また、今後の展望について問われた際、朝倉未来さんが復帰した場合に再戦の可能性があるかどうかについて「いつでもやります」と即答し、再び対戦する意思があることを明確にしています。
記者会見の内容について ⑦SNSへの対応
平本蓮さんは、今回の騒動を通じて、SNSの使い方についても見直す意向を示しました。
「今回の騒動で自分が選手としてあまりにも嫌われていると、改めて思った」と述べ、SNS上での反応が自分に対して非常に批判的であることを実感したそうです。
また、「本当は言いたいことを言ってしまいそうですけど、反省しています」と述べ、今後はSNSでの発言を慎重に行う考えを示しました。
さらに、SNS上での誹謗中傷に対しては「薬物中毒者とかいろいろ言われてるので、先生と相談して決めていこうと思います」と、法的措置を含めた対応を検討していることを明らかにしてます。
平本蓮のドーピング記者会見に同席していた弁護士二人は何者?
平本蓮さんが行った緊急記者会見には、二人の弁護士が同席していました。
彼らは、平本蓮さんの法的サポートを行い、証言の信頼性を高める役割を果たしていたと考えられます。
実は、この二人の弁護士はスポーツや企業法務に精通しており、法的トラブルに関する豊富な経験を持つ専門家です。
ここでは、彼らのプロフィールや経歴を詳しく紹介し、なぜ彼らが会見に同席していたのか、その理由を掘り下げていきます。
平本蓮のドーピング記者会見に同席していた弁護士は何者? ①吉野弦太
吉野弦太弁護士は、法廷での豊富な経験と専門知識を活かし、平本蓮のような著名人が直面する法的トラブルに対しても強力なサポートを提供しています。
吉野弦太さんのお姉さんはピアニストで、しばしばコンサートを開いているそうです。
そこに吉野弦太弁護士も参加して講演を開いたこともあるようで、家族想いだったり、姉弟の仲の良さが伺えますね。
平本蓮のドーピング記者会見に同席していた弁護士は何者? ②成豪哲
成豪哲弁護士は、日本国内外の法的問題に精通しており、特に国際取引やスポーツ関連の法務においてその経験と知識を活かしています。
成豪哲弁護士のSNSや普段の私生活について、調べた限り情報がありませんでした…
ただ法律事務所の取締役という事なので、今回の一件にはかなり力を入れて臨んでいることでしょう。
平本蓮のドーピング記者会見に何故弁護士二人が同席していたの?
やはり気になるのが、弁護士二人がなぜ同席していたか、ということですね。
この弁護士たちは、平本蓮さんの発言を法的に裏付け、その信頼性を高めるために重要な役割を果たしていました。
ここでは二人の弁護士の背景や専門性、そして彼らが会見に同席していた理由について考察していきます。
様々な憶測がありますが、以下の要因ではないでしょうか。
平本蓮の記者会見に弁護士二人が同席していた理由 ①ドーピング問題に精通しているため
今回の会見に同席した吉野弦太弁護士は、法務省や検察官としての経験を持つ一方で、金融法や刑事法など幅広い法的分野に精通しています。
彼が特にドーピング問題に精通しているという明確な根拠は見つかりませんでしたが、
元横綱日馬富士関さんの事件を取り扱うなど、スポーツ界での法的トラブルにも対応できる能力があった事が理由の一つではないでしょうか。
平本蓮の記者会見に弁護士二人が同席していた理由 ②赤沢幸典を法的に訴えるため
吉野弦太弁護士は、赤沢の主張が虚偽である場合、名誉毀損として法的手段を取る可能性があると示唆しています。
さらに、赤沢幸典さんがあえて電話を録音し、それを公開した背景には「特別な事情」がある可能性を示唆しました。
この「特別な事情」という表現は、たとえば、赤沢幸典さんが外部から何らかの圧力を受けた、あるいは自身の利益のため、などが考えられます。
吉野弁護士は、記者会見の場で踏み込んだ発言を避ける姿勢を見せつつも、通常の時系列では考えにくい赤沢の行動に対して法的な違和感を抱いているとの発言がありました。
もしかすると、赤沢幸典さんが行った行動の背景などが明るみとなれば、その「特別な事情」が法的な問題に発展する可能性が高いと考えられるため、今回の会見にも同席しているのかもしれません。
平本蓮の記者会見に弁護士二人が同席していた理由 ③証言に信ぴょう性を持たせるため
弁明会見に弁護士が同席するのは、証言に信ぴょう性を持たせるためといった理由の可能性が高いです。
証言の信ぴょう性 ①法的助言
発言が法的に問題ないかどうかを確認し、その場で適切な助言を行うために弁護士が必要でした。
特に、不祥事や法的トラブルに関する発言は、名誉毀損やその他の法的リスクを伴う可能性があるため、弁護士が同席することが重要とされています。
証言の信ぴょう性 ②危機管理
メディアや公衆に対するメッセージを戦略的に管理し、彼の評判を守るためとも考えられます。
会見時に、法的手続きの説明や質問があった場合に備え、質問に適切に回答できるよう弁護士を同席させ、会見の透明性を高める事が狙いのように思えます。
これらすべての理由が考えられますが、特に会見中に平本蓮さんが『本当は言いたいことを言ってしまいそうですけど、反省しています』と発言していたことからもわかるように、
平本蓮さんが記者会見中に感情的になり、予期しない質問や事態が発生した場合に備え、弁護士がその場で適切な対応を行うために同席していた可能性が高いです。
平本蓮のドーピング記者会見についてまとめ
ここまでドーピング疑惑に揺れる平本蓮さんの記者会見についての内容について紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
会見に同席した弁護士二人の謎が解けてきたところで、今回の内容をまとめますね。
平本蓮さんの記者会見では、彼が『超RIZIN.3』での朝倉未来戦を巡るドーピング疑惑に対して、明確に無実を主張しました。
特に注目すべきは、平本蓮さんの会見に同席した二人の弁護士、吉野弦太弁護士と成豪哲弁護士の存在です。
考えてみれば、検査結果がまだ出ていない中で、いち早く記者会見を開くとなると、特にSNSでの炎上を考えると、発言には慎重にならざるを得ないですよね。
そういった状況から二人の弁護士が同席したのだと思います。
会見後、平本蓮さんはSNSでも検査結果の発表を待つようコメントしています。
RIZINの発表は9月5日(木)18時に東京都内で記者会見が予定されており、榊原信行CEOと3名の医師が登壇する予定となっており、こちらも万全を期しての会見となりそうです。
注目の結果に期待が集まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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